2021年1月18日(月)第7週「好きになれてよかった」
あらすじ
鶴亀撮影所の女優になって間もなく、初めての撮影現場での千代の振る舞いが監督のジョージ本田を激怒させてしまいました。その翌日、先輩女優たちの嫌がらせにより千代は撮影現場に遅刻しました。
撮影場面の説明を事前に受けていなかった千夜は撮影でまたしてもヘマをし、撮影現場を混乱におとし入れてしまいました。失敗続きで落ち込む千代を気遣ってくれるのは助監督の小暮だけでした。
小暮は千代を励ましました。いい演技をして、いつか先輩女優たちを見返すようにと。そして、実力で先輩たちを見返した女優が撮影所に一人いることを小暮は千代に教えました。その女優の名は高城百合子でした。
小暮が千代を励ました言葉。そして、数多くの仕事をこなせという洋子の助言で千代は大いに発奮しました。その翌日の朝、千代は気を持ち直して撮影所にやって来ました。しかし、千代の出番はなくなっていたのでした。
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予習レビュー
今週のサブタイトルは「好きになれてよかった」。
千代ちゃんの恋が描かれます。
しかし「好きになれてよかった」は過去形。
ちょっと切ない恋が暗示されているようなサブタイトルです。
さて、恋が描かれる週の最初の回は、おなじみ「ヒロインの天敵」の登場です。
これまで、面倒くさいキャラたちにもまれながらここまで来た千代ちゃんのことです。
天敵も千代ちゃんにとっては恐れるほどの相手ではない・・・
と思いたいのですが、相次ぐ天敵=先輩女優からの嫌がらせと、それがきっかけの仕事上での失敗で千代ちゃんは珍しく落ち込んでしまうのだとか。
そして落ち込む千代ちゃんを励ましてくれるただ一人の存在。
助監督の木暮くんが、千代ちゃんが恋する相手です。
また、千代ちゃんが自分の恋心を自覚したその時、一平くんが再登場するという、実に思わせぶりな展開がいっぱいの一週間になりそうです。
コメントへの返信 by 朝蔵
小山田先生の笑顔を偲ぶ秘書(名乗る程のものではございませんさん)
あの物静かな秘書の男性が「アメリカ帰り」ですか!?
ギャップが大きすぎますね。
リアルに「立ち回り」(よるは去ったさん)
「リアルに立ち回り」の場面を演じた作り手の方々は、立ち回りすることなく撮影が進んだと信じたいです。(笑)
明確に悪意を出してきた初めての人々(二代目魁光さん)
岡安のライバル芝居茶屋のお茶子たちも悪意をむき出しにしてきましたが、千代ちゃんは軽くあしらいました。
今度の悪意むき出し天敵は手強いですね。
場違いの場面で喜んでしまう(boxster981さん)
千代ちゃん、意外に空気が読めないキャラのようです。(笑)
役者さんって凄いな〜と(二代目魁光さん)
ブログ主も全く気が付きませんでした。
本当にすごい仕事だと思います。
テロップで遊び(二代目魁光さん)
大阪の遊びは全力でやってほしいです。
撮っていた映画は雄呂血ぽかったです(還暦のたつおさん)
ブログ主もそう思いました。
かなり昔にリバイバル上映を観たことがあり、場面の数々を覚えていました。
悪気がなくとも目立ってしまうキャラ(boxster981さん)
空気を読まず周囲に埋没しないからこそ突き抜けた存在になれるのかもしれません。
外から映画の世界に憧れているだけの、ただの素人(たいとうみほさん)
撮影所の「監督」はアメリカ帰りという理由だけで監督になった人ですが、意外に業界のことには通じていたのかも知れません。
映画のいろはも知らないで(丹善人さん)
三船敏郎さんも映画のいろはを知らないに限りなく近い状態でオーディションを受けたらしいですね。
一生の仕事である女優になる前のインターバル(秋桜おばさん)
「大阪のお母さん」と呼ばれる日までハラハラドキドキが続くかも知れませんね。
九官鳥は、ないだろう~(オペラ座の怪人さん)
『ちりとてちん』へのオマージュかも知れません。
ミカ本田さん強っ!!(重信六三郎さん)
クセの強い監督が普通の人に見えるほどでした。(笑)
あの旦那にしてこの嫁(名乗る程のものではございませんさん)
一瞬の登場でありながら強烈なインパクトを持ったキャラでした。
感想
新種のハードル
これまで、千代ちゃんの前に立ちはだかった高いハードルの数々。
岡安のごりょんさんは、物言いは厳しかったけれど筋の通らないことは決して言わない人でした。
山村千鳥一座の千鳥さんは、時に理不尽なことも言いましたが、すべては仕事への厳しさと自分自身への厳しさから出た理不尽さでした。
しかし、今週から本格稼働した先輩女優たちによるハードルはこれまでとは異なります。
筋が通っているか通っていないかなど、そんなことははなっから頭にはありません。
先輩女優たちには仕事への厳しさもなければ、自分自身への厳しさもない。
「ワンサ」に甘んじているストレス発散をしているだけ、単なる嫌がらせです。
そして嫌がらせが功を奏して千代ちゃんは出番を失いました。
これに味をしめた先輩女優たち、さらに図に乗ってくるかもです。
しかし、これくらいのことは、これまで同様に乗り越えてほしいと願わずにはいられません。
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ミカ本田としてはあの旦那にしてこの嫁という感想ですが・・・
しかし、ウイカさん、絶滅した言い回しかもしれないのですがイイ女(スケ)だわ。個人的な感想!
ミカ本田さん強っ!!( ゚A゚ )
この人、一体何者ですか?
どうやら、ただの監督の奥様ではなさそう…。
助監督さん、
いい味出してる~
高城百合子~、
冷たいな~~、
思い出せよ~、
九官鳥は、ないだろう~
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
でも、まあ、
千代ちゃんも、がんばりや~
名前がなくなっても、がんばりや~
君は明るくって、可愛いんだから!
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
岡安も、千鳥一座も、失敗してハラハラする場面は少なくて、みんながびっくりするくらい仕事覚えが早くて安堵したものですが、今回はこのハラハラがもう少し続くのでしょうか。
一生の仕事である女優になる前のインターバルだから、それなりの尺を取っても仕方ないんでしょうね。
マキノ省三監督とか、阪妻とか、目玉の松ちゃんとか、名前しか知らないが、
杉山あかねさんが夢中になる裏側が来ました。
しかし、映画のいろはも知らないで、よく飛び込みましたよね。
思わぬ所で「監督」(カフェーの方の)が馬脚を露したのがツボでした。外から映画の世界に憧れているだけの、ただの素人だったんですね。実際の映画撮影の現場や実情は、洋子さんたちの方がよく知っていた。むしろそちらの方が、映画女優を目指す千代ちゃんにとっては「キネマ」で働けた事が大きな僥倖でした。
ブログ主さんの千代ちゃん「空気が読めないキャラ」で思い出したこと
数年前放映された『トットてれび』で黒柳さんが創成期の収録で目立って現場を乱したこと
おちょやんは実話かどうか不明だがいつの時代にもいるんですね
悪気がなくとも目立ってしまうキャラが…
ファーストサマーウイカ(初夏)さん、あさイチ出演ありました
千代ちゃん、洋子さんの言葉で軌道修正できました。でもなんか、まだまだ前途多難。あと撮っていた映画は雄呂血ぽかったです。
思っちゃったからしょうがないコーナー
「作るシャシンは全て当たるという鬼才、映画監督」
ついにテロップで遊び始めましたね…笑
アメリカかぶれの時代劇監督のジョージ本田氏の中の人こと川島潤哉さん。
実は「エール」の小山田先生の秘書役と同一人物です!
キャラが違いすぎて最初は全く気づかず驚きです(笑)
役者さんって凄いな〜と。
大部屋のいけずの女優たちに囲まれ辛い毎日の千代ちゃん
そんな千代ちゃんを見守ってくれる助監督の小暮
撮影所の基本を教え失敗ばかりの千代を励ます二人の恋バナが今週のエピソード
千代ちゃん、エキストラ出演中お団子の失敗で監督を怒らせ撮影から外されてしまう
翌日時間通り出勤し読み合わせを欠席して場違いの場面で喜んでしまう
大部屋の先輩たちが意地悪をしているのは所長の口利きで入ったようなものだから
小暮は千代が憧れた高城百合子を引き合いに激励するが百合子は千代を覚えていなかった
それでも小暮の激励は千代を前向きにさせたがしかし
次の日、出番の掲示に自分の名前が無い…
このドラマの常として何らかの予想の裏切りがある事からすると
高城百合子は千代ちゃんを思い出して何らかの恩返しをしてくれるはず
しかしそれはそんなに単純なものでなく何らかの仕掛けがあるだろう
代役の伏線もまだ利いているだろうし…
撮影所の煮ても食えない面々…笑
大部屋女優達は何も教えてくれず、キネマのみんなが教えてくれる有様とは…。
最後は千代の役剥奪。
明確に悪意を出してきた初めての人々ですね。
作中での本格的な「悪役」登場です。
でも千代は無敵なので、何とかなるんだろうなぁと思ってはいますが…笑
真治「いつものことやから・・・・・・・。」
まあ、役者陣とスタッフ陣とかの衝突はよくあることでしょうけど、「立ち回り」を撮影している人たち自身がリアルに「立ち回り」始めちゃうとか笑えまんな。
『エール』で裕一さんに手紙を渡し小山田先生の笑顔を偲ぶ秘書
『おちょやん』で所長の下ネタに付き合いガッデムと叫ぶアメリカ帰りの映画監督
中の人は同じなんですよね。
別に朝ドラでいろんなキャラ演じるのは珍しいことではないのですが、前作と今作出演のインターバルが短いためちょっとした衝撃。