おちょやん

鶴亀家庭劇の公演が中止 / おちょやん 第58回

2021年2月24日(水)第12週「たった一人の弟なんや」

あらすじ

13年ぶりのヨシヲとの再会に千代は心から感激しました。その直後に鶴亀家庭劇の興行がすべて中止に追い込まれる事態が発生しました。鶴亀本社に「劇場を燃やす」と脅迫電話が入り、興行は中止を余儀なくされてしまったのです。

その脅迫電話をしたのはヨシヲと、ヨシヲを操る仲間たちでした。ヨシヲの仲間は、鶴亀を潰して興行権を奪い取ることを依頼されていました。ヨシヲとその仲間たちの会話を、一平は偶然聞いてしまいました。

一平はそのことを千代に告げました。しかし千代は一平の言葉を信じようとはしませんでした。ヨシヲも一平の疑いを否定しました。そんなヨシヲの頭から一平は水をかけました。するとシャツの下に刺青が浮かびあがってきました。

素性がばれたヨシヲは自分の気持ちを語り始めました。ヨシヲはテルヲだけでなく千代のことも恨んでいました。一方で千代はヨシヲを見捨てることができませんでした。そして、ヨシヲの心を変えたいと一平に告げるのでした。

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予習レビュー

前回に引き続き、千代ちゃんとヨシヲくんの再会エピソードです。

前回、そしておそらく今回の前半まで。

千代ちゃんとヨシヲくんの再会は一点の曇もないほどの喜び事として描かれるかと思います。

とりわけ官憲の取り締まりが厳しくなり芝居が自由にできなくなりつつある時代。

暗くなりつつある世の中にあって、ヨシヲくんとの再会は千代ちゃんにとってはこれ以上望めないほどの明るい出来事のはず。

しかし、今回の後半から雲がたれこめてくるようです。

鶴亀本社への脅迫電話。

その脅迫電話にヨシヲくんが関わっているらしいという一平くんの情報。

暗くなり始める時代の中での一点の明るいエピソードは、実は時代以上に闇が深いものになりそうです。

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コメントへの返信 by 朝蔵

美空ひばりさんには、溺愛していた実弟(還暦のたつおさん)
詳細ありがとうございます!

一生笑うて生きていくねん(よるは去ったさん)
本当に切ない笑いです。

ヨシヲの幸せは金を稼ぐこと(二代目魁光さん)
金を稼ぐことだけだったらまだいいですが、そのためなら他人などどうなってもいいという考え方が残念すぎます。

ヨシヲ君と典男君(たいとうみほさん)
人生はほんの少しの違いが大きな差を生んでしまうんですね。

「日本侠客伝 雷門の決闘」(還暦のたつおさん)
今回のお話とよく似た映画があるんですね。

探偵に転職(丹善人さん)
おっしゃる通り、一平くんは探偵職で才能を発揮しそうです。

「あれ」が入っていたのかしら?(オペラ座の怪人さん)
「あれ」が入ってました。

岡田嘉子(二代目魁光さん:16週)
小暮くんの再登場の理由はそこですか!(驚)

祠に何をお参りしていたのか(秋桜おばさん)
ヨシヲくんもあの残念なお父ちゃんの被害者なので救いが用意されていてほしいです。

本当にコイツら信用出来るのか!?(二代目魁光さん)
お父ちゃんよりは信用できる。それくらいの感覚でいるのかもしれません。

うちがあんたらを捨てたんや!!(重信六三郎さん)
あの時の千代ちゃんの言葉を期せずしてヨシヲくんが受け止めてしまったみたいですね。

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感想

二人の「弟」の違い

ヨシヲくんの悪行がここまではっきりと暴かれることになる展開は意外でした。

少しづつ明らかになるようなソフトな展開を予想していたので、今回は話についてゆくのがやっとです。

それはともかく、誰と出会うかが人生をここまで変えてしまうとは。

思い出すのは前作『エール』の大将の弟です。

大将の弟と千代ちゃんの弟は、少年時代に家出をするところは一緒です。

大将の弟と千代ちゃんの弟も、乱暴な父親から逃げ出したという点でも一緒です。

そして、身寄りもいない見ず知らずの土地で出会った人に助けられたのも一緒。

大将の弟と千代ちゃんの弟も食べることに困る事態だけは防げました。

しかし、出会った人が違いすぎました。

そして、出会った人が違いすぎたその結果は・・・

大将の弟は、兄を想い続けていました。

一方で千代ちゃんの弟は、姉を恨み続けていました。

出会った人の違いが、人の人生をここまで変えてしまうのか。

それ以外に、二人の「弟」の違いを生じさせる要因はあるのか。

ヨシヲくんの心の闇を見てみたいという気もしますが、このエグい展開は今週限りにして欲しいとも思うブログ主でした。

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POSTED COMMENT

  1. ひるたま より:

    ドラマの内容と直接関係ない内容ですが…。
    本作のヒロイン千代ちゃん・ヨシヲくん姉弟も含めて、家族から愛情を受ける事無く成長している方達が世の中には何と多い事かと、最近つくづく感じています。本作の時代(大正~昭和初期)も、令和の現在も残念ながら一定数いるのが現実のようで。(もっとも千代ちゃんの場合は「岡安」の人達から家族同然の愛情を受けて成長出来たので、100%は該当しないかもしれませんが)

    ドラマそして現実共に見ていて感じています…自分も含めて曲がりなりにも家族に恵まれ、親からの愛情を受けて成長出来る事自体が一種の《奇跡》なのかもしれないという事を。
    前作『エール』での浩二のセリフ「周りの愛が当たり前だと思うなよ」が個人的に今、心に響いています。

  2. 重信六三郎 より:

     コイツ、やっぱり本物のヨシヲ君でしたね…。(T_T)(昨日の僕のコメント参照…。)

     千代ちゃんがどんな思いで自分の下を去ったのかは、この時のヨシヲ君には幼な過ぎてまだ理解出来ず…、

     泣きながら大声で何度も呼んだのに、振り返りもせずに姉やんは自分を置いて出て行ってしまった…。

     今でもそう思っているのでは…。

     この時千代ちゃんがテルヲさんに言い放った言葉…、

     「うちは捨てられたんやない!!うちがあんたらを捨てたんや!!」

     千代ちゃんの思いとは裏腹に、この時の“あんたら”の中には、ヨシヲ君も入っていたのですね…。

  3. 二代目魁光 より:

    祝言の日に千代はヨシヲのことに気づかなかった。
    これでヨシヲがスイッチを入れてしまいましたね。

    結局信用できるのは兄貴たちという認識を強くしてしまう結果になってしまいました。

    だけど、ヨシヲ!
    本当にコイツら信用出来るのか!?
    ハッキリ言って今のお前は鉄砲玉だぞ!
    上手くいかなかったら尻尾切りで即終了やで。

    恐らく頼れる人が今後いなくなるでしょう。
    ここからが運命の分かれ目。

    千代を頼るか、自暴自棄になるかの二択です。
    後者の場合、待ち受けるのは以前から予想している戦争のbadエンドでしょうね。
    出来れば前者になって欲しいんですが…。

  4. 秋桜おばさん より:

    いや、マジで辛い展開です。
    離れてしまってからの年月、どんな人と出会ったかで人生が大きく違ってしまったんですね。
    祠に何をお参りしていたのか…そこに少しの救いがありますように。

  5. オペラ座の怪人 より:

    ヨシオのことは、昨日「怪しい」と思ったら、
    今日は、もう、化けの皮が剝がれちった。
    やれやれ。

    予習をしない主義なので、
    今日の展開は全く分かっていなかったんだけど、
    ヨシオが「ブラック」ってことは、皆々様には分っていたのかしら?

    小さい画面で見ているので、良く分からなかったけど、
    一平が水をかけたら、ヨシオの体に、
    やくざさんに「あるある」の「あれ」が入っていたのかしら?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 丹善人 より:

    週5日制のおかげで、テンポが速くて助かります。
    1日でヨシヲの正体がばれて、まあどこまでも信じたい姉の気持ちは別として、
    隠し通すという、視聴者にとってはイライラがつのる展開にならずに
    すんだのでやれやれ。
    「偶然聞いてしまった一平」と書いてあったけれど、偶然じゃないですよね。
    怪しいと思って付けていった結果事実をつかんだという。
    探偵に転職した方がいいのかも。

  7. 還暦のたつお より:

     そういえば、昔、「日本侠客伝 雷門の決闘」という映画がありました。これは昭和初期の浅草で、善玉のやくざ高倉健さんと藤山寛美師匠の応援する興行主の芝居を、悪玉のやくざが妨害しようとして抗争に発展するという話でした。監督は名匠マキノ雅弘。この手の映画は実話ベースの物が多いからこんな話はたくさんあったのだろうなあ。 ショウビズといわゆる反社会勢力が切り離されるのはつい最近の話です。小さな神社で悪役が悪だくみするのも定番ですね。彫り物とタトゥーの違い、時代の差を感じます。ヨシヲと同じようなセリフを「仁義なき戦い広島死闘編」で大友勝利役の千葉真一さんが言っていたような気がします。 

  8. たいとうみほ より:

    ヨシヲ君と典男君、私もまったく同様の事を考えました。人生の歯車がちょっと狂ったら典男君がヤクザでヨシヲ君が幸せな家庭を手に入れたかもしれない。あるいは、ヨシヲ君が人気役者になり千代ちゃんがヤクザの情婦になった可能性だってあった。大人なら1度飛び込んだ世界が「ここヤバイ」と判断して逃げ出す事もできるが子供にはそれがわからない。今いる世界を受け入れて生きていくしかない。「エール」と時代設定が同一なだけに尚更、一見同じように見える物事にも複数の視点を当てないと、誤ったものの見方をしてしまうと痛感します

  9. 二代目魁光 より:

    テルヲはキングボンビーなら、ヨシヲはキングボンビーデストロイ号に変貌していました…。

    桃鉄の物件駅を通るだけで全ての物件を燃やすボンビー最終形態です。

    ヨシヲの幸せは金を稼ぐこと。
    人間の幸せの一つですが、法を犯し人を巻き込むことは許されない愚挙です。
    千代も弟を庇いたい気持ちも分かりますが、心を鬼にして警察にぶち込んで欲しい。
    ヨシヲが反社と手を切り更生できる有力な手段です。

    逆恨みを増長させるかもしれないし、また組に戻るかもしれません。でもそうなったらそこまで。

    テルヲの時もそうですが千代は詰めが甘く、情けをかけるところがありますが、これじゃ本人のためになりません。

  10. boxster981 より:

    ねらいはやはり鶴亀をつぶすこと
    興行の権利を奪うのが目的らしい
    やはり裏は同業者らしいことが伺える
    ヨシヲは内情を探るために利用されていた

    一平に水をかけられて豹変するヨシヲ
    変わりようも長めの独白も中々良かった

  11. 還暦のたつお より:

    美空ひばりさんには、溺愛していた実弟がいたのですが、悪い仲間にそそのかされて暴力団の組員になってしまいます。そのことが発覚して、ひばりさんは長年連続出場していた紅白歌合戦に出場できなくなります。さらに、ひばりさん、実弟ともども世間のバッシングを受けます。そのことと、乱れた生活がたたってか、実弟は早逝
    します。実弟には、幼い息子がいたのですが。実弟は妻と離婚して身寄りが無くなった為、ひばりさんはこの甥御さんを養子にして育てました。ひばりさんの死後この養子はひばりさんの遺産や管理をする会社の運営を任されていたのですが、最近この会社は破産したのではないかという噂を聞きました。

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