おちょやん

千代と万太郎が対峙する / おちょやん 第68回

2021年3月10日(水)第14週「兄弟喧嘩」

あらすじ

鶴亀家庭劇の座員・小山田が、万太郎一座の台本を盗み見しようとして、万太郎一座の座員に見つかってしまいました。知らせを受けた千代が万太郎一座に足を運ぶと、千代の前に万太郎が姿を現しました。

勝負に対して自信満々の万太郎は千代に言いました。盗み見などまったく問題ない。台本は好きなだけ見せてやる、知りたいことがあったらなんでも教えてやると。その言葉を聞いて千代は万太郎に尋ねました。千之助との間に、過去に何があったのかと。

万太郎は答えました。万太郎と千之助の二人が組んだ喜劇は道頓堀で人気を集めていました。そんなある日、万太郎は千之助の出番をなくした上に、座員たちの前で千之助を笑い者にしたのです。

万太郎が千之助を捨てたのは、それが面白いから。ただそれだけの理由でした。万太郎から話を聞かされた千代は万太郎に対して怒りを隠そうとはしませんでした。そして万太郎一座との対決で勝ってみせると、千代は万太郎に告げるのでした。

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予習レビュー

前回、万太郎さんを意識するあまりに空回りをしてしまる千之助さんが、台本の出来栄えを一平くんから酷評される場面が描かれました。

さて、千之助さんは今回もおかしな行動を続けています。

今回は元歌舞伎役者の小山田さんを間者として万太郎一座に放ちました。

そして小山田さんは、万太郎一座の面々に捕まってしまいました。

しかし、間者を放たれたくらいのことで万太郎さんはまったく動じません。

動じないどころか、何でも教えてやる、答えてやると、自信たっぷりの様子を千代ちゃんに見せつけます。

そんな中で、ついに万太郎さんの口から、千之助さんと万太郎さんの過去にあったことが明かされます。

実に男臭い男と男の確執ドラマの始まりです。

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コメントへの返信 by 朝蔵

千之助君に抜かれるのを内心おそれていたのかな(よるは去ったさん)
万太郎さんが千之助さんに言いました。

独りよがりの芝居に合わせるのはもう飽きたと。

裏を返せば千之助さんのペースに引きずられっぱなしだったわけですね、万太郎さんは。

気にもかけず即ポイ(二代目魁光さん)
万太郎さんの中での千之助さんの存在はかなり大きいみたいですね。

腰巾着が勇気を振り絞ってNO(二代目魁光さん)
他の誰よりもはっきりと言いましたね。

お笑いモンスター万太郎(還暦のたつおさん)
モンスターという呼び名がぴったりですね。

本当に恐ろしい人物です。

見所があるキャラ(丹善人さん)
百久利は、ただのスネ夫ではなかったようです。(笑)

脇や裏をしっかり固めてくれる人がいるからこそ(たいとうみほさん)
前作『エール』のヒロインのお父上の金言を千さんに聞かせたいです。

今日の百久利さん(重信六三郎さん)
千さんを誰よりも理解しているという自負心が泣かせてくれました。

「愛の鞭」みたいなオチ(オペラ座の怪人さん)
そんなオチで安心させて欲しいです。

万太郎さんがそこまでイケズな人なんかなぁ(秋桜おばさん)
万太郎さんの本当の気持ちを早く知りたいですね。

『エール』の小山田先生と同じ(重信六三郎さん)
小山田先生と同じだと、千さんにとって少しは救いになるかもです。

自分はそこまで認められていた(=恐れられていた)のかと、千さんが考えればのことなのですが。

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感想

万太郎さんの本心

いつだったか万太郎さんが千代ちゃんの芝居を見て感心し、大山社長に千代ちゃんの名前を尋ねる場面がありました。

その小さなエピソードがさりげなく回収されました。

小山田さんの偵察がバレて万太郎一座の座員たちに捕まり、そこに万太郎さんが姿を表したとき、万太郎さんの口から真っ先に出た言葉は・・・

「竹井千代さん」

千代ちゃんの名前でした。

名前をしっかりと覚えていたなんて、万太郎さんは千代ちゃんの才能を本気で認めていたということなのでしょう。

そして相手が千代ちゃんだからこそ、イタズラ心を起こして手の内をすべて明かして面白がっていたのかもしれません。

そして、その千代ちゃんから嘘つき呼ばわりされたからこそ、万太郎さんは千之助さんとの過去を話す気になったのでしょうか。

ただし、今回の万太郎さんの話だけでは、万太郎さんが千之助さんを捨てた理由が今ひとつ見えてきません。

万太郎さんの本心、金曜日の回あたりにはもっとはっきりと描かれるのでしょうか。

百久利さんを見直しました

あの百久利さんまでもが千之助さんの台本を面白くないと言い切ることに驚きました。

泣きながら面白くないと訴える百久利さんの姿を見ながら思いました。

百久利さんは千之助さんのことを本気で尊敬しているのだ、本気だからこそ面白くない台本に深く失望したのだと。

百久利さん、立場の強い者に取り入っているだけの軽薄な男ではありませんでした。

百久利さんを見直しました。

千之助さんも百久利さんの気持ちを理解してほしいものです。

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POSTED COMMENT

  1. 重信六三郎 より:

     今日の所は、万太郎さんの口から語られたのは一座から千之助さんを追い出した経緯だけで、理由までは語られませんでしたが…。

     「面白いから…。」では無い事は容易に察しが付きます…。

     要は、裕一さんの底知れぬ才能を感じ取り、自分が潰される事を恐れて裕一さんを赤レーベルへと追いやった、『エール』の小山田先生と同じですね…。

  2. boxster981 より:

    息子がいつもお世話になってます、という冗談に本音が隠れていたようだ
    万太郎にとって千之助は師弟関係でいえば甥弟子筋にあたる
    あるいは年の離れた末弟だ
    色々な事情はあろうが芸風が異なる以上手元におけば潰してしまう
    道頓堀を代表する筆頭一座である以上大山社長の期待や希望も承知していたに違いない

    しかし図らずも千代に火がついてしまった
    空気が読めていないのはいつものパターン
    まだまだ成長の余地があるということか…

  3. 秋桜おばさん より:

    初代天海さんを見込んだ千之助さんの人を見る目は確かだし、一平ちゃんのこともちゃんと先を見通して厳しく当たって来たと思う。そんな千之助さんがあれだけ慕って来た万太郎さんがそこまでイケズな人なんかなぁ。
    千代ちゃんに語ったエピソードが全てだったのかちょっと気になって、そうではない可能性があることを期待してます。

  4. オペラ座の怪人 より:

    私も千代ちゃんと同感で、
    万さんの、千さん追い出しは、
    いくらなんでも、ひど過ぎると思いました。
    一応、万さんによる「愛の鞭」みたいなオチがつくんでしょうけど。

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  5. 重信六三郎 より:

     福助君がただのアホボンでは無いと分かった時も驚きましたが…、

     今日の百久利さんはその時以上の驚きです…。

     いつかは、千之助さんの右腕になってくれたらいいですね…。

  6. たいとうみほ より:

    千代ちゃんが御寮さんへの愚痴で「いい本書けるのは誰のおかげだと思ってるんだ」とブチ切れていましたが、一座の中での千之助さんもそれに近いのかもしれません。華のあるフロントがその華を存分に発揮できるのは、脇や裏をしっかり固めてくれる人がいるからこそ。フロントを務める人はだからそういった方にリスペクトを払わなければいけない。エースで4番が1人でチームを引っ張っていると思い上がっていたらチーム力は行き詰ります。他のメンバーはエースの家来ではないのですから。残念ながら千之助さん、自分が一座を引っ張っているという思いのすぐ裏に、他の座員への不信と軽視を併せ持っているように見えます。万太郎さんが敢えて芝居から千之助さんをはずしたのは「お前がいなくても笑いは取れるんだぞ」というのを見せたかったからではと思いました。

  7. 丹善人 より:

    万太郎、千之助、百久利、十郎、五郎、一平とつなげますか。
    腰巾着が自我を持ち出しました。初めて見所があるキャラになりました。

  8. boxster981 より:

    最後のシーンで千之助が出ていく場面があった
    これはどんでん返しの伏線
    ここからどう立ち回って家庭劇に戻るかが今週後半の見どころとなるだろう
    それでも万太郎に勝てる訳ではないかもしれないが千さんの解脱にはつながるようだ

  9. 還暦のたつお より:

     才人、怪人板尾の面目躍如、台詞は棒読みに近いのですが、それがかえって、演じる人物の底知れぬ怖さを、凄みを感じさせます。「鶴亀かてん劇」思いっきりなめられているなあ。百久利さん、親身の忠告が裏目に出てひどい目に。まるで、セルジオ・レオーネのような万太郎の顔のアップ。今回の解雇劇はなんとなく千さんの方に落ち度があったような、それでも万太郎の千さんへの仕打ちはあまりのひどい。お笑いモンスター万太郎恐ろしい奴。

  10. boxster981 より:

    鶴亀は万太郎に対抗させることで道頓堀の底上げを狙い「家庭劇」を競わせた
    以上が公式解説を下敷きにした背景だろう

  11. 二代目魁光 より:

    百久利…。オメェ成長したなぁ…(泣)

    千さんファーストから家庭劇全体を考えて物が言えるようになったんだなぁ…。

    千さんよ…。ちったぁ冷静になれ。
    可愛がっている後輩があんだけ成長したのに先輩の千さんが退化してどうすんじゃい!

    腰巾着が勇気を振り絞ってNOと言った事実がどういうことか冷静になって考えてみろ!

  12. boxster981 より:

    おちょ簿によればモデルとなる「曽我廼家兄弟劇」は日本で初となる喜劇団
    曽我廼家五郎と曽我廼家十郎は二枚看板であった
    兄弟劇は「曽我廼家五郎劇」と「曽我廼家十郎一派」に分かれる
    このうち万太郎のモデル五郎率いる「曽我廼家五郎劇」はその後長く圧倒的な人気を誇る

    一方「曽我廼家十郎一派」を率いた十郎(登場しない)は「天性の喜劇役者」と呼ばれ
    にわかの要素であるダジャレやパロディーを主にし舞台にあらわれただけで笑いを誘った
    この十郎に弟子入りしたのが仙之助のモデルの曽我廼家十吾だから最初から相容れない

    喜劇の考え方が根本的に異なっていたものと思う
    泣かせて笑わせる人情喜劇を得意としたのはリアル万太郎の方
    鶴亀は万太郎に対抗させることで道頓堀を「家庭劇」を競わせた

  13. 二代目魁光 より:

    今日の回想シーンは万太郎師匠が語ったことをそのまま受け取った千代視点ですね。

    ただ万太郎師匠と千さんの間に何が起こったのかをただ映像にしただけで真意が全て隠れてしまってますから…。
    そりゃ千代もそんな反応になりますし、千さんは完全にブチ切れるでしょうね(笑)

    一方で千さんの悪いところが改善されす「期待外れ」だと失望していることでメチャクチャ気にかけてることがわかりますね(笑)
    これまでも家庭劇を見に来たり、一平君の襲名披露も顔を出してますから。

    本当に嫌だったら、気にもかけず即ポイして記憶から抹消するでしょう。

  14. よるは去った より:

    万太郎「おもろいからや・・・・・・・・。」

    万太郎さんはいつか千之助君に抜かれるのを内心おそれていたのかなとすら思ってしまいました。

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