おちょやん

福助が千代と一平を訪問 / おちょやん 第81回

2021年3月29日(月)第17週「うちの守りたかった家庭劇」

あらすじ

昭和16年(1941年)日米が開戦。日本軍が大きな勝利を収めたことで国民が沸いたアメリカとの戦況は時間の経過とともに悪化してゆきました。昭和18年になるとジャズは敵性国家の音楽として排除され福富楽器店は商売替えを余儀なくされました。

昭和19年(1944年)1月。戦況はますます悪化。鶴亀家庭劇は、これまで同様に愛国ものの公演を続けていたものの、客足は遠のき以前のような賑わいは失われていました。そして座員たちは芝居を続けられるかどうかが心配でした。

そんな中、福助が手土産を持って千代と一平のもとに訪ねてきました。福助がやって来た目的は招集されたことを千代たちに知らせるためでした。福助は招集される年齢でないにも関わらず招集されたのです。

みつえと一福のことをよろしく頼む。福助は、千代ち一平に涙ながらに頭を下げました。その頃、シズは菊のもとを訪ねるため福富楽器店に足を運んでいました。シズは菊に告げました。岡安を閉める決断を下したことを。

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予習レビュー

お父ちゃんが亡くなった前々週から前週にかけて5年スキップ。

そして寛治くんがやってきた前週から今回にかけて4年スキップ。

そして今回の中だけで3年スキップ。

時代は昭和19年(1944年)、戦局が悪化の一途をたどっている頃から今週がスタート。

前週は大賑わいだった鶴亀家庭劇の公演は客もまばらに。

今週のサブタイトルは「うちの守りたかった家庭劇」。

いよいよ鶴亀家庭劇も存続が危ぶまれてしまうのでしょうか。

同じ頃、福富楽器店もジャズレコードを販売できなる時代に。

ジャズレコードに代わって福富楽器店が取り扱うのは軍歌ばかり。

『エール』裕一くんの仕事が、販売者の立場から描かれるようで、この場面がどのように描かれるのかが気になります。

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コメントへの返信 by 朝蔵

この後が泣かされました(よるは去ったさん)
泣かされる時代になってしまいましたね。

物語もいよいよ佳境(名乗る程のものではございませんさん)
実際に物語も残り二ヶ月を切りましたね。

兵隊に向いている人(たいとうみほさん)
当時の職業軍人はエリートだったので、兵隊以外でも能力を発揮できる人たちだったはず。

夥しい数の優秀な人材を失ってしまったわけですね。

戦争で幕を閉じる(二代目魁光さん)
芝居茶屋の時代が終わっても持ち堪えてきたのに・・・

本当に切ないです。

早く終戦が来てほしい(還暦のたつおさん)
本日、次回作の新キャストが発表されましたが、次回作は戦争の時代を経ないので久しぶりに安心して鑑賞できます。

長く続いたお店を閉めるのは辛い(秋桜おばさん)
福富が暖簾を下ろす中でも守り抜いた暖簾。

そんな大事な暖簾を下ろすことを余儀なくされるとは、胸が痛みます。

岡安の閉店もショック(オペラ座の怪人さん)
戦後、復活してほしいです。

こちらではさらっと飛ばして欲しいもの(丹善人さん)
ネタバレになってしまいますが、本作は比較的短い放送期間で終わりそうです。

いったい誰が千代に花を送っていたのか(ぱぽりんさん)
花の贈り主の回収。サプライズを期待せずにはいられません。

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感想

いつになく登場するキャラクターが多かった回

千代ちゃんと一平くん。鶴亀家庭劇の座員たち。岡安の人々。

これら出番が最も多い登場人物たちに加え、出番がやや少ない登場人物たちも次から次へと登場しました。

福助くん、みつえちゃん、万太郎さん、菊さん。

いつになく登場人物が多かった今回。

その登場人物たちを通して描かれたのは、時代の変化。

ついに前作『エール』の裕一くんの楽曲が売れに売れる時代に突入しました。

芝居をいつまで続けられるのか心配でならない鶴亀家庭劇の座員たち。

若く優秀な役者を招集されてしまったことで、こんなことでは芝居をやってられないと憤慨する万太郎さん。

そしてついにごりょんさんが岡安を閉める決断を下す。

ごりょんさんが過去六十年分の大福帳の整理をしていたのは店じまいの準備だったのでしょうか。

そんな中で、裕一くんの楽曲がよく売れて唯一景気がいいのは福富楽器店。

いいか悪いかは別にして、芝居茶屋からの商売替えをリードした福助くんの決定は、またしてもプラスに働きました。

しかし、その福助くんが・・・

今回から二週間は、つらい日々が描かれるはずです。

桜が満開の季節だというのに。

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POSTED COMMENT

  1. ぱぽりん より:

    すみません、人物名間違えてました。
    ×山村もみじ → ○山村千鳥

    おちょやんの中で殺人事件が起こってしまってはたまりません。

    しっかしなー、花の送り主、<万太郎>の線も捨てがたい。

  2. ずんこ より:

    先週の、高城さんとの再開以来、千代ちゃんへの違和感が消えません。

    高城さんからの問いかけに、自分は喜劇役者だ、低俗と言われようとお客さんが喜んで笑ってくれればそれでいい、と言い切った千代ちゃん。
    今日も、とにかく精一杯お客さんを楽しませようと一生懸命。
    でも本当に、喜劇役者はそれでいいのでしょうか。
    世界の喜劇王チャップリンは、笑いの中で権力者や戦争を痛烈に批判しました。
    権力への反骨精神と諧謔精神とが、浪速の笑いの真骨頂だったはずです。

    千代ちゃん、本当にそれでいいの?
    あなたのやりたかったお芝居は、本当にそんなものなの?

    自分の作曲した軍歌に鼓舞される人々を見て「僕は興奮していた」と打ち明け、自責の念から曲を書けなくなった裕一んくの姿を思い出します。

  3. ぱぽりん より:

    さて、先の書き込みを書いていた時、思いついてしまったのですが、ちょっとした謎、
    <いったい誰が千代に花を送っていたのか>

    意味深な扱いであることから、送り主はファンの一人、ではなく、千代の不遇の時を知っている人物なのでしょう。

    高城はそんなキャラではない、ましてや小暮でもない。
    山村もみじではいかにもありそうで面白くない。
    千代の結婚後も送られてきたことを考えるとお家さんの線も消える。

    と、ここで、
    <本当にそうなのか???>

    花を送った人物、当初はお家さん。
    お家さん亡き後は、お家さんの頼みを受けた小次郎たち。

    千代が鶴亀から離れた状態であるなら熊田(千代をかっている)という線も考えられるのだけれど、鶴亀の中にあるのだからそれは無いだろう。

    いろいろ消去して考えると、先の結論に至るのです。

    そこで問題になるのは、年齢。

    きっと戦後、もう一度花のやり取りがあって、真相が明かされるものと想像。
    そしてそれが千代に送られる最後の花になるのではないか。

    どうだろう、正解確率、15%くらいか???

  4. 丹善人 より:

    「エール」で散々戦争の悲惨さを描いたから、こちらではさらっと飛ばして欲しいもの。
    戦争で全部なくなって、復興しても千代ちゃんからは家庭もなくなって。希望は塚地さんだけか。

  5. オペラ座の怪人 より:

    福助の出征もショックだけど、
    岡安の閉店もショックですなあ。
    それも、これも、戦争のせい。
    戦争は絶対にいけまへん。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  6. 秋桜おばさん より:

    嫌な展開。
    これまでずっと人のいいへなちょこ福助さんだったのに…泣かされました。
    でも、寛治くんが目が悪くて招集されなかったと言うのに、メガネしてる福助さんはいいのかな。
    ごりょんさん、岡安諦めたんですね。
    ご時世とは言え、長く続いたお店を閉めるのは辛いでしょうね。
    エールでもそうでしたが、戦争で、ささやかに生きている人たちの人生が容赦なく狂わされてしまいました。

    • ピンドン より:

      福助さんが、軍歌演奏に嫌気がさして軍楽隊抜けたことに対する見せしめというセリフがあったので、
      おそらくそれではないでしょうか。

  7. 還暦のたつお より:

     「こんな時に芝居やってもええねんな?」じわじわ戦争の悪影響が。身近の人の出征。福助さん。裕一とは真逆の立場だったのですね。この一年後には大阪への大空襲が。終戦までいたたまれない展開が続きます。早く終戦が来てほしい。

  8. 二代目魁光 より:

    いよいよ始まった厳しく辛い時代。
    今回のテーマは
    「自分のやってきたこと、信念は果たして正しいことなのか?」

    家庭劇も福富も岡安もそのあたりが大きく揺らぎます。

    一平くんも同意をわざと貰って何とか自らを奮い立たす、そんな疑心暗鬼で世知辛い世の中。

    そんな矢先に訪れた岡安の閉店。
    やっぱり時代の波に飲み込まれてしまいました。

    「過渡期」のキーワードが常について回りましたが、戦争で幕を閉じるのは流石に辛いものです…。

  9. たいとうみほ より:

    みつえちゃんのこぼした「あんな奴が兵隊に行っても何の役にも立たないのに」これ、戦争というものの核心を言い当てている言葉に思いました。最初は兵隊に向いている人から前線に行く、そして犠牲になる。だから兵隊には向かない人にも召集が掛かる。そしてますます犠牲が大きくなる。何より、意欲的にも能力的にも向かない人物に向かない仕事を強いるのが戦争である、本来向いている分野の人材を失ってしまう事に繋がる。万太郎氏の台詞にもありました、出征した若手役者の事を、いい役者になったはずなのに、と。現在の憲法に「職業選択の自由」とわざわざ書いてあるのが思い起こされます。

  10. 名乗る程のものではございません より:

    予告編に当郎さん出てましたね。
    この方が出てきたら物語もいよいよ佳境ですね、エヴァンゲリオンで言わば「序」の始まりみたいな。
    『わろてんか(戦後復活編)』みたいなもので北村笑店が鶴亀を出し抜く展開、千代さんの一平さんと間女に対する倍返し的な展開に期待します。なんせ『半沢直樹』の脚本を書かれた方ですので。

  11. よるは去った より:

    福助「お前ら・・・・・栗羊羹食べたな・・・・・・ほな僕の言うことも聞いてもらうで・・・・・・・・・・。」

     この後が泣かされました。 

  12. 還暦のたつお より:

     19年といえば、日本海軍がマリアナ沖で大敗を喫して、連合軍に絶対防衛圏を突破され、占領されたサイパン島からB29爆撃機がぼちぼち本土空襲を開始を始める頃、要するに日本の敗北が事実上ほぼ確定した頃です。本土に連合軍の手が伸びた事により、膨大な数の一般人の犠牲者が出始めます。そんな中で、千代、一平、寛治、鶴亀家庭劇の人達はどのように生き延びることができるのでしょうか?

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