おちょやん

寛治が満洲の慰問団参加 / おちょやん 第87回

2021年4月6日(火)第18週「うちの原点だす」

あらすじ

一平は寛治の満洲行きに反対でした。しかし、寛治の決意は揺らぎませんでした。寛治は自分の気持ちを一平に語りました。劇団の座員たちと一緒に芝居をした経験を通して、生まれて初めて人の役に立ちたという気持ちが芽生えたのだと。

数日後の早朝、寛治は千代と一平に別れを告げずに天海家を一人で旅立とうとしました。出発しようとする寛治に千代は告げました。給金をもらったら必ず家に仕送りするようにと。千代は仕送りによって、寛治の無事を確かめるつもりでいたのです。

深く落ち込み、焼け落ちた劇場の跡でひとり芝居の稽古を始めました千代が警察に咎められました。警察に連行されそうになる千代を助けたのは万太郎でした。万太郎は戦争が終わって再び芝居ができる日への夢を千代に語りました。

月日は流れ、寛治が出発してから三ヶ月後の昭和20年(1945年)7月。その頃から、寛治の仕送りが途絶えてしまいました。しかし千代は寛治を信じていました。一方の寛治は、満州の地で博打にハマっているのでした。

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予習レビュー

寛治くんが満洲に渡ると言い出しました。

ときは昭和20年の春ころのこと。

日本の敗戦を多くの人が勘付き始めた頃かと思います。

そんな中で満洲行きを決意した寛治くんの真の動機は今のところ不明です。

寛治くんが言うには、自分が家を出れば口減らしになる上に、自分は給料をもらって自活できるということなのですが・・・

千代ちゃんも一平くんも猛反対します。

特に、世の中をどこか冷めた目で見ている一平くんは日本に勝ち目がないことを察している様子。

そんな状況下で日本を離れるのは危険極まりないと一平くんは考えます。

でも、寛治くんは決意を曲げません。

何が寛治くんを満洲へと駆り立てたのか。

今のところ不思議がいっぱいの寛治くんの行動です。

2021/03/30追記

寛治くんは誰かの役に立ちたいという気持ちが芽生えた上での満州行きであることが判明しました。

寛治くん、成長しました。

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コメントへの返信 by 朝蔵

日本が負ける(よるは去ったさん)
よっぽどのお花畑な人でなければ察していたでしょうね。

寛治君は生還する(還暦のたつおさん)
ブログ主の知り合い(故人)で二人、満州から引き上げてきた人がいましたが運よく何事もなく引き上げて来られたとのことです。

「飲む、打つ、買う」(二代目魁光さん)
リアル寛治くんのその後の姿のフラグだったわけですね。(笑)

大人の対応(二代目魁光さん)
さすが大物役者だけのことはあると思わされた瞬間でした。

絶妙な助け舟(還暦のたつおさん)
この助け舟の場面で万太郎さんの芸を初めて見たような気がします。

後年の放蕩(還暦のたつおさん)
後年のフラグが立ってしまいました。

現状を受け入れた上での希望を語る(たいとうみほさん)
万太郎さんのリアリストぶりは今でも学ぶべき点がたくさんありますね。

私の涙を、返せ~(オペラ座の怪人さん)
寛治くん、わずか15分で評価を反転させましたね。

ある意味で大物です。(笑)

寛治君(丹善人さん)
リアルの人物とは異なる脚色をしたのかなと視聴者に期待させた直後のリアルの人生の再現に驚きました。

「どとんぼり」(ずんこさん)
かつては「どとんぼり」と呼ばれていたこともあるみたいです。

実際にtwitterに「#どとんぼり」のハッシュタグがあります。

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感想

そこでしばらく落ち込んどき

みつえちゃんはやっぱり千代ちゃんにとっての親友なんだと改めて思いました。

寛治くんが旅立ったことで初めてみつえちゃんの気持ちがわかったと語る千代ちゃん。

その千代ちゃんにみつえちゃんが言いました。

今、励ましてるのはうちや。

続けてみつえちゃんが口にしたセリフが泣かせてくれます。

「そこでしばらく落ち込んどき」

寛治くんはやっぱり・・・

珍しくブログ主の予想が当たってしまいました。

寛治くんの仕送りが途絶えた理由です。

もしかすると寛治くんは満州で博打にハマっているのではないかと予想していたわけです。

しかし、博打に加えて女。

後者は想定外でした。(笑)

万太郎さんがまさかの登場

万太郎さんがまさかの登場。

そしてピンチの千代ちゃんを助けてくれました。

それだけでも驚きでしたが、戦争が終わった後に役者たちの出番が到来すると信じる万太郎さんの明るい笑顔がそれ以上に驚きでした。

これまでの万太郎さんは、これほどの笑顔を見せたことはなかったからです。

ちょっとネタバレになりますが、次週には万太郎さんが登場します。

その時のフラグかもしれません。

特に万太郎さんに戦後への夢を語らせたことはフラグかと。

次週、万太郎さんの夢が回収されるはずですが・・・

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POSTED COMMENT

  1. ずんこ より:

    万太郎さん、さすがの貫禄です。
    その万太郎さんの言葉で、ちょっと気になったこと。
    「どうとんぼり」をほとんど「どとんぼり」と聞こえるほどに、「う」を短く発語されていたこと。

    天王寺と西成との境目辺りに、「てんのじ村」という石碑があります。
    戦前から多くの芸人や漫才師たちが暮らしていた場所で、天王寺村、通称「てんのじ村」と呼ばれていたとか。
    上方演芸発祥の地だそうです。
    「てんのうじ」でなく「てんのじ」、イラチの大阪人は、まどろっこしいと「う」を省略してしまったのでしょうか。
    もしかすると「道頓堀」も、一部の人たちは「どとんぼり」と言っていたのかもしれません。
    そう言った細かいところまで、「おちょやん」は再現しているのかしら、と思われたことです。

    そう言えば、千代ちゃんたちの住まいがあるのも、天王寺でしたね。
    てんのじ村辺りは奇跡的に戦災を免れ、戦後も芸人たちの拠点になっていたそうです。
    もしかすると千代ちゃんたちの住まいも、てんのじ村の一角にあったのかもしれません。

  2. 丹善人 より:

    万太郎さん、最初から千代ちゃんに目を留めていてくれました。直接の指導はなかったけれど、
    やはり師匠の一人ですね。
    寛治君、将来が心配って、後の人生知ってますが。

  3. オペラ座の怪人 より:

    寛治が出ていく時、
    グッと来ましたが、
    私、こらえました。

    (/_\;) (/_\;) (/_\;)

    でも、みつえちゃんが千代ちゃんを慰めている時、
    私、こらえ切れず、泣きました。

    (>___<。)

    でも、最後、寛治君ったら、遊びほうけて、
    お~い、私の涙を、返せ~

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  4. たいとうみほ より:

    万太郎師匠の、現状を受け入れた上での希望を語る様が印象的です。どん底に大地あり、の「エール」永田先生に通じます。そして「むやみに死地に飛び込まず時機を待つ」との姿勢でもあります。それは決して狡猾な保身ではない。菊さんが暖簾を守る為に空襲の犠牲になるのも、千代ちゃんが芝居を強行しようとして社会から抹殺されてしまうのも同じ事のように思います。いずれ神風が吹くからと無謀な攻撃に出るのも同じかもしれません。いつの日か自分のやりたい事をやり遂げるために、危険な局面でみすみす火中に飛び込んではいけない。耐える・待つ、という苦しさを受け入れるのもまた、自分との戦い。菊さんの犠牲はそう捉える事で、「死を無駄にしない」ことになるのでしょう。

  5. 還暦のたつお より:

    うーん、寛治君、後年の放蕩の兆しが。

  6. 還暦のたつお より:

     万太郎さん、絶妙な助け舟。でも万太郎さんが現れなかったらどうなっていたことか。彼の喜劇への情熱はまだ燃え盛っています。

  7. 二代目魁光 より:

    万太郎師匠の起点の効いた大人の対応。流石でした。

    千代の「お芝居を否定された」と言っていたのは大きな間違いです。
    「非常時に」芝居をすることがとしっかり言っています。

    万太郎さんが海外の芝居の話や戦争が終わった後の話で千代に希望を持たせました。

    本当はみんなが待ち望んでいます。

  8. 二代目魁光 より:

    Twitter界隈では「寛治行くな!」の大合唱でした(笑)

    しかし彼をそうさせるに至ったのは千代と一平くんの愛情の賜物です。

    だからこそ自分の人生だと力づくで止めようとはしなかったんでしょう。

    上げといて最後に思いっきり突き落としたシーン。
    私もすっかり忘れていました。

    そういえば藤山寛美はこういう男だった!と(笑)

    昭和の男の嗜みは「飲む、打つ、買う」。
    恐らく慰問団も当然のように蔓延り、影響を受けたのでしょう。

    戦後に地獄が待っているとも知らずに…。

  9. 還暦のたつお より:

    満州かあ、後世の人間からするとこれから何が起こるか分かっているので、力ずくででも止めてほしい所ですが、突然のソ連軍侵攻は、政府も軍部も予測できなかったからなあ。寛治君は生還する事は間違いないのですが、相当酷い目に遭う事は予想されます。また人間不信にならなければ良いのですが。 

  10. よるは去った より:

    一平「この戦争・・・・・・・多分日本が負ける・・・・・・・・・・。』

     おそらくはみんな感じていたけど口には出来なかったことですね。

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