おちょやん

一座を去ってゆく千之助 / おちょやん 第95回

2021年4月16日(金)第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」

あらすじ

新劇団「鶴亀新喜劇」の旗揚げ公演の台本『お家はんと直どん』を千之助が書き上げたものの、自分が演じるはずだった主役の座を千之助は千代に譲りました。そしてその日以来、千之助は稽古場に姿をあらわさなくなりました。

その頃、千之助はセリフを忘れることがよくありました。そして忘れたセリフを即興で乗り越えることもできなくなっていたのです。一方の千代は、突然、主役を託されてどう演じたらいいのか迷いに迷いました。

そして迎えた旗揚げ公演の初日。舞台に上がることを拒んだ千之助は、千代たちの演技を舞台の袖から見守っていました。千夜が主役を演じた『お家はんと直どん』が大成功をおさめることができました。

そんな中、役者としての限界を感じていた千之助は、一座から去って行く決意を固めていました。千代は千之助を引き留めるものの、千之助の気持ちを理解した一平は千之助の決意を受け入れるのでした。

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予習レビュー

今週は新時代の幕開けと同時に去りゆく者を描く週でもあると火曜日の予習レビューに書きましたが、今回は去りゆく者のドラマのクライマックスです。

千さんが劇団を去って行きます。

かねてより自分の役者としての限界を感じていた千さんは、自ら書いた台本の主役に千代ちゃんを指名。

これまでなら自分で書いた台本の主役は自分で演じるのが千さん流。

千代ちゃんに主役を託したのは異例中の異例です。

さて、千代ちゃんが主役の公演は大成功を収めました。

そして、その大成功を収めたことを見届けた千さんが劇団を去って行きます。

千代ちゃんは千さんを引き留めます。

しかし一平くんは千さんを引き留めようとはしません。

一平くんはわかっているようです。

自分が劇団のお荷物になりたくないという千さんの気持ちが。

男の悲哀がわかる一平くん、今回も男前です。

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コメントへの返信 by 朝蔵

新しい幕開け(よるは去ったさん)
新しい時代の幕開けと古い時代の閉幕は表裏一体ですからね。

新しくなる(たいとうみほさん)
新旧が断絶することなく新しくなる状態をどなたかが復古創新という言葉で表現しましたが、まさにそんな瞬間を見たような気がしました。

前向きな「卒業」(二代目魁光さん)
「お前のお父ちゃんにやっと義理はたせたわ」という千さんの言葉が前向きな卒業であることを言い表していましたね。

祝、撮了(還暦のたつおさん)
前作のときのような撮影中断が心配でしたがなんとか乗り切りましたね。

花を送ってくれたのは(還暦のたつおさん)
また来た花の贈り物(二代目魁光さん)
また出ましたね。

一時はヨシヲくんかな?と考えていましたが、それもなくなりました。

素晴らしい引き際(還暦のたつおさん)
面倒くさい人でしたが立派な役者でした。

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感想

【御礼】

昨日もたくさんのコメントをありがとうございました。

昨晩は深夜まで取り込んでいたため、コメントへの返信をすることができませんでした。

コメントをくださった皆さん、申し訳ありませんでした。

今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

新旧交代:旧世代が去る

新えびす座が復活し復興が進む道頓堀で今週のストーリーがスタートしました。

さて、新えびす座のこけら落としで声がかかったのは万太郎一座ではなく、新しく発足する鶴亀新喜劇。

万太郎さんは病気で芝居を続けることができない状態でした。

かつての道頓堀の喜劇王は、再生された道頓堀では喜劇王の座から降りることになりました。

そして、その万太郎さんに追いつけ追い越せの一心で役者人生を送ってきた千さんも、目標を失ったことで前に進めなくなりました。

そして道頓堀を去って行きました。

千さん、おつかれさまでした。

新旧交代:新世代

一方、最若手の寛治くんが帰ってきました。

そして鶴亀新喜劇の面々に対して斜に構えていた元万太郎一座の二人の若手役者の気持ちを収めたのも寛治くん。

また千さんから主役を託された千代ちゃんも新世代の一人という位置付けなのでしょう。

いよいよ千代ちゃんの時代が新旧交代によって到来し、次週からは新展開?と期待したいところですが、次週はエグい展開になりそうです。

次週の結末がどのようになるのかは一週間前になった本日も不明ですが、丸くは収まらないような気がしてきました。

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POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    次週予告、とうとう一平君の口から「離縁してくれ」という言葉が出てしまいました。
    で、数年立ち直れないまま引きこもることになるようですから、相当こたえたのでしょうね。

    クランクアップの写真見ましたが、昨日の舞台とは少し髪の毛が違う様な。
    やっぱり実際に老けてからの最終場面でしょうね。

  2. 名乗る程のものではございません より:

    花束の送り主ってまだ出演されていないけど長澤さんではないかと思う、それが個人的には一番しっくりくる。

  3. 文月 より:

    今回の朝ドラは,少々相性が悪く,コメントが出にくいのですが,千代に悪態つく人がみんないい人になって,うれしいような,つまらないような複雑なところです。
    あと,いい人で再登場してないのは,栗子ぐらいでしょうか。
    以外にも道頓堀近くに住んでいて,花を送ってきたりして,,なんていうのはどうでしょうね。
    冷たく千代を追いだしたことを悔いてたりして,,
    栗子がライバル(リアル吉本)のひとになっていたらもっと驚きですが。

    一方で,一平と灯子が千代を悩ますことは,「スカーレット」以上に複雑な気持ちです。
    「スカーレット」以上に踏み込んだ二人の姿は見たくもあり,また千代の叫び声はもう聞きたくないという気持ちもあります。

  4. 名乗る程のものではございません より:

    来週どうしょうかな~
    なんだかんだ言いながら見るんだけど・・・

    なんか必殺仕事人の前半パートを1週間も見せられるみたいでフラストレーションがメチャクチャたまりそうなんだけど・・・
    まあ、翌々週の展開でスカッとするためだと割りきって見るかな・・・

    個人的には不倫なんぞをする輩はクズだと思いますし、お腹の子供には罪はないというワードは免罪符になるなどとは思っていませんし、不倫が文化だという価値観がまかり通ったのは金曜日の妻たちへが流行ったバブルの影響がまだあった昭和末期から平成序盤の短い期間だけですしね。

  5. ずんこ より:

    老兵は死なず、ただ消え去るのみ。
    千さん、見事な引き際でした。

    舞台に深々とお辞儀をする姿が、印象的でした。

  6. 底抜けに! より:

    去って行く万太郎さんは、千之助さんにとって大きい人だったんでしょうが、視聴者にとっては(千代ちゃんと一平くん目線だったので)千之助こそが大きい人だったんで、何だか切ないです。
    千さんの芝居でお家はんを見たかったなあともちょっと思います。
    手違い噺のころの理不尽で憎らしいほどの千さん、マットン婆さんのときのこれが演技かと開眼させてくれた千さん、万太郎さんに怯える弱さをさらけ出してくれて一緒の劇団員って思えた千さん
    いつでも千さんすごい、千さんが主役だからこの劇団はおもろいって思わせてくれる大きな壁、山だったのにな。
    千さん、終わってみれば、本当に、鶴亀家庭劇の師匠以外の何者でもない。
    そして、それを乗り越えるときには、いつも千代ちゃんの隣には一平くんがいました。あるいは一平くんの隣には千代ちゃんがいました、なのかな。

    来週の展開がつらいです。千さんがいたら、違う展開にあるいはなったんだろうか。
    「花かごやっぱり一平説」良いなあと思いましたが、だとしたら、千代ちゃんが切なすぎる。甘ちゃんかもしれませんが、史実なんて無視して良いんだよって言いたい。
    来週は一平のバカとずっと叫び続けていそうです。

  7. 丹善人 より:

    昨日は、藤山寛美の孫が寛治と対面。どんな心境だったでしょうか。
    今日は千之助さんの退場。老兵は死なず、ただ消え去るのみ。
    万太郎さんが生涯喜劇役者であり続けたまま舞台で亡くなったのと
    比べて、悲しい自分での幕引き。対称的です。

  8. オペラ座の怪人 より:

    千代と一平が主役のお芝居には
    グッと来たけど、

    でも、そのあと、
    え!?
    千さん!?
    問題児ではあったけど、
    実力者でもあった千さんが!?

    マッカーサー元帥の言葉を思い出しました。
    老兵は死なず、ただ、消え去るのみ。

      

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  9. 秋桜おばさん より:

    大きな足跡を残して、老兵が去って行きました。
    折しも卒業旅立ちの季節。
    若い芽がスクスク伸びて行くように、古い木は葉を落とし足元で肥料として見守るんですね。
    自分のこれからの人生も重ねて、千之助さんのあっぱれな幕引きを指針とします。

  10. 還暦のたつお より:

    劇中劇、見事でした。面白かった。千さんには切ないけど素晴らしい引き際でした。

  11. 二代目魁光 より:

    また来た花の贈り物。

    割と早い段階から来ていて、戦争も生き抜いた。
    候補はある程度絞れてきましたね…。

    私は一平くんでは?と思っています。

    素直な物言いが苦手で夫婦らしいことも出来ていない。
    今できる限りの隠れた愛情表現ではないかと?

    撮影所編でも一平くんと再開して、行方を知った後に来ましたし…。

    それか会いに行けない事情のあり、しがらみのある人か?

    だと栗子さんとその娘さんか?

    回収がどうなるか期待です。

  12. 還暦のたつお より:

     花を送ってくれたのは、一体誰だろう。候補者が次々と消えていくので、残った人は限られてくるけど、案外予想も付かない人だったりして。

  13. 還暦のたつお より:

     祝、撮了、キャスト、スタッフの皆さま、長丁場、コロナ禍で、大変な中、本当にお疲れ様でした。放映もあとひと月足らず、波乱の人生を歩んだ千代ちゃんの、人生の生く末を心して見届けたいと思います。気になったのは、一平、千代夫妻の間に子供が出来なかった事が、結婚生活破綻の一因だったような気がするのですが、どうでしょうか?実際、不倫相手の妊娠が離婚の直接の原因だった事を考えると、この邪推は、あながち、外れてないような気がします。ともあれ、ラストスパート。千代ちゃんの前から去る人もあれば来る人もあり、波乱の展開は最後まで続きますね、千代ちゃんが白髪頭になるまで、しっかり付き合いたいと思います。

  14. 二代目魁光 より:

    「おちょやん」の裏テーマ「時代の変化」

    千さんが変化に対応できない「引退」ではなく、役目を終え、次の世代に託すという前向きな「卒業」で本当によかったです。

    最初、まるでやる気のない言い訳だらけの一平くんを「お前は何者じゃ!」と見限ったり、家庭劇に加入する際に一平くんを引っ張り上げられるかどうか不安で泣いていたこともありましたね。

    それを知っているからこそ、今日のラストは感慨深いものがありました。

    PS:クランクアップの写真、今日の回だったんですね(笑)

  15. たいとうみほ より:

    自分達の為という時期を過ぎ、次世代の為の導き手、やがてはフォロワーとなっていく。「エール」の戦後の裕一君のミッションでもありました。「栄冠は君に輝く」に匹敵するのがこちらでは「お家はんと直どん」という事でしょう。それが、今まで導いてくれた前世代への恩返しになります。新しくなるとは前世代の全否定ではなく、前世代をよりよくしていく事なのでしょう。大山社長の姿勢にもそれを感じます。

  16. よるは去った より:

    鶴蔵「新しい鶴亀新喜劇の幕開けや・・・・・・。」

    千之助「わしが何をした・・・・・・・・・。」

    新しい幕開けにはこういう別れもあるということですね。

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