2021年4月21日(水)第20週「何でうちやあらへんの?」
あらすじ
灯子の妊娠がわかったその翌日から千代は稽古場に姿を見せなくなりました。千代の気持ちを察した香里は千代を訪ねました。香里は灯子が妊娠していることにも勘づいていました。そして、ふさぎこむ千代を強い口調で励ましました。
同じころ、一平は灯子のもとに足を運んでいました。灯子は一平に告げました。千代から一平を奪いたくなく。だから千代と一平の知らないところに住み、自分一人で子供を育てる。そのために最低限必要なお金をもらえないか、と。
一平と灯子のその会話を香里は家の外から聞いていました。そして香里は、自分が耳にした一部始終を千代に話して聞かせました。灯子の本心を千代に聞かせた香里は、落ち込む千代を改めて励ましました。
その日の夜、一平は宗介とシズのもとに足を運びました。そして、お金を貸して欲しいと頼みました。その時、寛治が姿を現しました。寛治は千代から託された離婚届を持って来たのです。千代は一平を許さないと決めていました。
おちょやん|感想あらすじネタバレトップページ
予習レビュー
一平くんの浮気の事実を聞かされ激怒した千代ちゃんは家を飛び出します。
そして、ふさぎこんでしまうみたいです。
かつては一平くんに気持ちを寄せていて千代ちゃんに嫉妬していた香里ちゃんが、今回は千代ちゃんを励ます立場に。
大山社長も千代ちゃんを案じて足を運んできます。
ちなみに、このころの大山社長は病に伏せているのだと。
そんな状態をおして千代ちゃんの元にわざわざ足を運んでくるあたり、大山社長がどれほど本気で千代ちゃんを心配しているかがわかります。
大山社長との会話によって、ようやく千代ちゃんは芝居と向き合うことができるようです。
次回、千代ちゃんはようやく稽古に復帰します。
コメントへの返信 by 朝蔵
ヒロイン(田中美里)に子が出来て(よるは去ったさん)
再放送中のヒロインは家族にも恵まれてますね。
今朝の義理のお母上の言動には感激しました。
千代ちゃんの立ち直る姿(海ブドウさん)
千代ちゃんが立ち直るまでの姿が本作のクライマックスのようですね。
一平との間の子供(還暦のたつおさん)
千代ちゃんが寛治くんに注いできた愛情から推察して、千代ちゃんは一平くんとの間の子供を心から望んでいたかと思います。
しかし子供はついに出来なかった。
その一方で密通相手との間には子供ができた。
つらすぎる状況です。
一平くんのゲス化が止まりません(二代目魁光さん)
お父ちゃんといい夫といい、残念などという軽い言葉を超えたレベルのキャラ満載の本作も最終週が見えてきました。
こんな言い方されたは男(還暦のたつおさん)
責任取りなさいよ!と責め立てるくらいが一平くんにはちょうどいいですね。
かおりって、誰(オペラ座の怪人さん)
戦前から家庭劇にいた歌劇団出身の女優です。
全てなくして後悔するといい!!(秋桜おばさん)
失ったものの大きさに気が付く時が来るんでしょうね。
花籠の贈り主は熊田さん(あさのあさみさん)
熊田さんが竹井千代という女優をもっともよく知っている人物と言うことができますね。
感想
コメントをありがとうございました
昨日もたくさんのコメントをありがとうございました。
また、返信をする時間を確保することができず申し訳ありませんでした。
さて、最終週までの展開が判明しました。
人生の良い方向への転機
残念すぎるお父ちゃんのために生まれ故郷を捨てることになった千代ちゃん。
その残念なお父ちゃんにその後も人生を引っ掻きまわされた千代ちゃん。
ブログ主が知る限りの朝ドラで、家族との縁にまったく恵まれていないという異例の展開でここまで来た千代ちゃんでした。
しかしこれまで、マイナスの出来事は千代ちゃんの人生にとって、結果としてすべてがプラスになるきっかけでした。
故郷を捨てたから道頓堀や岡安という心の拠り所ができました。
お父ちゃんがその後も千代ちゃんに迷惑をかけ続けたことで、結果として千代ちゃん女優のステージを上げて行きました。
その千代ちゃんがまたしても家族の試練に遭遇してしまいました。
願わくばこれまでと同様、家族の試練が千代ちゃんの人生の良い方向への転機になることを願わずにはいられません。
おちょやん|感想あらすじネタバレトップページ
千代ちゃん、灯子さんの妊娠が判明するまでは一平君と灯子さんを許す積もりだったのでしょう…。
鳴呼、それなのに…。( TДT)
ところで史実では、この時に灯子さんのモデルであろう女優さん(制作側が断言していないので…)のお腹に居た子は、後の3代目・渋谷天外さん…。
そう、鶴亀撮影所の守衛の守屋さんを演じられていたあの方です…。
あの頃は、何とか撮影所に入ろうとする千代ちゃんと、入れさすまいとする守屋さんのコミカルな掛け合いを楽しく拝見していましたが…。
今思えばあの場面は、3代目・渋谷天外さんにとって、自分の父親の前妻をモデルにしたキャラクターと絡んでいたのですね…。
そう思うと、あの場面の見方も変わってきます…。
美川憲一さんの歌に、『お金をちょうだい』という曲があります。
別れる男に「お金をちょうだい」と言い、「その方があなただって さっぱりするでしょう」と相手の気持ちを軽くさせようとする女心を歌った歌です。
今朝の灯子ちゃんの言葉で、思い出しました。
お金をもらうことで一平くんに義理を果たさせ、自分への罪悪感をなくさせようとしたのかなと思いました。
灯子ちゃん、どこまでも優しい娘です。
香里ちゃんから様子を聞いて、千代ちゃんも灯子ちゃんの気持ちや覚悟が分かったのだと思います。
…離縁は一平くんが許せないからでしょうか、灯子ちゃんとその赤ちゃんのためでしょうか。
当時、超高級品だったバナナは、それこそ病気の時でないと食べることのないものでした。
病気ではないと感づいていながらも、あえて病気見舞いでバナナを持って来た香里さんが
主役の回でした。願わくば、千代ちゃんが去った後の新喜劇を支える人になってほしいものです。
テルヲに迷惑かけられっぱなしの時以上に、不快な気持ちが拭えません。
一平も灯子も、今は何を言っても心に響きません。
千代ちゃん、もう我慢せんでええよ。
こっちから三行半突きつけてやれ。
千代ちゃんという屋台骨をなくして、一平や劇団のこれからがどうなることか。
灯子が千代ちゃんの代わりを務められるはずがない。
一平、全てなくして後悔するといい!!
(ちょっと激しすぎました…w)
バナナ食べて、地固まる?
1人で産んで、
1人で育てる?
そんなこと、できませんわなあ。
一平、父になり、夫になれ。
それにしても、千代ちゃんがかわいそうだ。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
PS/かおりって、誰だったかしら?
千代、怒りよりも、裏切られたショックの方が大きいようです。香里さん鋭い。この頃のバナナってかなりの高級品のはず。悪態に見せかけて千代を励ます香里さんの.友情を感じます。「ちょっだけお金をください。愛情はいりません。」「一平さんから千代さんをとることはできません。」こんな言い方されたは男はほっとけないでしょう。灯子の控え目な態度の裏には、無意識のずるさとしたたかさを感じます。
一平くんのゲス化が止まりません。
株が地を這うレベルです。
厳しいことはいいますが、自分の存在で一平くんと千代の関係を壊したくないと言っていました。
どの口が言ってんだか!と。
そもそももう関係が壊れてんだよと笑
一平くんに飲まれてしまった灯子さんにも責任があります。しっかり断っていればそんなことにはそもそもならなかったんですよね。
一平は自身だけでなく、親としても父なし子を抱えてしまうかもしれない悲しい歴史を繰り返してしまいました。
しかも今回は自分の意思で犯してしまった罪。
よりタチが悪いですね。
もともと女好きの一平だったので、スランプによるストレスを、花街や花柳界の女の人達とその場限りの遊びで晴らす分には千代も目をつぶったと思うのですが、灯子に対しては、一平は本気になっているのを千代は感じ取っていたのですね。一平の謝罪は夫として、座長としての立場からの物であると透けて見える。だから尚更、腹が立つ。おまけに、ドラマでは描かれていないけど、一平との間の子供を、何よりも千代は望んでいたのではないか?それがよりによって。この辛い展開が早く終わる事を祈ります。
香里「灯子にやや子でも出来たんか・・・・・・・・?」
灯子「一平さんと千代さんに迷惑はかけません・・・・・・・。」
再放送している「あぐり」ではヒロイン(田中美里)に子が出来て喜んでいるところなんですがね。