2021年5月7日(金)第22週「うちの大切な家族だす」
あらすじ
ラジオドラマ『お父さんはお人好し』の人気を受けて放送が決定された1時間のスペシャル番組の放送当日、放送開始の30分前。退院したばかりの長澤が、完成させた脚本を自ら持ってきました。
その日の物語は、戦争で大陸に渡り音信不通になった夫を持つ次女・乙子が医者と見合いをする、戦争未亡人をテーマにしたものでした。その日の放送も、道頓堀の面々。そして、栗子と春子が夢中になって耳を傾けました。
『お父さんはお人好し』スペシャル番組は、NHK大阪曲のラジオ番組の中で聴取率ナンバーワンの人気作となりました。そして『お父さんはお人好し』は、その後十年間も放送が続く人気番組となりました。
『お父さんはお人好し』スペシャル番組の放送後しばらくして栗子が亡くなりました。栗子の葬儀が終わり、千代は春子に提案しました。春子を養子に迎えたい。春子の母親になりたいと。春子は千代の申し出を受け入れ、二人は母娘になるのでした。
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予習レビュー
ラジオドラマ『お父さんはお人好し』の1時間スペシャルの放送日を目前にして、脚本家の長澤先生が緊急入院!
ただし病気は盲腸炎。
次週には退院して元気な姿で再び登場するようです。
さて、長澤先生は特別番組の台本をわずか数ページしか書き上げていませんでした。
そんな未完の台本しかない状態での特別番組の生放送です。
当郎さんと千代ちゃんの二人は、このピンチを乗り切ることはできるでしょう。
二人とも、アドリブの名人ですから。
しかし12人の子供たちはどうやってこのピンチを乗り越えるのか。
生放送を目前にしてのこうしたトラブル。
前作『エール』の中で描かれたラジオドラマ『君の名は』の出演者の病気続出トラブルを思い出します。
あの時は、トラブルを乗り切るための苦肉の策が『君の名は』の大ブレイクのきっかけに。
ラジオドラマ『お父さんはお人好し』のトラブルでは何が起きるのでしょうか。
感想
栗ちゃんには最終回まで生きていてほしかった。
その一方で、そろそろかなという気もしていました。
栗ちゃんのまさかの他界
前回、栗ちゃんは春子ちゃんのことを千代ちゃんに託しました。
今回、栗ちゃんはテルヲさんとサエさんの遺影をちゃぶ台に並べて自分の家族として受け入れました。
とりわけ今回の描写はブログ主は驚きました。
栗ちゃんはこれまで、テルヲさんとサエさんの二人を拒んでいたわけでもないけれど、受け入れてもいない様子でした。
栗ちゃんの心境の変化の描写に、そろそろかなと不安に思っていたら。
その直後のまさかの他界。
昨日、春子ちゃんが千代ちゃんの娘として初めてアナウンスされましたが、その点にもつながりました。
栗ちゃんがこの世を去り、千代ちゃんと春子ちゃんの新しい母娘が誕生したところで、いよいよ次週『おちょやん』は最終週を迎えます。
追伸:一平くんが原稿用紙に向かい始める瞬間が描かれましたが、これは次週のスランプ脱出のフラグみたいですね。
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栗子さん、あんた、よ~頑張りはったなあ、おおきに、おおきに
分かる人だけ分かって下せえ。
皆さんがドラマに感動しているこの頃、自分はと言えば、栗子の孫、春子、春子という名前に込められた意味があるのかどうか、例によってアホな妄想をしておりました。
千代のモデル、南口キクノさんにあやかって、もしや <膏薬貼る子> か??
しかし、肝心の<膏薬>がない。
いやいや、 子役→膏薬 か???
微塵もかすりそうにありません、残念。
さらに続きです。
出来ればぜひ、ラジオドラマ編をスピンオフにしたドラマを見たいですね。
そして欲を言えば、同じキャストでラジオドラマを制作出来ないものでしょうか…贅沢な願いかもしれませんが、視聴者の1人としてはぜひ見て(or聴いて)みたいですね。(^^)
続きです。
いつものように(?)TL検索していたら…「塩軍団の人だ!」というツイートを目にしました。
録画で見直したら…確かに、乙子ちゃんの夫「為雄さん」役を演じておられたのは『まんぷく』塩軍団の「峰岸くん」こと三好大貴さんでした。本作では「大和田くん」こと梅林亮太さんに次いで2人目…塩軍団に嵌った者の1人として、皆さんのご活躍は本当に嬉しいです。(^^)
(なお現在、同じNHKのドラマ10『半径5メートル』には「森本くん」こと毎熊克哉さんが出演されています。殊に毎熊さんは民放ドラマも含めて進境著しいですね^^)
ところで、ラジオドラマ編に充てられているのが3週間…楽し過ぎて3週間だけというのはちょっと短過ぎる(駆け足過ぎる)ような気がするのは私だけでしょうか。せめてもう1週間充てて頂きたかったな~というのは贅沢な願いでしょうか。(賛否あるかもしれませんが、家庭劇(&戦時中)のパートをもう少し短くしてその分をラジオドラマ編に充てられたのでは?という気がしています)
本作のラジオドラマ編でアナウンス指導にクレジットされていたのは、元NHKアナの佐藤誠さん。
佐藤さんといえば土曜日午後のラジオ第一放送『かんさい土曜ホットタイム』…BK発で全国放送された本当に楽しい番組でした。現在もご活躍中の様子で何よりです。(なお余談ですが、佐藤アナは東京局で勤務した経験を持たないとの事で…知名度を考慮するとなかなかレアケースかもしれませんね)
その佐藤アナ、『かんさい…』では大阪弁で番組を進行。その一方でニュースを読む時にはきちんと標準語で読み上げていたので(プロのアナウンサーなので当たり前ですが(^^;)、ニュースを聴く度にギャップを感じていました。(誉め言葉ですよ…念のため^^;)
そしてNHKのOBの方のお名前がもうお一方…本作の資料提供で長沖渉(ながおき・わたる)さんがクレジットされています。長沖さんといえば、『ふたりっ子』etc.多数のドラマで演出を担当された方。そして本作の「長澤先生」のモデルに当たる長沖一(ながおき・まこと)さんの御子息でもいらっしゃる方です。
NHK大阪放送局の現役の関係者のみならず、OBの方も携わっておられる事は嬉しいですね。(^^)
ショックで仕事が出来なくなった推しを保護して当面の稼ぎと役割を与え、落ち着いた頃合いで背中を押して復帰させ、自分の役目は果たしたとばかりに去って行った栗子さん。
あんたはオタクの鑑や~!!
栗子さん、ナレ死でした。でも、心残り無い大往生だったでしょうね。大切な孫を
託せる人も見つけたし。でも、せめて亡くなる前に「お母ちゃん」と声かけてほしかったな。
何かこれで大団円でいいような回でした。
一平の復活は、ま、どうでもいいんですけど(笑)
道頓堀のみんなと会えていないことはまだやり残していましたね。
栗子さんも、登場の時と打って変わって亡くなってしまったのがこんなに悲しいなんて…。
ひっそりと置かれた三味線が寂しいです。
チビ千代ちゃん(春子ちゃん)と親子になれて、栗子さんも、あの世のサエお母ちゃんもテルヲも(?)安心してるでしょう。
栗子さん、ナレーションだけで死が語られるナレ死でしたか、残念。
ご冥福をお祈りいたします。
若い頃、色々あったけど、
最後、素晴らしく良い人でした。
春子ちゃんと養子縁組、本当の母子になるんだね。
みつえちゃんのだんなさん(一福だったか、福助だったか)も、
生きて帰ってくるのかしら?
あさイチのゲストは杉咲花だす。
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
当郎さんでなく、千代ちゃんによろしく頼んだ長澤先生、座長として絶大な信頼。戦後よく起こった、戦地から帰ったら死んだことにされて墓まで作られて、妻も別の男と結婚していたという悲劇を見事にハートウオーミングなお話にすり替えていました。見事。やはり栗子さんは亡くなられました。悲しい。
気づいたらあと1週ですか…。
ようやく千代の大逆転サクセスストーリーが盛り上がってきた矢先だったんですけどねぇ…。
この時期のロスは朝ドラファンあるあるですね。
私も「おかえりモネ」用のハンドルネームを考えることにします(笑)
おかえりと言ってもらえる場所へ帰る。
千代の最終週へのフラグが立ちましたね。
そしてそれを聞くみつえちゃんの心境はどうだったのでしょうか?
みつえちゃんのように戦争未亡人となり、現実を受け入れられず自暴自棄になった人もたくさんいたでしょう。
栗子さんもおかえりと言ってもらえるよう、テルヲやサエさんの元に旅立って行った。
それは現世も死後の世界も一緒の様にです。
みつえちゃんにとっても福助くんも菊さん、福松さんへの救いになるシーンにもなりました。
誠「最後の台本は自分の手で渡したかった・・・・・・・・。」
作品に愛情があればこそですね。
今日は本編の他にあさイチプレミアムトークに杉咲花さん 夕方のニュースきん5時に毎田暖乃ちゃんが登場しますよ
寛治くんが一平にズバッと言ってくれて、スッキリしました。かっこよかったです。
脚本家の先生が千代ちゃんに「前を向いて生きてるかどうか」と語った場面、グッと来ました。
今の世界にも言えますよね。明日も楽しみです🎵