ごちそうさん 67話 関東大震災で悠太郎上京

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』
2013年12月16日(月)放送
第12週 第67話 「ごちそうさんまでの日々」

『ごちそうさん』第12週 第67回「ごちそうさんまでの日々」あらすじ

大阪の街にいつになく大きな地震が起こったその翌日。日曜日にも関わらず、悠太郎の上司・藤井が朝から西門家にやって来ました。藤井はすぐ市役所に登庁するよう悠太郎に命じると驚くべき事実を告げました。大地震で東京が全滅したというのです。

悠太郎が市役所に駆けつけると庁舎内は騒然としていました。そんな中、東京と神奈川からの救援要請が入り、大阪市役所は救援物資を送ることになりました。それを知った悠太郎は救援隊への参加を志願。竹元の口添えによって参加の許可が降りました。

その頃、室井も東京に向かう準備をしていました。室井は桜子の家族の安否を確かめるつもりだったのです。しかし桜子は室井を止めました。自分は家族を捨てた身なのだからと。しかし桜子の制止を振り切ると、室井は一目散に走り出すのでした。

一方、東京の情報がまったく入って来ないめ以子は、実家の家族の安否が心配でなりませんでした。そんなめ以子に悠太郎が報告します。これから東京に向かうことを。仕事の合間に家族の安否を確かめてくれると言う悠太郎を、め以子は明るく送り出すのでした。

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『ごちそうさん』第12週 第67回 再放送レビュー

2016年12月19日(月)放送

こんな時でもお腹がすく。東京の家族が心配で心配で食べ物も喉を通らない・・・はずがマンジュウを五つもたいらげる。

この時の食べることは生きることという体験。

数日後にめ以子が出会う震災被災者の女性の秋刀魚のエピソード。

そして、戦後になって活っちゃんの戦死の知らせに絶望しながらも空腹が立ち直るきっかけとなるエピソード。

これらが一つに繋がりました。そして『ごちそうさん』のテーマである「食べることは生きること」という言葉の意味がやっとわかったような気がします。

どんな困難な時もで腹は空く=食べないわけには行かない=生き続けなければいけない。ということなのでしょうか。

『ごちそうさん』第12週 第67回 「ごちそうさんまでの日々」感想

「東京が全滅」という藤井課長の報せに、胸が引き裂かれるような思いがしました。いつもぬか床を幸せそうに世話していた呑気な藤井課長がこれまで見せた事も無い沈痛な表情が事態の深刻さを言葉以上に雄弁に物語っています。

ところで、僕の生まれ故郷は関東大震災の震源地近くです。関東大震災当時は、人がほとんど住んでいない田舎だったので人的被害が東京ほどではありませんでしたが、揺れの大きさは東京以上だったようです。

子供の頃、夏休み明けの防災の日になると必ず、学校などで地元の被災状況が記録された古い写真を見せられていたのですが、跡形もなく倒壊した木造建築物や、細い針金をぐにゃぐにゃに曲げたような東海道線の線路の写真が今も瞼の裏に焼き付いています。

その頃、地震への恐怖を深く植え付けられた上に、東日本大震災を自ら経験した時の生々しい記憶が蘇り、今回は冷静に見ていられませんでした。

号泣回の週が明けての地震回。情報が錯綜する中、それぞれの持ち場で行動をはじめる登場人物たちに声援を送るネットユーザー書き込みがネット上で相次ぎました。

「悠太郎さんの愛が深い!気をつけて!」
「め以子は、たくさんの人との別れを覚悟したんだろう」
「がんばれ、希子ちゃん!今の西門家はあなたがたより」
「お静さん、優しいお姑さん発揮」
「恋女房の為に頑張る室井さんに泣けた」

また、これはドラマの演出へのコメントですが、最後の場面で東京に向かう悠太郎の姿が何故かスローモーション。

このスローモーションを「死のフラグ」と恐怖におののくネットユーザーが少なくない数存在しました。・・・ちょっとネタバレですが・・・東京に向かった悠太郎は被災しませんのでご安心ください。

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2 Responses to “ごちそうさん 67話 関東大震災で悠太郎上京”

  1. たいとうみほ より:

    以前め以子が悠太郎に駆け落ちを迫った際
    悠太郎が言っていました。
    そんな事をしたら親に何かあっても
    駈けつけられなくなる、と。
    はからずも桜子さんがそうなってしまったのですね。
    親を捨てたのだから、と言ってのける桜子さんの
    本心に痛みがないはずがないし
    め以子が本当に駆け落ちして大阪に来たとしたら
    め以子の心は割り切れたのか、後悔を極めるのか。
    悠太郎が、娘婿として堂々と
    「お義父さん、大丈夫ですか」と言えるのは
    室井さんとは大きく違ってしまうんですね。
    お前なんかに娘をやった覚えはないと
    怒りの修羅場にならずに済むだけでも。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 親を捨てたのだから、と言ってのける桜子さん

      桜子さま、女学校時代から心とは裏腹にいつも強がりばかりでしたからね。親を捨てたと強がるほどに家族が心配でならない痛みが伝わってきます。特に震災で身内を案じる心の痛みはまだまだ生々しいです。

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