ごちそうさん 70話 ふみが秋刀魚で気力戻る

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』
2013年12月19日(木)放送
第12週 第70話 「ごちそうさんまでの日々」

『ごちそうさん』第12週 第70回「ごちそうさんまでの日々」あらすじ

倒れたふみの前で源太や秋刀魚を焼き始めました。漂ってきた秋刀魚を焼く匂いに、ふみは意識を取り戻します。源太に秋刀魚を差し出され、秋刀魚を囲んだ家族団欒を思い出したふみは、涙ながらに秋刀魚を頬張るのでした。

避難所に身を寄せる人も一人、また一人と東京へ戻って行きました。そんな中、室井が東京から帰ってきました。桜子の両親と民子の無事を室井は桜子とめ以子に告げるものの、室井の口からそれ以上の言葉は出て来ません。室井は憔悴しきっていたのです。

そんなある日、炊事場で働くめ以子をふみが訪ねてきました。ふみは自分の身の上をめ以子に語り始めました。自分の火の不始末で家族を死なせてしまったこと。そんな自分が許せないにも関わらずお腹だけはすくことが嫌で食べることを拒絶していたことを。

再び生きる気力を取り戻せたのはめ以子の料理だったとふみに礼を言われ、め以子は思い出しました。食べなければ生きてゆけないという女学校時代の宮本先生の言葉を。そんなめ以子に桜子は手紙を差し出しました。民子から届いたその手紙には・・・

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『ごちそうさん』第12週 第70回 再放送レビュー

2016年12月22日(木)放送

め以子の女学校時代、食べることは生きることと言う宮本先生の教えはめ以子にとって観念的で実態のないカスミのような言葉でした。

その言葉が、ふみさんとの心の交流を通してめ以子の生きた教えとなりました。

しかし、皮肉なことにその教えを残した宮本先生は亡くなってしまう。亡くなってはしまったけれどそのことで宮本先生の教えはめ以子に強い印象を残し、宮本先生の教えはこの先いつまでも生き続ける。

そしていつまでもめ以子の心の中で生き続ける宮本先生の教えが後々に生きる気力を失いかけため以子を支え救う。

本放送時には気がつくことのなかった宮本先生の教えの尊さが心に沁みる再放送でした。

『ごちそうさん』第12週 第70回 「ごちそうさんまでの日々」感想

め以子のつくった味噌汁が毎日具を変えてあることに気づいたふみが、朝食を食べると昼食が楽しみになり、昼食を食べると今度は夕食が楽しみになり、そして夕食を食べると・・・この小さなことの積み重ねが、ふみの生きる力を蘇らせました。

ぬか床おばあちゃんも、そして師匠も「寄り添うことは難しい」と語っていましたが、寄り添わずとも食べることがふみの壊れた心をやさしくなおしてくれました。

一方で心配なのが、室井さんです。底抜けに明るくおしゃべりだったあの室井さんが、桜子さまの両親と民子の無事を告げるのがやっとなほど憔悴しきって帰ってきました。文士ゆえに繊細な心で受けとめた被災地の状況はあまりにショックが大き過ぎたのでしょうか。

実は僕の知り合いの一人も、先の東日本大震災後に、被災地に一ヶ月ほど滞在しボランティア活動に従事していたのですが、その時のショックがあまりに大き過ぎて、その後しばらく心を病んでしまいました。

室井さんには元気を回復して頂きたいものです。

そして、今回の最後にめ以子が恩師・宮本先生の思い出話をしていると、いつになく思い詰めた様子の桜子様が・・・

明日は悲しい回になりそうです。

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