ちりとてちん 最終回/151話 喜代美は愛宕山聴き出産

連続テレビ小説(朝ドラ)『ちりとてちん』
初回放送:2008年3月29日(土)放送
再々放送:2014年4月5日(土)放送
第26週 最終回/151話 「笑う一門には福来る」

『ちりとてちん』第26週 最終回/151話
「笑う一門には福来る」あらすじ

2007年春。出産を間近に控えた喜代美はお産の準備のために小浜の実家にいました。陣痛が怖くてうろたえ続ける喜代美に、順子は「しっかりしい」と喝を入れ、「どねしよう」は禁止だと言い渡しました。

その頃、小草若は四代目草若を襲名、鞍馬会長は「やっとまた草若に会えたな」と心から喜んでいました。草原は大阪府から賞を授かり、草々は弟子入り志願者が後を絶たず、四草は見知らぬ子供を引き取って育てていました。

一方の小浜では、正平は恐竜博物館へ異動の後、ついに夢を叶えて留学。正典は職人の腕を磨きつつ若い職人に塗箸を教える日々。祖母の小梅はいつも好奇心旺盛。「お母ちゃんはいつもお母ちゃん」でした。

そんなある日、塗箸工房で草若師匠の落語テープを聞いていると草々が大阪からやって来ました。その時、ついに陣痛がはじまりました。産院の分娩室の扉の前で草々が大きな声で『愛宕山』を演じる中、元気な産声が響き渡るのでした。

『ちりとてちん』第26週 最終回/151話
「笑う一門には福来る」感想

挿入曲一切なしのエンディング。

これまでクライマックスの演出はサウンドトラックでこれでもかというくらい盛り上げられて来られましたが、最終回では陣痛にはじまり、産声に至るまで挿入曲は一切なし。そこで起こっていることそのものがドラマだから装飾は不要ということなのでしょう。

この静かな静かなエンディングには賛否両論あるようですが、僕的には音楽やケレン味たっぷりの演出を一切排除したシンプルを極めた静けさを極めた終わり方に心奪われました。一昔前の質の高いミニシアター映画みたいな粋な終わらせ方だと思います。

というわけでB子ちゃんの物語はついに終わってしまいました。いつまでも終わってほしくなかった。この後に続く愉快な面々の人生にずうっと寄り添っていたかった。こんな気持ちになるのは初めての体験でした。

いつも誰かが大騒ぎしていた賑やかだった『ちりとてちん』でしたが、挿入曲もなく最後を締める台詞もなく静かに静かに終わりました。当ブログの『ちりとてちん』エントリーもそれにならって静かに静かに終わらせようと思いす。

全151話、長らくのおつきあい、ありがとうございました。

<<前回150話 | 全話索引>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. hajime72 より:

    「ひよっこ」ばかりに気を取られていて、「ちりとてちん」の記事と感想があることに気が付きませんでした。「ちりとてちん」。それほど朝ドラファンとも言えない私が、リアルタイムで見られないときはビデオに録画をして、最後にはDVDまで購入するほど心酔した朝ドラでした。ともかく、無駄なエピソードはないと思うほど見事な脚本の構成(素人にもわかるほどでした)がすごかった。しかも、一週間単位の表題の付け方も洒落っ気たっぷりで、落語をエピソードや人物構成に巧みに織り込んでいて、落語好きの私は感服さえしたものです。もう一つ言うと毎週末、量の大小はありましたが、涙腺を壊されていました(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      『ちりとてちん』は2013年の再放送の時に記事を投稿してました。(一部の記事は修正中のため非表示です)僕も朝ドラでDVDを購入したのは今のところ『ちりとてちん』だけです。