ごちそうさん 112話 焼き氷

連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』
2014年2月13日(木)放送
第19週 第112話 「貧すれば うどんす」

『ごちそうさん』第19週 第112回「貧すれば うどんす」あらすじ

め以子が「ごちそうさん」はもうやめると言い出すのを聞いて、希子はそんな覚悟だったのかと落胆し怒ってしまいました。性分からごちそうしたかっため以子でしたが、希子は世の中への無言の抵抗だと思い込んでいたのです。

その頃、出版してもらうため、お金のためだけに小説を書く室井のやっていることが気に入らない桜子。どこを切っても「お国のため」と室井の作品を酷評する桜子は勢い余って「別れる」と言い出す始末。

そんなある日「うま介」に、20年前に配った「焼き氷」のチラシを持った客が現れ、季節はずれにも関わらず「焼き氷」を注文。その客のために、め以子やうま介は食材を手に入れようと奔走するのでした。

しかし氷だけが手に入りません。するとふ久が、折から降ってきた雪を使って氷をつくれると言い出しました。ふ久に教わりながら見事に氷は完成。「料理は科学」と喜ぶめ以子でした。

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『ごちそうさん』第19週 第112回 再放送レビュー

2017年2月9日(木)放送

め以子の「ごちそうさん」活動を希子ちゃんは時代への反抗だと思っていた。西門の家族もそんなところだろうと感じていた。

しかし当のめ以子はそんなことなど夢にも思っていなかった。そもそも自分の行動がどうして反抗になるのかまったく理解出来ずにいた。

そんなめ以子を家族は口々に「生まれつき」「性分」と言う。今どきの表現を用いるなら「天然」と言ったところでしょうか。

でも、め以子が自分の行動が世の中への反抗と言われてもピンと来ないのは無理もないかと思います。

め以子が「ごちそうさん」を始めたのは、まだ世の中が豊かで誰もめ以子の行動を時代への反抗だなどと思わなかった頃のこと。

それがたまたま逆風の時代になった。逆風は吹いているけれどめ以子にとっては今までやって来たことの延長線上の行動に過ぎない。

それを今さら時代への反抗と言われても困るかも知れません。

そして本作に「ごちそうさん」というタイトルをつけた理由が今回やっとわかったような気がします。

順風の時代も逆風も時代も、時代に影響されず「ごちそうさん」であり続けるめ以子の生き様をたたえるためのタイトルだった。

そんなことを考えた『ごちそうさん』第112回でした。

『ごちそうさん』第19週 第112回 「貧すれば うどんす」感想

「生まれつき」「性分」「性分が自然と反骨」

「ごちそうさん」は「私がそうしたいいうだけの話し」「ポケットから飴出すだけの話し」としか考えていた、というか考えそのものがなかっため以子と、「ちい姉ちゃんなりの世の中への反抗」と思い込んでいた希子ちゃんのギャップがすごい。

啓司さんからも希子ちゃんにとってめ以子の「ごちそうさん」は「世間に対する無言の抵抗」として憧れの行動。ところがめ以子は「全く意識してなかった」

「私こそ期待はずれでごめんな」と謝るめ以子は恐らく、自分の行動が希子ちゃんに何を期待されていたのか、この時点でもまったくわかっていなかったかと。

料理を「政治の道具」にする発想など微塵もなく、ただただ料理が好きなだけ。料理に金無垢の愛情を注ぐめ以子が実に爽やか。そんなめ以子を、家族でただ一人心から理解する活男君のお母ちゃん思いに心あたたまりました。

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