ごちそうさん 143話 蔵座敷完成

連続テレビ小説(朝ドラ)『ごちそうさん』
2014年3月21日(金)放送
第24週 第143話 「チョッコレイトな開戦」

『ごちそうさん』第24週 第143回「チョッコレイトな開戦」あらすじ

蔵座敷がついに完成しました。開明軒を模した階段、天井には青空も星空も見ることが出来る窓。改築を請け負ってくれた藤井と大村に、め以子は「ほんまにおおきに」と深々と頭を下げます。

倉田たちは蔵座敷に「ごちそうさん」という暗号をつるくなど少年のように大喜び。食材持ち込みで営んでいた「ごちそうさん」でしたが、いつしかめ以子自ら仕入れや営業を行いそれを楽しむようになりました。

同じ頃、「うま介」も竹元の協力で再開することに。倉田が連れてきた客の一言で、諸岡家の工場の仕事もとることができそうです。そんな中どこかで噂を聞きつけて来たモリスが、自分も「ごちそうさん」に行きたいと言い始めました。

モリスへの返答に窮するめ以子のもとにある日、復員兵の青年が訪ねて来ました。活男と同じ船に乗っていた元主計兵と語るその青年は、生き残った自分を恥じつつ、活男の最期は立派だったとめ以子に告げるのでした。

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『ごちそうさん』第24週 第143回 再放送レビュー

2017年3月17日(金)放送

もしめ以子が、疎開先の和枝姉さんの家で活っちゃんの戦死を素直に受け入れてしまっていたらどうなっていたかを想像してみました。

もしめ以子があの時、活っちゃんの生存を諦めてしまったとしたら。

焼け跡で大事な家族の帰りを待つという気力は半減。もしかすると半分以上の気力を失い、蔵屋敷をやってえなという倉田はんの願いは形にならなかったかも知れません。

蔵屋敷がなければ、め以子の「ごちそうさん」復活もない。「ごちそうさん」復活なければヤミーが蔵屋敷に来ることもなく、め以子は活ちゃんを亡くした失意と米軍への恨みを抱え込んだまま、この先の人生を送ることになったのかも知れません。

さて、本放送の鑑賞時には、め以子が活ちゃんの戦死を受け入れるまで、何故ここまで話を引っ張るのかが今一つ理解できませんでした。

でも、再放送でようやく理解できました。

活ちゃんにもう一度「ごちそうさん」と言ってもらえることを信じて、め以子は再び「ごちそうさん」になり、その「ごちそうさん」の力が過去を浄化し乗り越えさせてくれるのを描くためのものだったと。

明日、め以子はようやく活っちゃんの戦死を受け入れます。そしてそれに続くヤミーとの対峙が描かれ、め以子の戦後が終わりに近づいて行きます。

『ごちそうさん』第24週 第143回 「チョッコレイトな開戦」感想

馬助さんのめ以子への気遣いが繊細で優し過ぎ。何をもじもじしているのかと思ったら、うま介再会の出資条件がアメリカ人立ち寄り可能な店。タンポポでなく本物のコーヒーを調達するにもそのほうが有利にことば運ぶ。

しかし、め以子に気を遣いすぎるあまりに一歩を踏み出せていなかったなんて。馬助さんが初登場した時は変な人にしか見えませんでした、正直に言って。こんなに存在感を発揮するなんて。竹元教授がこよなく愛する焼き氷も晴れて復活を果たすのでしょうか。

さて、20年以上にわたって専業主婦だっため以子が戦後を生き抜く努力の中でライフワークを発見。闇市の「うまいもん」から商才の片鱗をあらわしはじめため以子、米国軍人相手のあこぎなぼったくり商売で商魂が更に磨かれ、ついに料理屋に参入!?

料理屋ではなく、倉田のおじさんとその遊び友達の道楽を相手にした商売もどきの蔵座敷。泰介が「性に合ってる」と言ってましたが、食材の調達から営業までこなしてしまうとは。しかも、心から楽しそうに!

『ごちそうさん』は来週で終わってしまいますが、戦後の闇市から身を興した料理屋の女将の一代記をこれから始められそうですね。ここで終わらせてしまうなんて実にもったいない。スピンオフが4月に放送されるそうですが、スピンオフをもうあと2・3本はつくってほしいですね。

さて今回、活男くんと同じ船に乗り合わせていたという青年が登場。一方でおむすびヤミーが「ごちそうさん」に行かせろと希子に打診。め以子が抱えている三大問題「活男くんの戦死広報の真偽」「アメリカへの怒り」そして「帰らぬ悠太郎」のうち、前の2つが一挙に解決に向かいます。

そして残った、たった一つの大問題を抱えたままいよいよ来週は最終週。ついにここまで来てしまったんですね。

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8 Responses to “ごちそうさん 143話 蔵座敷完成”

  1. より:

    竹元センセの「蔵の中の空間を見下ろす、カレーの女神のオブジェ(菩薩)」は、天窓から差し込む陽光(または月明かり)の柱で表現されているのでしょうかね・・・?
    (私の根拠のない独善的な解釈です)

    スピンオフ・・・。

    せっかく超個性的なキャラをちながらも、その個性を発揮する場があまりにも少なすぎた「ふ久」をメインにしたものも観たいところです(子育て・学業両立奮闘記など)。

    円熟期を迎えた(?)建築カルテット(悠太郎、大村、藤井、竹元)の、もうひと暴れも観たいところです。

    どの登場人物も魅力的で生き生きとしているので、スピンオフやら、続編やら、たくさん作ってほしいですが・・・キリがありませんね(^^;)。

    • 祥子 より:

      スピンオフ、続編、きりがなくても期待しています。子供が小さい時、ちゅらさんを親子して毎日見ていました。今NHKで再放送していますね。ちゅらさんもスピンオフ、続編ありました。欠かさず見ました。環境や設定は違っていても、なぜか主人公同士は似ているような感じがします。自分にまっすぐで、人にもまっすぐ向き合うところかな?いいですね。

      • hublog より:

        コメントありがとうございました。
        め以子と蔵座敷がその後どのようになってゆくのか、スピンオフのような形で是非見せてもらいたいと、僕も切に願っています。

    • hublog より:

      コメントありがとうございました。
      登場人物一人一人の個性がしっかりつくりこまれているので、誰を主役にしても物語ができてしまいそうですね。本当に楽しませてもらいました。

  2. 祥子 より:

    ドラマも終盤になり、どんなまとめ方をするのか気になるところです。め以子さんの言葉や表情がより深くなり、杏さんの眉間の上の血管が3本、昨日筋のように浮かんで来ました。明日、活ちゃんの戦死公報の決着をどうつけるのか、活ちゃんのお葬式、山場ですね。いつまでも終わってほしくないごちそうさんですが、様々な鮮烈な印象を残したドラマですね。

    • hublog より:

      コメントありがとうございました。
      このコメントのタイミングでは活男くんの決着はついてしまっていますが、残るはアメリカ嫌いと悠太郎、最終週での決着の付け方は見逃せませんね。

  3. 母ちゃん より:

    本当におしまいになるんですよね。
    まだまだ観たいのに。
    桜子さんも帰ってきてないし、無事との電報はあったものの、東京の宇野家の皆さんの顔も観たい。和枝姉さんと猫のタイチも観たい。
    もちろん、一番観たいのは悠さん!

    私は悠さんとめいちゃんの、どれだけ歳を重ねてもお互いを想う姿が好きなのです。
    自分が、子供が大きくなった頃にあんな風に夫を想うことができるかなー?夫からも想われる妻でいられたらいいなーと考えながら観てたので。

    とにかく、スピンオフでも続編でも、まだまだ観たい!やって欲しいです!
    すでにごちロスな私です。。。

    • hublog より:

      コメントありがとうございました。
      『ごちそうさん』は困難な時代を経てきたので登場人物の皆さんへの愛着もひとしおですね。僕も別れがつらいです。

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