令和8年(2026年)前期スタートの朝ドラ(NHK連続テレビ小説)の物語の舞台は明治。日本に伝わったばかりの西洋式の看護学を学び「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」と呼ばれた二人の女性をモチーフにしたストーリーです。
朝ドラ『風、薫る』ネタバレ,あらすじ,感想|このページの目次
・朝ドラ『風、薫る』あらすじ
・朝ドラ『風、薫る』主人公の実在モデル・小泉節子の生涯
・朝ドラ『風、薫る』キャスト
・朝ドラ『風、薫る』放送日
2025年度前期朝ドラ『あんぱん』
2025年度後期朝ドラ『ばけばけ』
2026年度後期朝ドラ『ブラッサム』
令和8年(2026年)朝ドラ『風、薫る』あらすじ
明治18年(1885年)、日本初の看護婦の養成所が誕生。それがきっかけとなり、全国各地に看護婦の養成所が次々と開かれました。そのうちの一つに、この物語の主人公・一ノ瀬りんと大家直美は入所しました。
りんは元家老の家に長女として誕生。その後、不運が重なり離婚を経験。一方の直美は親に捨てられ、教会で保護され育ちました。また、養成所に集まった同級生たちも、それぞれが複雑な事情を抱えていました。
養成所卒業後、りんと直美は同じ大学病院でトレインドナースとしてデビュー。しかし、ほどなくしてりんは職場を追われました。一方の直美は、アメリカ留学を夢見ていたものの、渡航直前に思わぬトラブルに巻き込まれてしまいました。
それから数年。コレラや赤痢などの疫病が全国にひろがる中、養成所卒業後に離れ離れになったりんと直美は再会。二人は「最強のバディ」として力を合わせ、感染が拡大する疫病に立ち向かっていくのでした。
朝ドラ『風、薫る』実在モデル・大関和(おおぜきちか)と鈴木雅(すずきまさ)の生涯
朝ドラ『風、薫る』実在モデル・大関和(おおぜきちか)の生涯
安政5年(1858) | 黒羽藩の家老・大関増虎(弾右衛門)とその妻のテツの次女として生まれる。 |
明治9年(1876) | 黒羽藩の次席家老であった渡辺家の夫と結婚。(後に離婚) |
明治19年(1886) | 同期の鈴木雅と共に桜井女学校付属看護婦養成所に1期生として入学。 |
明治21年(1888) | 日本初の近代教育を受講した看護師の資格を取得。 |
明治23年(1890) | 新潟県の高田女子高等学校(現在の上越高等学校)の伝道師及び看護婦等を務める。 |
明治29年(1896) | 桜井女学校時代の同期の鈴木が設立した東京看護婦会の教師、後に鈴木の後継者として会頭となる。 |
昭和7年(1932) | 5月22日、死去。 |
朝ドラ『風、薫る』実在モデル・鈴木雅(すずきまさ)の生涯
安政4年(1857) | 誕生。 |
明治19年(1886) | フェリス女学校を卒業後、同期の大関和と共に桜井女学校付属看護婦養成所に1期生として入学。 |
明治21年(1888) | 教師アグネス・ベッチの通訳をしながら通学し卒業。帝国大学医科大学第一病院の内科看護婦取締に就任。 |
明治24年(1891) | 帝国大学医科大学第一病院の内科看護婦取締を辞職。本郷森川町に慈善看護婦会 (のちの東京看護婦会) を創設して派出看護事業を開始。 |
明治29年(1896) | 東京看護婦講習所を設立して看護教育にあたる。 |
明治33年(1900) | 東京看護婦会を大関和に譲渡。引退し沼津で余生を過ごす。 |
昭和15年(1940) | 死去。 |
『風、薫る』主要キャストとスタッフ一覧
[2025/09/13 更新][2025/01/24 投稿]
二人の主人公
一ノ瀬りん・・・見上愛
栃木県那須地域の山すその町で、元家老の家に長女として生まれる。
大家直美・・・・上坂樹里
生まれてすぐ親に捨てられ、教会で保護され育ったため、家族と呼べる存在はいない。一ノ瀬りんとともに日本初の看護婦養成所の一つに入所。
主人公・りんの家族
一ノ瀬信右衛門・北村一輝
りんの父。那須地域にあった小藩の元家老。明治になり役人への誘いを固辞し農家になる。
一ノ瀬美津・・・水野美紀
りんの母。旧藩主の一族として生まれ、明治になり農家になっても気位の高さを失わない。
一ノ瀬安・・・・早坂美海
りんの妹。良家に嫁ぐことが願い。
主人公・りんの故郷の人々
中村義正・・・・小林隆
一ノ瀬家のの陪臣としてりんの父・信右衛門に仕えていた。明治になり栃木県の役人になった後も一ノ瀬家に通い続けている。
竹内虎太郎・・・小林虎之介
りんの幼なじみ。生家の竹内家は元足軽で、りんとは幼なじみながらも身分の格差を感じている。
竹内之宣・・・・つぶやきシロー
虎太郎の父。足軽だったが明治になって農家になる。
竹内栄・・・・・岩瀬顕子
虎太郎の母。竹内家を支える。
奥田亀吉・・・・三浦貴大
りんの縁談相手。りんが住む村の隣町で運送業「奥田屋」を始め一代で財を成す。
奥田貞・・・・・根岸季衣
亀吉の母。成金扱いされることを嫌い、家柄を手に入れるため一ノ瀬家に縁談を申し入れる。
うなぎ店の女将・大島美幸
和菓子店の女将・義達祐未
柴田屋・松永屋・たくや・かずや(ザ・たっち)
主人公・直美の故郷の人々
吉江善作・・・・原田泰造
親に捨てられ直美を引き取ったキリスト教の牧師。直美の意思を尊重し別々に暮らしている。
主人公が出会う人々
島田健次郎・・・佐野晶哉
りんの相談相手。新しく生まれた言葉や外国語に深い造詣を持つ。
槇村太一・・・・林裕太
書生。島田健次郎の親友。
小日向栄介・・・藤原季節
アメリカ帰りの海軍中尉。直美と運命的な出会いをする。
清水卯三郎・・・坂東彌十郎
日本橋で舶来品などを扱う『瑞穂屋』を経営。りん、直美と深い関わりを持つ。
柳川文・・・・・内田慈
瑞穂屋の店員。店の商品を誰よりも知り尽くしている。
松原喜介・・・・小倉史也
瑞穂屋で手代でありながら番頭も兼務している。
勝海舟・・・・・片岡鶴太郎
卯三郎とは旧知の仲。瑞穂屋に時折やって来る。
大家トヨ・・・・松金よね子
直美が住んでいる長屋の隣人。
大家キク・・・・広岡由里子
直美が住んでいる長屋の隣人。
大家嘉平・・・・春海四方
直美が住んでいる長屋の家主。
大山捨松・・・・未定
鹿鳴館の華といわれた人物。
清水卯三郎・・・未定
明六社に所属する商人。
作り手の方々
脚本・・・・・・吉澤智子
朝ドラ『風、薫る』放送予定
2026年(令和8年)前期
▼総合
・月〜金 午前8:00〜8:15 / 午後0:45〜1:00
▼BSプレミアム
・月〜金 午前7:30〜7:45 / 午後11:30〜11:45
『風、薫る』感想,あらすじ,放送日
以下、放送日が確定次第、記載します。
もう一人の主人公、大家直美役の方が上坂樹里に今日決まりましたよー✨