2025/11/25(火)第9週「スキップ、ト、ウグイス。」

あらすじ

リヨがヘブンにウグイスをプレゼントしました。トキとヘブンはそのウグイスを花田旅館で披露するものの、「ホーホケキョ」と鳴きませんでした。そのためトキとヘブンは、これは別の鳥ではないかと疑い始めていました。

平太は、まだ春にならないのでウグイスは鳴かないのだろうと面々に説明。しかしツルは平太の説明に納得できませんでした。そこにやって来た梶谷は、この鳥はウグイスではなくメジロだと指摘しました。

その数日後。ヘブンは江藤の家でディナーに招待されました。ヘブンを招いたリヨはディナーの席でヘブンに積極的に話しかけました。その姿を見ていた江藤と錦織は、リヨがヘブンに恋心を抱いていることに気がつきました。

その日の夜遅く、江藤の家で酒を飲んだヘブンは上機嫌で帰宅。一方、江藤家ではリヨが両親からヘブンを諦めるように説得されていました。その翌日、江藤は錦織を呼び出しリヨとヘブンが恋仲にならないよう協力を要請しました。

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感想

「ウグイスかメジロか」論争

「ウグイスかメジロか」論争が梶谷さんの一言で一撃で収束しました。

メジロがウグイスを勘違いされるのはよくある話のネタなので、ドラマの中の「ウグイス」もネタなのかもと予想していたらやっぱりネタでした。

ただしこのネタは平太さんの知ったかぶりを揶揄する今回限りのネタなのか。

それともリヨちゃんの勘違いを今後の展開の中で何らかの形で回収するためのネタなのか。

その点が気になるところです。

ただ一つだけ言えることは、今後平太さんの言葉は鵜呑みにしない方がいいということでしょうか。

リヨちゃんの恋

本作はトキちゃんとヘブンさんの物語です。

なのでどこかのタイミングでトキちゃんとヘブンさんの恋バナが始まるのでしょう。

しかし今回、二人の恋バナに先んじてリヨちゃんの恋バナが始まりました。

リヨちゃんの恋心に真っ先に気がついたのはリヨちゃんのお母上。

リヨちゃんのお父上が、娘が松江のために尽力していると喜ぶのを勘違いだと鋭く指摘。

さすが女の勘はするどいです。

ところでディナーはリヨちゃんが料理したとの由。

江藤家の雰囲気からの推測ですが、リヨちゃんは普段は料理なんてしないご令嬢。

それが珍しく料理をした。

勘の悪そうなお父上は、リヨちゃんの異例の行動が何を意味するかわからない。

一方でお母上は、リヨちゃんの前例のない行動に異変を感じた。

江藤家のご両親の反応の違いはこんなところにあるのでしょうか。

しかしご主人もようやく娘の恋心に気づいた模様。

ご両親に問いただされたリヨちゃん、自分の気持ちを正直に両親に白状したのでしょうか。

早くも娘の恋に反対する両親と、両親に反発する娘の構図が出来上がりました。

猛反対というほどではないけれど娘の恋の行く末が心配でならないお父上。

反対されるほどに燃え上がる娘の恋。

そんな構図が出来上がる中、江藤知事が錦織くんを呼び出しました。

錦織くん

よく考えてみると錦織くん、江藤知事にいいように使われてます。

そもそも錦織くんは江藤知事の直属の部下ではないはずです。

錦織くんは中学校の先生です。

なので錦織くんの直属の上司は教頭先生かあるいは校長先生。

ただし一つ考えられること。

今のドラマの中の松江にはヘブンさんと英語をコミュニケーションを取れるのはリヨちゃんを除くと錦織くんしかいない。

なのでヘブンさんの担当者としてヘブンさんを招聘した江藤知事から指示が出る。

そんな状態にあることも考えられます。

以上のような理由からヘブンさんの住まい探しや女中探しを江藤知事は錦織くんに命じました。

しかし・・・

娘とヘブンさんが恋仲にならぬようにという業務命令。

これは江藤家の問題なので知事として担当者に命じるのはいかがなものか。

とは言っても公私の区別が今ほどついていなかった時代。

こんなものなのかも知れませんが、ヘブンさんに関わることなら何でも任されてしまう錦織くん、ちょっと気の毒になって来ました。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

新キャラ・江藤リヨ

今週、新キャラが登場します。

県知事の江藤さんの娘の江藤リヨ。

キャスティング発表時の情報では江藤リヨというキャラの概要は次のとおりです。

才色兼備のお嬢様。

英語が堪能。

そして・・・

ヘブンに強くひかれる。

リヨちゃんは英語に堪能という設定です。

お父上の県知事は片言の英語すら微妙ですが、お嬢さんは堪能。

そんなわけで県知事が迎えた西洋人英語教師の接待を命じられるか名乗り出るかするのでしょう。

英語が堪能なのでヘブンさんと難なくコミュニケーションをとれるリヨちゃん。

そして、ほどなくしてリヨちゃんはヘブンさんに恋をしてしまいます。

キャスティング発表時にアナウンスされた情報の中にある「ヘブンに強くひかれる」エピソードは今週からスタート。

ちなみにリヨちゃんのエピソードは次週以降もしばらく続きます。

松平家の菩提寺・月照寺

今週、江藤知事とリヨちゃんがヘブンさんを案内する月照寺は実在する由緒あるお寺です。

月照寺は、松江藩を統治した松平家代々の菩提寺です。

月照寺は元々は禅宗の寺でした。

しかし、松平家の庇護の下で浄土宗の寺になり現在に至ります。

月照寺には松江藩主をつとめた松平家の9人の墓があり、その中でも最大の墓は徳川家康の孫に当たり、初代松平氏の松平直政の墓です。

一方、ドラマの中でヘブンさんが興味を示した石の亀。

リヨちゃんが月照寺の由来を説明してくれることなどそっちのけで、ヘブンさんが夢中になる石の亀。

これは六代藩主宗衍の墓の横に置かれているもので、月照寺の中で最も有名なスポットです。

この石の亀の頭を優しく叩くと長寿が約束されるという言い伝えがありました。

なお、この石の亀はヘブンさんの実在モデルであるラフカディオ・ハーンが『怪談』の中で、この石の亀について記述しています。

城山稲荷神社

今週のドラマの中でヘブンさんとの距離を縮めたいリヨちゃんが、ヘブンさんの希望を受けて案内する城山稲荷神社。

この神社も松江藩主とゆかりのある神社です。

寛永15年(1638年)、徳川家康の孫に当たる松平直政が初代松江藩主として領国入りしました。

そんなある日、松平直政の夢枕に美少年が現れました。

その美少年は稲荷真左衛門と名乗り、松江城内に住む場所を作ってもらえたら、城内から江戸の屋敷まで、あなたのをすべての災厄から守ると言いました。

そこで松平直政は城内に稲荷神社の建立を命令。

松平直政が命じて建立したのが城山稲荷神社と言われています。

このような創建の由来があるため、同神社は松江では火難除けの神様と呼ばれ、ラフカディオ・ハーンは冗談を交えながら「松江唯一の防火設備」と呼んでいました。

またドラマの中でヘブンさんが同神社にある狐の石像に夢中になる描写があります。

この描写も史実がモチーフにされており、ラフカディオ・ハーンは松江滞在中は毎日のように同神社を散歩し、狐の石像がお気に入りだったのだそうです。

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