2025/9/25(木)最終週/第26週「愛と勇気だけが友達さ」
あらすじ
2年の歳月をかけてテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』はついに完成。
初めての放送を見ながら、のぶや嵩はこれまでの歩みに思いを馳せました。
『それいけ!アンパンマン』の初回放送は予想を超える視聴率を記録。
アンパンマンの大ヒットで嵩は人気漫画家になりました。
そんな中、のぶはあるところへ出かけました。
のぶが出かけた先は・・・
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週、のぶちゃんが病気に。
来年の桜は嵩さんと一緒に見れないかもしれない、みたいな悲しいセリフをのぶちゃんが口にする場面があります。
これは史実をモチーフにしたエピソードです。
では実際に何があったのか。
以下にまとめてみました。
余命三ヶ月
テレビアニメ『アンパンマン』の放送が始まり快進撃が続いていたころ、リアルのぶちゃんが体調を崩しました。
リアル嵩くんはすぐに病院に行って診てもらうことを勧めました。
リアルのぶちゃんもそうすると答えはしたものの、忙しさの中で病院に行くことを先延ばしにして一ヶ月ほどが経過。
昭和63年(1988年)12月、リアルのぶちゃんが東京女子医大病院に行くと乳ガンであることが分かりました。
入院したその日のうちにリアルのぶちゃんは手術を受けました。
そして手術後に担当医に呼び出されたリアル嵩くんは、リアルのぶちゃんのガンはすでに全身に転移しており余命三ヶ月であることを告げられました。
実はリアル嵩くんはリアルのぶちゃんが痩せてくるなどの異変に気がついていました。
リアル嵩くんは深く後悔しました。
一方、手術後のリアルのぶちゃんは骨と皮だけになり、本人も「ダメかもしれない」と口にするほど弱気になっていました。
里中満智子
リアルのぶちゃんが病気であることを、リアル嵩くんは誰にも告げずに黙々と仕事に取り組む日々を送っていました。
そんなある日、リアル嵩くんは日本漫画家協会の会合に出席。
リアルのぶちゃんのことが心配でならないリアル嵩くんは、会合の席で一言も言葉を発することができませんでした。
会合が終わりリアル嵩くんが会場を出ると一人の人物がリアル嵩くんを追ってきました。
古事記や万葉集などを扱う漫画で有名な少女漫画家・里中満智子さんでした。
それまでリアル嵩くんと里中満智子さんの間には特段の交流はありませんでした。
しかし、リアル嵩くんの沈んだ表情を心配した里中満智子さんが声をかけてきたのです。
リアル嵩くんは、リアルのぶちゃんがガンであることを里中満智子さんに打ち明けました。
「実は妻が……。妻がいないと生きていけない。どうしたらいいのかわからないんだ」
すると里中満智子さんから意外な言葉が返ってきました。
「私もガンだったの」
実は里中満智子さんは子宮ガンを丸山ワクチンで克服していたのです。
その場で里中満智子さんは丸山ワクチンの入手の仕方をリアル嵩くんに伝授。
後日、里中満智子さんは自分自身のガンを克服するためにやったことのリストを、リアル嵩くんに送ってくれました。
回復したリアルのぶちゃん
リアル嵩くんは丸山ワクチンを入手し、主治医に注射してもらいました。
丸山ワクチンの投与を続け一ヶ月。
それまで寝たきりだったリアルのぶちゃんの体力は歩けるまでに回復しました。
そして入院した月の月末には退院し、自宅まで歩いて帰れるほどに元気になっていました。
しかしリアルのぶちゃんの残された時間は二ヶ月。
その残された二ヶ月をどのように過ごすべきかリアル嵩くんが考え続ける中、リアルのぶちゃんの顔色は日に日に良くなり体重も増えてきたのです。
リアルのぶちゃんは若い頃から体重が45キロを超えたことがなかったのだとか。
そして入院中には体重は35キロにまで減少。
ところが退院後は体重は50キロにまで増え、退院後一年経つころには発病前に続けていた茶道の稽古も再開できるほどになりました。
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