NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あんぱん』
2025年9月22日 〜 9月26日放送
あらすじ
テレビプロデューサーの武山恵三
ある日、のぶと嵩のもとにテレビプロデューサーの武山恵三という人物が訪ねてきました。
武山は『アンパンマン』のテレビアニメ化を希望していました。
しかし『アンパンマン』のテレビアニメ化するという武山の提案を嵩は断りました。
『アンパンマン』のテレビアニメ化
『アンパンマン』のテレビアニメ化を断られたものの武山はあきらめませんでした。
のぶも『アンパンマン』のテレビアニメ化に賛同し、嵩の背中を押しました。
武山の熱意とのぶの言葉によって嵩は『アンパンマン』のテレビアニメ化を受け入れました。
テレビアニメ『アンパンマン』が大ヒット
『アンパンマン』のテレビアニメ化にあたり、嵩は主題歌の歌詞も引き受けることになりました。
嵩は『アンパンマン』の主題歌にある想いを込めました。
テレビアニメ『アンパンマン』は大ヒットし、アンパンマンと嵩の名前は日本中に知れ渡ることになるのでした。
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ
最終週/の展開
126: 9/22(月)
127: 9/23(火)
128: 9/24(水)
129: 9/25(木)
130: 9/26(金)
予習レビューと史実のリアルエピソード
『アンパンマン』が誕生した15年後の昭和63年(1988年)10月。
テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の放送が始まりました。
『アンパンマン』が誕生してから人気作品となるまで順調ではなかったように、『アンパンマン』のテレビアニメ化も困難続きでした。
以下に『アンパンマン』のテレビアニメ化までの経緯をまとめました。
没になったテレビアニメ化の話
幼稚園や保育園に通う子供たちの間で『アンパンマン』をテレビアニメ化したという話が、リアル嵩くんのもとに持ち込まれるようになりました。
話を持ち込んでくるテレビ局の担当者はみな真剣でした。
しかし、作り上げた企画を担当者が提出すると上層部はその企画を没にする。
そんな繰り返しが続きました。
子供たちの間では大人気になっていた『アンパンマン』ですが、大人の理解はいまだに得られていませんでした。
『アンパンマン』のテレビアニメ化の話はNHKからも持ち込まれることがあったそうです。
『アンパンマン』は最終選考の二作品のうちの一作品まで残りました。
しかし、最終的に選考されたのはアレクサンドル・デュマの『ダルタニヤン物語』をモンキー・パンチが翻案した『アニメ三銃士』。
ちなみに『三銃士』はその後、三谷幸喜氏の脚色でテレビ人形劇『新・三銃士』としても放送。
この『新・三銃士』の声優の一人は、ドラマの中の薪先生こと戸田恵子さん。
さらに、ドラマの中の嵩くん美術学校時代の恩師・座間先生を演じた山寺宏一さんも声優の一人でした。
『アンパンマン』テレビアニメ化の課題
何度も企画が出ては没にされることを繰り返してきた『アンパンマン』ですが、何度没にされてもあきらめない人物が一人だけいました。
日本テレビのプロデューサー・武井英彦氏です。
武井氏の息子さんが通っている幼稚園でも『アンパンマン』は大人気でした。
武井氏は『アンパンマン』について調べ抜きました。
そして『アンパンマン』にどれほどの人気があるのかを知り抜いていた武井英彦氏は、『アンパンマン』をテレビアニメ化すればヒットするという確信がありました。
一方で『アンパンマン』のテレビアニメ化の課題も武井氏は理解していました。
アニメは多額の制作費がかかる。
その一方で幼稚向け番組はスポンサーが集まりにくく、アニメ制作に必要な資金が集まらないという課題です。
そこで武井氏は日本テレビの子会社に声をかけ資金集めに奔走。
また、かねてより『アンパンマン』に注目していたアニメ製作会社からの出資を得ることができました。
こうして『アンパンマン』のテレビアニメ化は実現の運びとなりました。
『アンパンマン』の放送開始
『アンパンマン』の放送は東京、千葉、埼玉、神奈川のみ。
放送時間帯は、何をやっても視聴率が2%しか取れないと言われた月曜日の17時。
そんな中で始まったテレビアニメ『アンパンマン』の放送が始まったのは昭和63年(1988年)10月3日。
視聴率が2%をわずかに超える3%いけば十分だと期待されない中で始まった『アンパンマン』初回の視聴率は7%。
その後も視聴率は上がり続け、半年間だけの放送予定で始まった『アンパンマン』は、30年以上続くロングランとなりました。
また、放送翌年には文化庁の「子供向けテレビ優秀作品」に選定。
放送エリアも拡大されました。
その一方で、リアル嵩くんの故郷の高知では放送されませんでした。
スポンサーがつかなかったのです。
そこでリアル嵩くん自らが高知での放送のスポンサーとなり、高知でも『アンパンマン』が放送されるようになりました。
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ