2025/6/20(金)第12週「逆転しない正義」
あらすじ
のぶのもとに次郎から葉書が届きました。
葉書の差し出し地は呉の海軍病院で、次郎はそこに入院していたのです。
のぶは呉に行き、次郎の病室に足を運びました。
そんなある日、高知市内が米軍による空襲に見舞われました。
空襲警報が鳴り響く中、避難するのぶは子供の泣き声を聞きつけました。
そしてのぶは、皆が逃げるのとは反対方向に走り出すのでした。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週、終戦の年、すなわち昭和20年の夏。
そして終戦の日が描かれます。
昭和20年夏:嵩くん
岩男くんの悲劇があってから二週間。
駐屯地の食糧難はますます悪化するようです。
嵩くんと康太くんはタンポポの根を食べて飢えをしのぐものの、ついにタンポポさえも食べ尽くしてなくなってしまう。
そして、栄養失調におちいった嵩くんは警備中に倒れてしまいます。
すると、夢の中に清さんが出てくる。
ここでもまた、千尋くんから受け取った手帳が回収されます。
そして夢の中の清さんは、物語の後半の嵩くんの活躍を暗示するようなことを言うのだとか。
「お前はお父さんの分も生きて、みんなを喜ばせるものを作るんだ」
「何十年かかっても諦めずに作るんだ」
これら清さんの言葉の数々。
間違いなく物語後半のフラグでしょう。
余談ですが、倒れた嵩くんを介抱するのは健ちゃん。
お粥を食べさせながら福岡出身の健ちゃんは前作へのオマージュのような言葉を嵩くんに対して発します。
「食べり」です。
昭和20年夏:のぶちゃんと次郎さん
嵩くんが清さんの夢を見ているのと同じ頃のことなのでしょうか。
次郎さんからのぶちゃんのもとに葉書が届きます。
次郎さん、なんと呉の海軍病院に入院中。
葉書は病院で書いたものみたいです。
葉書を受け取ったのぶちゃんはすぐに呉の次郎さんのもとに駆けつけます。
次郎さんは肺浸潤、初期の肺結核。
肺結核といえば当時は死の病。
まして栄養事情の極めて悪い時代です。
次郎さん、航海中の悲劇は避けることができましたが、別の形での悲劇のフラグが立ってしまいます。
昭和20年夏:朝田家、そして終戦
昭和20年7月4日午前2時。
高知市内が空襲に見舞われます。
のぶちゃんは高知市内で暮らしているので避難を余儀なくされます。
一方、朝田家がある御免与は空襲の被害はありませんでした。
高知市内の空襲を聞きつけて羽多子さんは蘭子ちゃんとメイコちゃんを連れて高知市へ。
そして、のぶちゃんと焼け野原の中で再会。
その一ヶ月後に終戦を迎えます。
のぶちゃんの自宅は空襲の被害は免れるようです。
なので、のぶちゃんは焼け残った高知市内の自宅で玉音放送を聴くことに。
朝田家の人々も御免与で終戦を迎えます。
そして嵩くんは、駐屯地で岩男くんとリン少年を思い出しながら終戦を迎えます。
ようやく戦争が終わりました。
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