あんぱん

のぶが教師をやめる決意 / あんぱん 第61回

2025/6/23(月)第13週「サラバ 涙」

あらすじ

終戦から5ヶ月が経過した昭和21年(1946年)1月。

国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換がはかられ、そんな中で教師をやめる人も増えていました。

その頃のぶは、病気の回復の兆しが見えず入院している次郎の見舞いのために、海軍病院に通い続けていました。

のぶは次郎の前では明るく振る舞っていたものの、あることを打ち明けました。

のぶは教師をやめていたのです。

参考:地デジ番組表

<<前回60回 | 次回62回>>

第13週
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ

Sponsored Link

鑑賞後の感想

感想欄は放送後に追記します。

今週の主なトピック

物語前半の最後の週となる第13週「サラバ 涙」の主なトピックは次の4つです。

1:のぶちゃんが教師を辞める
2:嵩くんの復員と千尋くんの戦死
3:のぶちゃんと嵩くんの再会
4:のぶちゃんが高知新報に就職

【その1】のぶちゃんが教師を辞める

終戦の翌年が描かれる今週は、のぶちゃんの人生が大きく変わる週です。

今週、体操の楽しさを子供たちに教えるという夢を果たすことができなかったのぶちゃんは、教師をやめます。

戦時中に子供たちに間違ったことを教えてしまった。

謝る言葉も見つからない。

今週ののぶちゃんは苦悩を続けるみたいです。

そんなのぶちゃんにさらなる試練が。

なんと次郎さんが亡くなってしまいます。

前週、次郎さんが肺結核を患い入院する場面が描かれましたが、病状はその後も進行。

今週、ついに帰らぬ人となります。

そして次郎さんの死後、節子さんは長男夫婦が暮らす大阪へ。

若松家に縛られる必要なないと節子さんに言われたのぶちゃん。

教師もすでにやめているのぶちゃんの新しい人生が始まります。

【その2】嵩くんの復員と千尋くんの戦死

今週、次郎さんの病死に続いて千尋くんの戦死が明らかになります。

ドラマの中で千尋くんの戦死がアナウンスされるのは嵩くんが復員し柳井家に帰ってくる場面です。

嵩くんは生きて帰ってくることができました。

しかしやっと帰って来れた故郷に千尋くんはもういない。

嵩くんの悲しみ、どれほどのものか。

次郎さんの死、千尋くんの死。

今週は悲しいことが続きます。

しかし、そんな中で朗報がひとつ。

なんと健ちゃんが生きていました。

復員した健ちゃんが御免与にやってきます。

終戦直後の大混乱の中、わざわざ福岡から御免与までやって来る理由がいかにも健ちゃんらしい。

嵩くんに会いたかった、嵩くんと一緒でなくて寂しかった。

それが健ちゃんが御免与にやって来る理由です。

【その3】のぶちゃんと嵩くんの再会

今週、のぶちゃんと嵩くんが4年ぶりの再会を果たします。

最後にのぶちゃんが嵩くんと会ったのは、嵩くんが出征する日でした。

その日以来の再会です。

のぶちゃんが嵩くんと再会するのは、教師をやめ、次郎さんを亡くした後のことです。

すでに教師をやめてはいるものの、のぶちゃんの苦悩は続いています。

生徒に間違ったことを教えてしまったという苦悩です。

そして、そんなのぶちゃんの苦悩を聞かされた嵩くんが答えます。

正義は逆転するから、正義なんて信じてはいけない。

でも、もし逆転しない正義というものが存在するのなら、どれほど時間がかかろうとそれを見つけてみたいと。

それはアンパンマンの正義感の誕生の瞬間です。

そしてのぶちゃんと嵩くんの二人が一緒に追いかけ続ける、これからの二人の人生のテーマになるのかもしれません。

【その4】のぶちゃんが高知新報に就職

物語前半の最後の週となる今週、のぶちゃんが高知新報という新聞社に就職。

物語後半の戦後編の、のぶちゃんが新たに歩む道が確定します。

また、のぶちゃんの高知新報への就職は史実にもとづいたエピソードです。

就職までのプロセスは創作ですが、就職そのものは史実と同じ。

のぶちゃんのこれまでの歩みは、ほとんどが創作ストーリーでしたが、次週以降は史実に近い展開になるようです。

また、史実の中でのリアル嵩くんとリアルのぶちゃんの出会いは、リアル高知新報の職場です。

リアルの二人の出会いは職場恋愛が始まりでした。

高知新報という新しい物語の舞台が登場することで、ドラマの中ののぶちゃんと嵩くんの関係にも大きな変化が生じて来るものと思われます。

<<前回60回 | 次回62回>>

第13週
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ

コメントを残す