思い出語るトキとヘブン / ばけばけ 122回
2026/3/24(火)最終週/第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」
あらすじ
トキとヘブンが庭で遊ぶ子供たちを見守っていると、季節外れの桜が返り咲きしていることに気がつきました。
その桜を見ながらヘブンは日本に来た日のことを思い出していました。
そんなある日、食事の際にヘブンは魚の小骨取りをトキにお願いしました。
ヘブンが久しぶりのお願いをしたことがきっかけで、トキとヘブンは二人が出会った頃のことを懐かしみました。
そして、夕陽が見える西向きの縁側で、トキとヘブンは静かに語り合いました。
参考:地上波番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週、ヘブンさんの最期が描かれます。
そこで今回の本欄では、ヘブンさんの実在モデル・小泉八雲の最期の日々を簡潔にまとめてみました。
小泉八雲の死と遺族の状況
小泉八雲の葬式は萬昌寺で行われました。
小泉八雲の遺骨の埋葬先は雑司ヶ谷にある共同墓地でした。
雑司ヶ谷は小泉八雲が生前から好んで歩いていた場所でもあり、家族とともに出かけることも多く、ゆかり深い土地でした。
小泉八雲が残した家族は、まだ若く、そして幼い子どもたちを抱えていました。
妻のセツは36歳、長男の一雄は10歳、末子の寿々子は生まれてまだ1年ほどでした。
家族にとって突然の別れはあまりに大きく、これからどう生活を守り子どもたちを育てていくのか不安は尽きなかったはずです。
しかし、小泉八雲は生前から遺族の将来を案じていました。
彼は自分の財産を家族に遺すため遺書をしたため、その管理をある人物に託していたのです。
その人物は、セツの母方の遠縁であり、法律学博士として名を馳せた梅謙次郎でした。
梅謙次郎は、東京外国語大学や司法省直則法学専校を卒業し、その後フランスのリヨン大学で法律を学んだ人物でした。
小泉八雲は彼への信頼が厚く、生前から法律上の相談もしていました。
小泉八雲の死後は、梅が遺族の法的な手続きを支え、家族が安心して暮らせるよう尽力しました。
また、小泉八雲の死後、頼れるのは法律の専門家だけではありませんでした。
家族を支えようとする友人たちの存在がありました。
幼い頃から貧しい暮らしを経験してきたセツでしたが、その人生経験は小泉八雲亡き後の大きな支えとなりました。
セツは悲しみに沈みながらも「今すべきこと」に意識を向けられるだけの強さを備えていました。
もともと経済観念がしっかりしており、小泉八雲が東京帝国大学を解雇された際も家計の見直しを進めたほどです。
こうした気質があったからこそ、セツは小泉八雲亡き後も早々に生活を立て直す行動に移ることができました。
子どもたちを守り、家族としての暮らしを続けるために、小泉八雲が残した財産、友人たちの助け、そして自身の力を頼りにしていく覚悟を固めたのです。
小泉八雲の死は家族にとって大きな試練でした。
しかし残された家族は必死に現実と向き合い、一歩ずつ前に進み始めました。
そして残された家族を支えるために、小泉八雲の友人たちが次々と力を貸してくれました。
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