カムカムエヴリバディ

平成5年:苦境の時代劇 / カムカムエヴリバディ 第91回

2022年3月10日(木)第19週「1992−1993」

あらすじ

平成5年(1993年)正月。正月の挨拶に小夜子が大月家にやって来ました。正月早々、野球の自主練に励む桃太郎を小夜子は激励。小夜子の言葉を受けて、桃太郎はレギュラーを取ることを新年の抱負としました。

その頃、時代劇を取り巻く環境はますます厳しくなり、その存続すら危ぶまれるほどに。映画村の入場者数も減少を続ける中、ひなたは入場者数を増やすため外国人観光客を対象にした映画村ツアーを提案しました。

しかし、通訳を雇う余裕はなく、榊原はその提案に乗り気になりません。そんなある日、るいが外国人の客と英語で会話する場面をひなたは目撃。それがきっかけとなり、ひなたは結婚資金として貯めたお金で英会話レッスンを受けることにしました。

3ヶ月の英会話レッスンをすれば、英語を流暢に話せるようになる。ひなたはそう思い込んでいました。しかし、3ヶ月のレッスンを経て、ひなたは自分の思い込みが勘違いであったことを思い知らされるのでした。

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予習レビュー

時間が数ヶ月スキップして平成5年(1993年)。

別れの危機を迎えたひなちゃんと五十嵐くんの関係がどのように収まったのか。

映画村を去る覚悟を固めた五十嵐くんが、その後どうなったのか。

五十嵐くんがからんでいることはすべて今のところ不明です。

そして、時代劇を取り巻く環境は一層厳しくなっている模様。

時代劇の存続さえあやぶまれる、そんな事態にまでなっています。

モモケンみたいなスター俳優であれば、時代劇以外で活躍することは十分にできますが、虚無蔵さんのような不器用な役者さんが心配です。

一方、ひなちゃんは今も映画村で働いています。

しかし、時代劇そのものの人気がなくなる中、映画村の経営も厳しいはず。

そんな中、ひなちゃんは外国人観光客向けに映画村ツアーを企画。

以下、ブログ主の予想です。

入場者挽回の企画を成功させた実績があるひなちゃんは、この新たな企画も採用される。

そして、企画を担当するに当たり英語力を求められるようになり、英語の学習を開始。

かくして「英語」のテーマが再びドラマの中に戻ってくる、そんな展開になるのかもしれません。

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感想

ネタバレあり:ひなちゃんの英語力

ひなちゃんが五十嵐くんと別れてから数ヶ月が経過。

ひなちゃんはしっかりと立ち直っていました。

結婚資金として貯めたお金を英会話レッスンに使うと決める描写から、ひなちゃんが再び前を向き始めたことがわかり、安心しました。

ところで、ひなちゃんの英語力はこれからかなりのレベルまで磨き上げられるはずです。

磨き上げられた英語力によって、ひなちゃんは映画村の中でそれなりのポジションを得るようになるのだとか。

虚無蔵さんの言葉に従い鍛錬を続けた結果、チャンスをつかむようです。

ひなちゃんは鍛錬を続けてチャンスをつかみますが、気になるのは文ちゃんこと五十嵐くんの存在です。

彼もあのストイックな性格から考えて、虚無蔵さんの言葉を胸に何らかの鍛錬に励むはず。

ひなちゃんと文ちゃんが再会するときは、文ちゃんも何らかのチャンスをつかんでいてほしいものです。

JR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」

山下達郎さんの『クリスマス・イブ』が流れる商店街でのるいちゃん。

JR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」シリーズへの粋なオマージュでした。

『クリスマス・イブ』を使った「クリスマス・エクスプレス」に深津絵里さんが出演したのはいつだったのか、調べてみました。

深津絵里さんが出演したのは同シリーズの前身に当たる「ホームタウン・エクスプレス X’mas編」。

タイトルは異なりますが、遠距離恋愛の恋人が新幹線のプラットホームで再会するというストーリーはまったく同じ。

なので、深津絵里さんの出演作が実質的に「クリスマス・エクスプレス」シリーズの初回に当たります。

ちなみに、深津絵里さんが出演したのは昭和63年(1988年)。

当時、深津絵里さんは15歳でした。

当時の映像はYouTubeにアップされていますので、気になる方は「ホームタウン・エクスプレス X’mas編」と検索してみてください。

なお、JR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」シリーズは、平成4年(1992年)の吉本多香美さんを経て、8年スキップ。

平成13年(2000年)の星野真里さん出演を最後に終了。

ただし、平成13年(2000年)の最終版にも、深津絵里さんが再登場しています。

追記:るいちゃんがテレビを買い替えようと決意したクリスマスは、「クリスマス・エクスプレス」シリーズが一旦休止になる最後の年でした。

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POSTED COMMENT

  1. 1013 より:

    ひなちゃん、外国のお客様が何を言ってるのか分かるようになったね。
    もう相手が何を話してるのか理解できなかった、小学生の頃のひなちゃんじゃないものね。
    後はお母さんと出来るだけ英語で話してみたり、実践あるのみだよ。
    もう大丈夫。

  2. H.Sakigake4th より:

    明日の桃ちゃんの失恋。
    小夜子ちゃんの結婚がほぼ確実になりそうです。

    では、お相手は誰なのか?
    予想として取り沙汰されているのは吉之丞くん。

    私も吉之丞くんの可能性が高いと踏んでいますが、根拠があります。
    ただ単に大月家で2人が会う場面が連続しているだけでなく、吉之丞くんの小夜子ちゃんへの呼び方が変わっています。

    1回目は「藤井」
    2回目は「小夜ちゃん」
    知らないうちに距離を縮めている様子がわかります。
    細かいフラグを散りばめているようです。

    当たるか外れるかは明日分かるようですね。

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    川栄ちゃんはやれば出来る娘だ!
    長年AKB48見てきているワシが断言!

    「カムカム」の川栄ちゃんと「真犯人フラグ」の生駒ちゃん
    元AKB48の二人の演技が現在評価されていて非常にうれしい
    乃木坂?
    知らんわ!
    生駒ちゃんはワシの中では元AKB48のいこたんだ
    異論は認めない

  4. あさのあさみ より:

    小学生の時、1週間でラジオ講座を挫折してしまったひなたちゃん、毎日コツコツは自分にはムリ、大金を前納して通いにすれば続くだろうと考えたのは進歩ですね
    ただ3ヶ月では、真面目に取り組んでもペラペラは期待できず、まだまだ甘いひなたちゃんなのでした(笑)
    この先、映画村を支えるほどの英語力を身につけるのは、やはり何らかのきっかけでカムカムラジオ講座に戻って来るのでしょうね

  5. 丹善人 より:

    コメント欄を読んで
    小夜子がビリーと結婚!!
    あり得そうなだけに心配。少女時代あれくらい流ちょうに話せて、
    親しくなっていたから、アドレス交換くらいしていただろうし。
    桃太郎君。絶望して雉真家に行ったりして。

  6. 丹善人 より:

    やっと時代劇と英会話がつながった。
    あらすじで、るいが外人客と会話をしていると聞いたけれど、やはりあれ以来
    ラジオ講座を聴き続けていたんですね。でも、安子もそうだけれど、親子そろって
    耳がいいのかな。ラジオ講座だけであんなにしゃべれるようになるとは。
    ちなみに、僕は結婚以来、朝は6時の基礎英語を目覚まし代わりに毎朝聴き続けて
    36年になるけれど、一向に話せるようにはなっていない。

  7. オペラ座の怪人 より:

    るいお母ちゃん、17年も、カムカムを聞いていたんだ。
    すごいね。
    ひなたも3か月がんばったのは良いんだけど、
    そう、うまくは行かないかあ。

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. 秋桜おばさん より:

    ひなたちゃんも桃太郎くんも日々鍛錬ですね。ひなたちゃんの鍛錬はお金をかけた割には成果が期待出来ませんでしたが…。
    イングリッシュティーチャー(あ、懐かしい!)とマンツーマンでレッスンするというのは技術向上もさることながら、外国人に対するハードルが低くなるというメリットもあるんじゃないかなぁ。なのに、ひなたちゃん、外国人のお客さんにオドオドしちゃって(笑)結婚資金無駄にしちゃった?!
    お金かけなくても毎朝のラジオ英会話で、日常会話は出来るようになるんだぞ!
    昨日から一転穏やかな生活が戻ってきたけど、これからどこに向かって行くんだろう。楽しみ。

  9. 還暦のたつお より:

     あさドラ「ひらり」現代に近ずいてきた、山下達郎「クリスマスイブ」シンデレラエクスプレス繋がり。時代劇存続の危機。伴さんの言葉そういう意味?まあ分からなくも無い。るいさん英語巧い日常会話程度ってこれが一番難しい。17年継続は力です。城田君の声、久々に聞いた。良かった。ひなたさん駅前留学開始。桃太郎筋トレ、素振りに励む。果たして成果は?結局ビリーの時の繰り返し?

  10. H.Sakigake4th より:

    なかなか当たらない私の予想が当たりましたよ!
    ひなたが外国人向け観光客向けのガイドになる。

    そして虚無蔵さんの「そなたに時代劇を救って欲しい」が本格回収される展開が始まりましたね。

    しかし…前途多難な様で…。
    ひなたよ…。3ヶ月で英語が話せるなんてそんな上手い話なんてないぞ…(笑)
    桃ちゃんみたいに日々鍛錬して来たる時に備えているんだぞ。
    虚無蔵さんが言っていることはこういうことです。

    いよいよ英語が物語に戻ってきましたが、この英語でひなたは思いもよらぬ出会いを結びつけるかもしれませんね。

  11. 名乗る程の者ではございません より:

    なるみ姐さんが・・・

    あるとき~🤣
    ないとき~😱

  12. 名乗る程の者ではございません より:

    1993年、テレビ買い替えるのか
    10月28日深夜にクリアな画面で大月家も見るのかな、日本中が落胆したドーハの悲劇
    直前にアメリカ行きの夢を断たれたのはジョーさんだけではない、あの日の日本代表も同じ

  13. やのっち より:

    なんか、五十嵐とは別れちゃうかもしれないな。この時代、ヒロインがずっと独身だったり晩婚だったりしてもいいかもしれないと思ったり。

  14. ハクサイ より:

    なるほど、外国人観光客を相手にするので英会話が必要になってくるんですね。ここで、カムカムに繋がるのかな

  15. 文月 より:

    外国人観光客を対象にした映画村ツアーの企画ですか、、
    妄想すれば、
    ツアーの宣材に載って、それを見たアメリカで旅行エージェントしていたビリーが現れて、、
    (ビリーは城田優ということで、、) 
    ビリーがつれてきたツアー客に、金婚式の記念旅行の安子あるいは安子の孫(演者は上白石萌音)いて、なんやかんやで関係者集合というのはどうでしょうか。
    これだとヒロイン引継ぎ式には、上白石萌音もいてその写真はだせないというのも、、
    そういえば、少し前に上白石萌音が映画村のセットを見学に行ったってSNSで唐突につぶやいていましたね。

    • ぽっぷちゃん より:

      その大人になったビリー(城田?)が、小夜子と今まで文通やらで繋がっていて商店街で桃太郎と会わせた時、
      「私、彼とアメリカに行って結婚するの」って言われて桃太郎振られてショック受ける。って展開かなぁ

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