カムカムエヴリバディ

カムカムエヴリバディ 第19週「1992−1993」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』
2022年3月7日 〜 3月11日放送

あらすじ

1992(平成4年)

時代劇を取り巻く環境が厳しくなる中、映画村は入場者数の減少に悩んでいました。

そんな中、入場者数を増やすための企画を求められひなたは「お化け屋敷」を提案。

ひなたの企画は大成功を収めるものの、五十嵐は俳優としての将来の展望を見出せずに苦悩していました。

そして五十嵐はひなたとの別れ、映画村を去ることを決断するのでした。

1993(平成5年)

時代劇を取り巻く環境はますます厳しくなり、時代劇の存続さえもあやぶまれるほどになっていました。

ひなたは映画村の入場者数を増やすために、外国人向けの映画村ツアーを企画します。

一方、桃太郎は高校野球部のレギュラー入りが決定。

そのことを桃太郎は、真っ先に小夜子に報告するのでした。

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今週の展開

第88回 3月7日(月) ひなたの企画が成功する
第89回 3月8日(火) 五十嵐が責任を問われる
第90回 3月9日(水) 五十嵐が映画村去る覚悟
第91回 3月10日(木) 平成5年:苦境の時代劇
第88回 3月11日(金) 桃太郎のレギュラー入り

予習レビュー

時代劇を取り巻く環境

ひなちゃんが映画村に就職してから8年。

今週は、時代劇を取り巻く環境が厳しさを増し始める頃が描かれます。

さて、時代劇を取り巻く実際の環境は、当時どのようなものだったのか。

ざっくりと調べてみました。

1990年の時代劇

1980年代、ひなちゃんが映画村に就職した頃は、トレンディドラマがテレビドラマの主流になっていました。

そう考えると、日々の生活の中にトレンドドラマの「ト」の字もないひなちゃん、かなりの変わり者です。

1990年代に入ると、民放のテレビ時代劇の放送枠が減少する傾向に。

その減少傾向は1990年代後半に入って顕著に。

今週の本作は1992年から1993年です。

次週あたり、さらに厳しさを増す時代劇の置かれた環境が描かれるかもしれません。

民放最後の時代劇レギュラー枠

2011年、TBSの『水戸黄門』の放送が終了。

これによって、民放の時代劇レギュラー枠は完全に消失しました。

映画村は今もなお運営を続けているので、仮にひなちゃんがその頃まで映画村の職員であったとしても雇用は確保されているはず。

一方の五十嵐くんはどうなってしまうのか。

また、虚無蔵さんのような時代劇以外の世界では生きられないような不器用な人たちがどうなってしまっているのか。

心配は尽きません。

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