本放送:2022年2月8日(火)
再放送:2025年2月27日(木)
第15週「1976−1983」

あらすじ

ひなたは、映画村で出会って一目で恋に落ちてしまった初恋の相手、外国人の少年・ビリーと英語で話したい一心から、ラジオ英語講座で勉強に励むようになりました。そんなひなたの気持ちを察したるいと錠一郎も、ひなたを心から応援しました。

しかし、ひなたの英語の学習熱は長くは続きませんでした。土曜日と日曜日に、テレビや漫画、遊びに夢中になって過ごしたひなたは、月曜日の朝、ラジオ英語講座が始まるまでに起きることができなかったのです。

そして、それまで一週間続いた毎朝ラジオ英語講座で英会話を勉強する習慣は、途絶えてしまいました。ひなたはテレビや漫画に夢中になり、毎朝のラジオ英語講座のことをすっかり忘れてしまいました。

そんなある日、ビリーが一人で回転焼きを買いに来ました。ビリーは回転焼きを買いたいと英語で話すものの、ひなたの口からは、覚えていたはずの英語のフレーズが出てきませんでした。ビリーと言葉を交わせず、ひなたは深く落ち込んでしまうのでした。

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予習レビュー

三代目ヒロインのひな田ちゃんは、何をやっても長続きしない残念な性格であることが事前にアナウンスされていましたが、そんな性格が今回描かれます。

ひなたちゃんがビリーという少年に恋に落ちる。

そして、小夜子ちゃんがビリーと英語で言葉を交わす姿に衝撃を受けたひなたちゃんは、英語を話せるようになりたい。

ビリーと英語で会話を交わせるようになりたいとスイッチが入ります。

ここまではよかった・・・

ところが、あっという間にバッテリー切れになり、テレビや漫画に夢中に。

昭和50年(1975年)頃といえば、子供向けのテレビ番組の全盛期。

夜の7時からの一時間は、ほとんどのテレビ局が子供向け番組で視聴率を激しく競っていたい時代です。

ブログ主も新番組が始まるたびに、どれを続けて観ようか迷いに迷った思い出があります。

また当時は少年コミック、少女コミックの全盛期でもありました。

日本史上、というより世界史上、あの頃くらい子供向けコンテンツが充実していた時代は他に存在しないのではないか。

そんな時代でした。

そんな時代に少女時代を過ごすことになったひなたちゃんは、幸福なのか不幸なのか。

でも、本作の終わり頃、すなわちひなたちゃんが50代になった頃、ひなたちゃんは幸福な思い出として当時の記憶を思い出すのでしょう。

ブログ主にとっても昭和50年は素敵な思い出でいっぱいです。

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感想

チビひなちゃんのストーリーは今日明日で終了

チビひなちゃんのストーリーは今日明日で終了です。

さて、チビひなちゃんストーリーの最終回の直前のタイミングで、チビひなちゃんは大きな挫折を経験しました。

この挫折の経験を経て、明後日には登場する18歳になったひなちゃんはどれだけ成長しているのか気になるところですが・・・

ひなた編の予告映像を見るかぎり、ひなちゃんは相変わらずのようです。

相変わらずと判断できる場面が、予告映像に二つ挿入されていました。

一つ目:妄想癖。

ひなちゃんの妄想癖は、高校三年生になっても相変わらずのようです。

おそらくは高校でのお弁当の時間。

一人で妄想の世界に入り込み、ひとりごとを言っていたらしいひなちゃんに対して、いっちゃんがツッコミを入れる場面があります。

二つ目:夏休みの宿題。

高校三年生のひなちゃんが、いっちゃんと小夜ちゃんに宿題を手伝ってもらっている場面も予告映像にありました。

どうやら小学四年生以来の夏の恒例行事になっているようです。(笑)

そんなひなちゃんの、1999年の34歳を経て、50代までを描く半生のストーリーが間もなく始まります。

『全員集合』『サザエさん』『母を訪ねて三千里』『春一番』。

これら昭和のエンタメを、チビひなちゃんと同じタイミングで楽しんでいたブログ主にとって、これから始まるストーリーは、まるで自分のこれまでを振り返るかのよう。

また、これからの展開の中で安子編の登場人物やエピソードも回収されることが考えられます。

あと残り二ヶ月。

楽しみが尽きない『カムカムエヴリバディ』の第69回でした。

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