2025/9/4(木)第23週「ぼくらは無力だけれど」
あらすじ
嵩は、結太郎の帽子をかぶるのぶの姿をヒントに、帽子を目深にかぶった正体が分からない男「某氏」というキャラクターを生み出しました。
そして、漫画『ボオ氏』を完成。
その作品はコンクールで大賞を受賞しました。
嵩はこれまで自分を支え続けてくれたのぶに感謝の気持ちを伝えました。
一方、のぶは登美子から本格的に茶道を習い始めました。
そんなある日、手蔦治虫がやって来ました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
ヤムおじさんが再登場のフラグ
今週、ヤムおじさんが再登場します。
東京編に入ってからヤムおじさん再登場のフラグは二度ほど立ちました。
一度目は健ちゃんの目撃情報です。
健ちゃんは新橋の街角でツボを抱えた男性が小走りしている姿を目撃。
健ちゃんがそのことをのぶちゃんや嵩くんたちに報告すると、面々はそれはヤムおじさんに違いないと確信。
ヤムおじさんが東京にいるらしいこと。
さらにツボを抱えていることから、パン職人に復帰したらしいこと。
などなどが分かり、ヤムおじさんは間違いなく再登場するだろうと信じるに足るフラグが立ちました。
二度目は羽多子さんの一言です。
蘭子ちゃんとメイコちゃんから東京に来てほしいと言われた羽多子さんが上京。
その際に、ヤムおじさんがいないと上手にアンパンを焼くことができないと羽多子さんは言いました。
わざわざ羽多子さんに「ヤムおじさん」の名前を言わせることで、これもさりげないフラグとなりました。
この二つのフラグを経て、いよいよヤムおじさんが再登場します。
ヤムおじさんの前回の登場場面
ヤムおじさんが再登場。
前回のヤムおじさんの登場場面は、戦後間もない頃のカマジイの葬儀の場面でした。
カマジイに会う気満々で朝田家にやって来たヤムおじさんの第一声は「じいさん元気か?」でした。
しかし、その日は「じいさん」の葬儀の日でした。
あの時のヤムおじさんの姿は見ていて痛々しかった。
かつてやむおじさんとは犬猿の仲だったカマジイですが、ある時期からヤムおじさんにとってカマジイは心を許せる大事な存在になっていたような気がします。
なにしろ戦争の心の傷を唯一打ち明けた相手がカマジイでしたから。
そしてカマジイもまた、ヤムおじさんの心の傷の深さをしっかりと理解していました。
もし終戦間もないあの頃に、まだカマジイが生きていたら。
ヤムおじさんは再び朝田家に住み着いていたような気がしています。
戦時中にヤムおじさんが朝田家を去った際、カマジイがヤムおじさんに言いました。
この頑固ジジイと一緒に御免与でジジイになればいいと。
ヤムおじさん、そのつもりで御免与に戻ってきたのではないでしょうか。
今週のヤムおじさん
今週、再登場するヤムおじさんは、今もふらっと訪れた地でパンを焼いて過ごし、ある日またどこかへ旅立つ。
そんな暮らしを続けているという設定です。
健ちゃんが新橋でヤムおじさんの姿を目撃した際も、ヤムおじさんは旅の道中だったのかもしれません。
新橋といえば美村屋がある銀座の隣町なので、ヤムおじさんの美村屋復帰を期待していたのですが、それはなさそうです。
さて、このページをアップした段階でのヤムおじさんの再登場場面で分かっていることは以下のとおりです。
ヤムおじさんとばったり出くわすのは蘭子ちゃん。
蘭子ちゃんがどこでヤムおじさんと遭遇するのかは不明です。
そして蘭子ちゃんはヤムおじさんを柳井家に連れてきます。
柳井家はこの時点では四谷のマンションに移転し、羽多子さんも同居しています。
実は蘭子ちゃんもこの頃にはのぶちゃんと嵩くんが暮らしているマンションの階下の一室に引っ越してきています。
さて、柳井家に案内されたヤムおじさん。
残念ながらそのときに嵩くんは不在です。
でも、ヤムおじさんが以前と同じように旅をしながら暮らしていることを知り、ヤムおじさんの心の傷はまだ癒えていないと嵩くんは察します。
そしてヤムおじさんみたいな人を漫画の力で救いたいと嵩くんは決意を新たにするのだそうです。
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