リヨとヘブンが出かける / ばけばけ 45回
2025/11/28(金)第9週「スキップ、ト、ウグイス。」
あらすじ
リヨとヘブンのランデブーの日を迎えました。その日、錦織は江藤とともに陰から二人を見張ることにしました。リヨとヘブンが最初に足を運んだのは県庁の庁舎でした。県庁でのランデブーなら認めると江藤がリヨに告げていたのです。
一方、トキはツルや梶谷とともにリヨとヘブンのランデブーの行く末がどうなるかを話し合っていました。すると梶谷はある情報をトキに知らせました。実は江藤はリヨには甘いので、リヨが粘れば恋は叶うのではないかと。
梶谷から話を聞かされたトキは、ランデブーはうまくいってしまうのではないかと不安になりました。一方で錦織と江藤の偵察はヘブンにバレてしまいました。ヘブンは錦織とヘブンも誘い城山稲荷に足を運びました。
その日の夜、ヘブンは城山稲荷の狐の石像の絵をトキに見せました。ヘブンはまたトキが生けた花を気に入り、その花も描いていました。そのことに気がついたトキは嬉しくなり、スキップしながら家路につくのでした。
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感想
今週の振り返り:リヨちゃんの恋
前週、トキちゃんとヘブンさんはようやく信頼し合える関係を作ることができました。
本作の重要な二人の関係が良好になったことを受けて始まった今週。
重要な二人の間に割り込んでくる新キャラが登場しました。
リヨちゃんです。
リヨちゃんがこのタイミングで登場することは事前に知ってはいましたが、ここまでクセの強いキャラとして登場することは想定外。
しかし、よくよく考えてみればお父上の江藤知事もまあまあクセの強いキャラです。
あの江藤知事のご令嬢なら、こんなものなのかもしれません。
さて、リヨちゃんは江藤知事と錦織くんによるヘブンさんの名所旧跡案内に強引について来ました。
この点もブログ主には想定外でした。
江藤知事が英語に堪能なリヨちゃんを通訳として連れ出し、通訳としてコミュニケーションをとる中でリヨちゃんはヘブンさんに恋をしてしまう。
そんな展開を予想していたからです。
リヨちゃんが江藤知事主催の名所旧跡案内になぜ割り込んできたのかその動機は不明です。
得意な英語を駆使してみたかっただけなのかもしれません。
ただそれだけの動機でやって来たのにヘブンさんの紳士的な振る舞いに心をつかまれてしまった。
そんなところでしょうか。
しかし、そこからリヨちゃんの前のめり気味の暴走に近い行動が始まりました。
まずはウグイスでプレゼント攻勢。
実はメジロでしたが・・・
続いてヘブンさんをディナーに招待した際の料理。
この料理でリヨちゃんのお母上は、リヨちゃんの気持ちに気がついてしまったようです。
そしてお母上の察知によってリヨちゃんの恋心は両親の知るところに。
ところが両親に反対されてもヘブンさんへの恋心をあきらめる気配は微塵もないリヨちゃん。
あきらめるどころか八重垣神社の恋占いで、ヘブンさんとの未来に確信を持つまでに。
その一方・・・
今週の振り返り:勘右衛門さんの恋
その一方で、勘右衛門さんの恋も始まりました。
ブログ主としては勘右衛門さんの恋の行く末の方が気になります。
というかリヨちゃんの恋の行く末がすでに分かっているのに対して、勘右衛門さんの恋の行く末については情報が皆無。
気にならないわけがありません。
勘右衛門さんが恋をする。
これだけでも十分に驚きですが、恋が勘右衛門さんを変えつつあるようです。
時代の変化を頑なに拒み続けてきた勘右衛門さんが、時代の変化を受け入れることを暗示するような言葉を口にしたからです。
勘右衛門さんの恋の行く末以上に、今後の勘右衛門さんの変化が気になります。
ただし年内放送では勘右衛門さんには大きな変化はなさそう。
史実に近い展開になれば年明け早々に松野一家は熊本に移転することになります。
そして史実では当時の熊本は時代の変化を先取りしようと前のめりになっていたほどの環境だったとか。
そんな環境で勘右衛門さんがどのような変化をするのか。
ブログ主が本作の今後の展開で最も気になっている点の一つが、この勘右衛門さんの変化だったりします。
トキちゃんの変化
さて、今回はリヨちゃんとヘブンさんのランデブーの日。
錦織くん発案の糸コンニャク弁当作戦は失敗に終わりました。
しかし城山稲荷に行ったヘブンさんはキツネの石像に夢中になりリヨちゃんなんて眼中にない。
リヨちゃんの恋がうまくいかないフラグなのかもしれません。
一方、トキちゃんの中でヘブンさんに対する特別な感情が芽生え始めたのかも。
江藤知事はリヨちゃんとヘブンさんの恋は意外にうまくいくのではないかという梶谷さん情報を聞かされたトキちゃん。
明らかに不安そうな表情に。
一方で、柱に生けた花をヘブンさんがとても気に入り、その絵まで描いてくれたことにトキちゃんは感激。
喜んだトキちゃんはついにスキップができました。
そんなトキちゃんの変化が描かれた一方で、ヘブンさんの心はまだイライザさんにあるようです。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週はリヨちゃんがヘブンさんに恋をします。
しかしヘブンさんはリヨちゃんの気持ちにはまったく気づかず、ヘブンさんが思うのは米国でヘブさんの帰りを待つイライザさんのことばかり。
リヨちゃんの恋心によって、今週はヘブンさんのイライザさんへの恋慕の情がより明確に描かれるものと思われます。
そんなタイミングで、ヘブンさんとイライザさんの関係。
二人の実在モデルであるラフカディオ・ハーンとエリザベス・ビスランドの関係。
二組の関係の対比を行ってみみようと思います。
ヘブンさんとイライザさんの関係
今週までのドラマの中で、ヘブンさんとイライザさんの関係はそれほど深くは描かれていません。
二人の関係が初めて描かれたのはヘブンさんがまだアメリカにいる頃の描写です。
そのころヘブンさんは新聞社の編集長でした。
そして、特集記事の企画会議で編集長のヘブンさんが部下たちに企画のアイデアを求めました。
ヘブンさんの求めに応じて真っ先に「日本」を提案したのがイライザさんでした。
そのときイライザさんは日本を提案しただけで終わりませんでした。
日本に私も一緒に連れ行ってほしいとさりげなく一言を付け加えていました。
この一言がヘブンさんとイライザさんの関係が、単なる上司と部下の関係を超えていることを暗示していました。
その後、ヘブンさんが松江に着いた直後に、ヘブンさんがイライザさんの写真に語りかける場面。
ヘブンさんが一時期滞在していた花田旅館の女将がイライザさんの写真を見つけ、それがヘブンさんの大事な人であると察する場面。
また錦織くんがイライザさんをネタにしてクイズを出題しようとしてトキちゃんに制止される場面。
これらを通じて間接的ながらヘブンさんとイライザさんの関係が描かれてきました。
そして今週、ヘブンさんは「いつか君と一緒に(松江の街を)歩きたい」というセリフを口にします。
ヘブンさんにとってイライザさんがどれほど大事な存在なのか。
そして二人の関係がどのようなものなのか。
間接的ではありますが、今週に至るまで少しづつ描かれてきました。
ラフカディオ・ハーンとエリザベス・ビスランドの関係
一方、ヘブンさんとイライザさんの実在モデルであるラフカディオ・ハーンとエリザベス・ビスランドの関係はどうだったのか?
以下に簡単にまとめてみました。
10代の頃より詩の投稿などによって文筆活動を初めていたエリザベス・ビスランドは、20歳のときに『ニューオーリンズ・タイムズ・デモクラット』に入社。
当時『ニューオーリンズ・タイムズ・デモクラット』では、ラフカディオ・ハーンが文芸部長として働いていました。
そしてラフカディオ・ハーンの著作に魅了されたエリザベス・ビスランドは、ラフカディオ・ハーンの下で働きたくて『ニューオーリンズ・タイムズ・デモクラット』に入社。
ラフカディオ・ハーンもエリザベス・ビスランドのことを気に入りいつしか恋をするように。
しかしラフカディオ・ハーンは告白できずにいました。
そんな中、エリザベス・ビスランドはさらなるキャリアアップを目指してニューヨークへ。
エリザベス・ビスランドがニューヨークに行く前、彼女はラフカディオ・ハーンにニューヨークでのキャリアアップのことを相談したそうです。
しかし自分の気持ちを伝えられないラフカディオ・ハーンはニューヨーク行きを賛成。
ラフカディオ・ハーンに背中を押される形でエリザベス・ビスランドは文筆家としてのキャリアアップを目指してニューヨークへ。
以上の別れがある点が史実とドラマの大きな違いの一つです。
ラフカディオ・ハーンとエリザベス・ビスランドの再会
ラフカディオ・ハーンとエリザベス・ビスランドが別れてから数年後。
ラフカディオ・ハーンにはニューヨークを訪ねる機会がありました。
ラフカディオ・ハーンはエリザベス・ビスランドにアポをとり再会する段取りをつけました。
ラフカディオ・ハーンは今度こそ自分の気持ちを打ち明けると心に決めていました。
そしてラフカディオ・ハーンはようやくエリザベス・ビスランドと再会。
その頃、エリザベス・ビスランドは近づくのも難しいほどの売れっ子になっていました。
そして売れっ子になっていたエリザベス・ビスランドは、ラフカディオ・ハーンとの再会の数時間後には世界一周旅行に旅立つことが決まっていました。
ラフカディオ・ハーンはまたしても告白できませんでした。
世界一周旅行に旅立ったエリザベス・ビスランドはその後日本に二日間滞在。
その時の様子をラフカディオ・ハーンに手紙で知らせたことが契機となり、ラフカディオ・ハーンはその後訪日することになりました。
ラフカディオ・ハーンの訪日のきっかけもまた、ドラマの中で描かれたヘブンさんの訪日ときっかけと大きく異なるところです。
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相変わらず積極的なリヨちゃん。
強引で、でもなんだか憎めません。
その積極性も空回り。
日本大好きヘブンさんと西洋に憧れるリヨちゃんとでは、噛み合わないのも無理ありません。
それにヘブンさんの中にはイライザさんがいる。
一方、おトキちゃんとヘブンさんの方は、少しずつ歯車が噛み合い始めました。
心づくしの花を認めて褒められれば、そりゃあ嬉しくてスキップも出来るようになるよね。
予告編、松江の冬
おい!カニねえぞ!カニ!
鳥取県境港と松江がカニの境目なのか?
詳しいことは知らんけど
松江から中国地方日本海側は出雲・浜田・萩・長門・下関にかけてカニが消えるぞ
カニないと冬場が味気ないぞ!
という松江に対する数少ない不満
知事の深謀遠慮。女将さんボケ、ツッコミ。「ひよっとすると。」梶谷さんの読み。どうかな?尾行気付かれていた。お稲荷様に喜ぶヘブン先生。気味悪がるリヨさん。破綻の伏線?糸こんにゃく無駄だったみたい。えっおトキさんスキップ出来てる。まだヘブン先生の心の中にはイライザさんが大きな存在。同時代に展開する「イクサガミ」第一回戦、伊藤英明対玉木宏。まさかあの人負けるとは。