2025/12/12(金)第11週「ガンバレ、オジョウサマ。」

あらすじ

リヨがヘブンにプロポーズをした翌日の朝。松野家の家族はリヨのヘブンへのプロポーズの結果を尋ねました。プロポーズは失敗に終わったことをトキは告げ、それを知った松野家の家族は深く落胆しました。

その日、トキが家を出ると松野家の外でリヨがトキが出てくるんのを待ち構えていました。リヨはこれまでトキがしてくれた協力へのお礼を述べ、ヘブンは暗い過去を持っているのでヘブンを射止めるのは大変だと忠告しました。

その日の朝、ヘブンは目が覚めても体が動かなかったことをトキに伝えました。トキはそれが金縛りであることを説明し、幽霊の世界の入り口だと教えました。その説明を受け、ヘブンは母親の幻を見たとトキに告げました。

そんな中、中学校で錦織がヘブンに尋ねました。自分はヘブンにとってどのような存在なのかと。素晴らしい通訳でお世話掛とヘブンは返答。錦織は落胆の表情を浮かべました。次の日の朝から、錦織はヘブンを迎えに現れなくなりました。

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感想

今週はリヨちゃんがヘブンさんに急接近。

そんな中、ヘブンさんのこれまで語られてこなかった悲しい過去が明かされました。

リヨちゃん

リヨちゃんが急接近したそもそものきっかけはヘブンさんの帰国宣言でした。

ヘブンさんは日本での初めてのお正月を迎え、年内に日本滞在記を完成させて帰国するので来年の冬にはもう松江にはいないと宣言。

最初に大きな反応を示したのは松野家の人々でした。

なにしろヘブンさんが帰国してしまうとトキちゃんの女中の仕事はなくなります。

そうなると借金返済は再び遅々として進まなくなる。

最悪の事態を迎えてしまうからです。

激しく動揺する松野家の人々。

その一方でリヨちゃんはいたって冷静でした。

冷静に見せようとしているのではなく本当に冷静でした。

リヨちゃんはヘブンさんが一年ぐらいに帰国していることはよ〜く知っていました。

なので覚悟を固めてその対策を考えていたのでしょう。

松野家の人々もヘブンさんが一年ほどで帰国してしまうことは知っているとは思うのですが、何も考えていなかったようです。

さすがお気楽で無計画な松野家の人々です。

さて、リヨちゃんは自分がヘブンさんと結婚すれば帰国は止められると考えたのでしょうか。

いつだったかリヨちゃんは自分とヘブンさんのフィーリングはベスト。

だから最高のパートナーになれると言い切ってました。

リヨちゃん、自分がプロポーズすればヘブンさんに受け入れてもらえると自信があったのでしょう。

だからプロポーズ。

さらにストーブを用意すれば寒さが苦手なヘブンさんでも松江に積み続けてくれるだろう。

そんな算段をしていたのかもしれません。

しかしリヨちゃんのあては完全にはずれました。

ヘブンさんの過去

ヘブンさんがこれまで誰にも語ってこなかった悲しい過去を語り始めました。

なんとヘブンさんは結婚の経験がありました。

しかもその結婚は失敗に終わりました。

最悪の形で。

以下は史実をもとにしたブログ主の推測です。

ドラマの中でヘブンさんの米国時代以前のことは詳しく語られてはいません。

しかし史実通りかそれに近い過去を持っているものと思われます。

もし史実通りなら・・・

ヘブンさんは幼い頃に両親に捨てられました。

叔母に引き取られたものの、その叔母が破産し路頭に迷うことになりました。

叔母の破産、これが米国移住のきっかけです。

ヘブンさんはドラマの中でやむを得ず米国に渡ったと言ってましたので、希望に満ちて米国に渡ったというよりは、それしか選択肢がなくて渡米したのでしょう。

その後ヘブンさんは下働きなどを積み重ねながら文筆家としてのスキルを磨き、ついに新聞記者として正式に採用。

これが前々日に語られた場面です。

さて、ヘブンさんは新聞社に採用されてマーサさんと出会うまで、家族の暖かさを知らずにきたはずです。

だからマーサさんとの出会いはどれほど嬉しかったか。

しかし時代がマーサさんとの結婚を許しませんでした。

結婚は最悪の形で終わり、それ故にヘブンさんはどこかに定住する生き方に恐怖心を持つようになったようです。

そんなわけでヘブンさんはリヨちゃんのプロポーズを受け入れることができませんでした。

しかし・・・

この先でヘブンさんんは日本に定住します。

どんな心境の変化が描かれるのでしょうか。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

今週、ヘブンさんがこれまでドラマの中で語れていなかった新たな過去を語ります。

そこで今回の本欄ではヘブンさんの過去の整理をしてみます。

これまで語られたヘブンさんの過去

ここで言う「ヘブンさんの過去」とは、トキちゃんと出会う前の過去という意味です。

ヘブンさんがドラマの中に初めて登場したのは第1回の冒頭の場面を除くと、アメリカで貧困の中で絶望している姿です。

拳銃で命を断とうとしたら弾がない。

そんな場面でした。

次の登場場面は新聞社の編集長として何人もの部下を従えている姿。

貧困の中での絶望から状況が一転していました。

これらの米国でのヘブンさんの姿の描写を経てヘブンさんが松江に到着。

ヘブンさんが松江にやって来てからドラマの中で語られたヘブンさんの過去は、少年時代に目を負傷して失明したエピソードでした。

また、アメリカからやって来たヘブンさんは実はアメリカ生まれではなかった。

そんな過去も語られました。

以上がドラマの中で語られてきた過去です。

新たに語られるヘブンさんの過去

今週、新たに語られるヘブンさんの過去は二つ。

まだ詳細までは明らかになっていませんが、ざっくりと以下の二つです。

一つ目。

ヘブンさんは親に捨てられた過去を持っているのだそうです。

アメリカ以外のどこかで生まれたヘブンさんが親に捨てられて渡米。

しかし仕事にありつけず貧困のどん底に。

これがドラマの中で描写があった絶望の場面だったのかもしれません。

二つ目。

ヘブンさんはバツイチです。

アメリカで結婚と離婚を経験しています。

ヘブンさんがイライザさんと出会う前に経験したことと思われます。

【史実】ラフカディオ・ハーンの場合

今週のドラマの中で新たに語られるヘブンさんの過去。

親に捨てられた過去。

離婚した過去。

それぞれの過去のモチーフとなった史実の過去は以下の通りです。

ラフカディオ・ハーンはアイルランド人の父とギリシア人の母の間で生まれました。

しかし母は夫の愛情を感じられなくなったことを理由に当時4歳のラフカディオ・ハーンを捨てて故郷に去ってしまいました。

その3年後、今度は父が再婚したのを機にラフカディオ・ハーンのもとを去りました。

ラフカディオ・ハーンは7歳で両親から捨てられたのです。

それから12年。

ラフカディオ・ハーンは19歳のときに移民船に乗って渡米。

渡米から5年を経てラフカディオ・ハーンは新聞記者の職を得ました。

そしてその頃に結婚。

結婚相手は白人と黒人の混血女性でしたが、当時は混血女性との結婚は非合法。

そのためラフカディオ・ハーンは解雇され、その直後に離婚も経験。

解雇と離婚の後、ラフカディオ・ハーンは餓死寸前の貧困も経験しているのですが、ドラマの中で描かれた「絶望」の場面はこの頃のことと思われます。

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