2026/3/3(火)第22週「アタラシ、ノ、ジンセイ。」

あらすじ

イライザから「フィリピン滞在記」を書かないかという誘いを受けたヘブンの気持ちはフィリピンに向かっていました。ヘブンは家族を連れてフィリピンに行くことも考えましたが、トキの英語は上達しませんでした。

そんな中で届いた『日本滞在記』の印税があれば家族は5年から10年は暮らせると知ったヘブンはフィリピンへ一人で行くことも検討。しかし、松江に家族を残してきた永見が妻からの手紙を読み涙を流す姿を見て複雑な気持ちになりました。

一方、ヘブンの不在中にトキは立ちくらみを起こしそのまま倒れてしまいました。医者には貧血と診断されました。数日後、回復したトキはランのもとに足を運び、ランの家で滋養のつくスープを振る舞われました。

その席でトキは、ヘブンがフィリピンに行くつもりであることをランに聞かされました。それが初耳であるトキはパニック状態に陥りました。その帰り道、トキは再び具合が悪くなり座りこんでしまうのでした。

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感想

揺れるヘブンさん

イライザさんへの手紙で「もう心はフィリピンに向かっている」と書いたヘブンさん。

ヘブンさんフィリピンに行くつもりになっていることが初めて明かされました。

そして米国から届いた『日本滞在記』の印税。

その金額の大きさに驚くヘブンさん。

そしてヘブンさんはそのお金があれば家族は何年暮らしていけるのかを尋ねました。

ヘブンさん、お金を残して一人でフィリピンに行くことを考え始めたのでしょう。

なんというタイミングでの印税の到着。

ロバートさんに相談すると、深く考える様子もなく簡単に答えました。

自分なら家族を置いて一人で行くと。

一方で車夫の永見さんが松江に残した家族を思い出して涙を流す。

永見さんが妻子持ちだということを初めて知りました。

ヘブンさんも初耳だったようです。

家族と離れ離れになった永見さんの姿を見て、ヘブンさんはフィリピンでの自分の姿を想像したのでしょうか。

実に複雑な表情を浮かべていました。

それでもヘブンさんはフィリピン行きへの思いを断つことができません。

そしてヘブンさんはトキちゃんの英語のレッスンを中止にする。

フィリピンには一人で行くと決めてしまったのでしょうか。

揺れるヘブンさん。

その一方でトキちゃんもピンチです。

トキちゃんもピンチ

昼間、ヘブンさんが学校で仕事をしている間にトキちゃんは立ちくらみ。

診断は貧血。

大したことはないというのが医師の見立ててです。

実際に大したことはなかったのか、回復したトキちゃんはランさんのもとへ。

滋養のつくスープを振る舞われながらランさんから「What’s your name?」といきなり英語で質問されても即答できず。

トキちゃんの英語の実力を知ったランさん。

英語の実力についての会話をする中でランさんの口から出てきた言葉はトキちゃんにとは初耳であり、衝撃的な内容でした。

ヘブンさんはフィリピンに行くつもり。

ヘブンさんのフィリピン行きのことをトキちゃんはすでに知っているはずだとランさんは考えたのでしょう。

だから軽〜く言ってしまった。

しかしトキちゃんはそのことで相談すら受けていませんでした。

トキちゃんの中で妄想がふくらみます。

英語を勉強しようと言い出したのは、自分をフィリピンに連れていくため?

でも英語の勉強を中止にしたのは、フィリピンには一人で行くと決めたから?

以上、色々と面倒なことになってきた『ばけばけ』107回でした。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

前週、ヘブンさんに宛ててイライザさんから手紙が届きました。

今、帰国すれば売れっ子作家になるチャンスだ。

そんな内容の手紙です。

今週、それよりも踏み込んだより具体的なチャンスを知らせる手紙が、再びイライザさんから届きます。

『フィリピン滞在記』のオファー

イライザさんからの手紙は次のような内容です。

・米国での『日本滞在記』の評判を受けて『フィリピン滞在記』のオファーがある
・原稿料に加えて渡航費と二年間の滞在費も出してもらえる好条件

ヘブンさんにとっては夢のような話です。

『日本滞在記』のときとは比較にならないほどの好条件であること。

好条件なので執筆に集中できる環境を得られること。

そしてフィリピンは松江や熊本よりも温暖な地域であること。

先週のイライザさんの手紙に対しては特段の反応を示さなかったヘブンさん。

今週のイライザさんの手紙に対しては心を激しく動かされます。

自分が独り身ならすぐにでもフィリピンに行きたいところだ。

ヘブンさん、そんな考えを持つほどに心を動かされるようです。

オファーに対する周囲の反応

イライザさんから『フィリピン滞在記』オファーの手紙を受け取ったヘブンさん。

その翌日にさっそく同僚のロバートさんに相談します。

ヘブンさんから相談を受けたロバートさんの反応は・・・

フィリピンに行くべきだと即答。

間髪入れずに答えるようです。

ロバートさんがそのように即答した理由は次のとおりです。

『日本滞在記』を完成してしまった今、このまま日本にい続けても書く題材を見つけることはできないだろう。

松江や熊本以外にも書く題材はいくらでもあると思うのですが、その議論はここではしません。

もう一人の同僚、作山さんもロバートさんに賛成。

ヘブンさん自身も、そうかもしれないと思い始めるようです。

実際、熊本に来てからのヘブンさんは、日本の古き良きものが失われつつある熊本に失望し、創作意欲を失いかけたほどなので。

というか熊本に着いて創作意欲を失ったのは今週のフラグだったのかもしれません。

ヘブンさんの密かなプラン

フィリピン行きをあきらめきれないヘブンさんは本気で考えます。

『日本滞在記』で得た高額な印税を日本に残せば松野家の人々は暮らしていけるはずだ。

フィリピンへは自分一人で行こうと。

そんな中、思わぬ事態が発生します。

思わぬ事態、それは次回の本欄で・・・

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