ばけばけ 第14週「カゾク、ナル、イイデスカ?」予習レビューとあらすじ
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』
2026年1月5日 〜 1月9日放送
あらすじ
ヘブンと錦織が出雲へ
日本滞在記の完成に向けてヘブンと錦織は出雲の地に足を運びました。
出雲ではヘブンは精力的に取材を行いました。
大事な話
ある日、ヘブンに呼び出されたトキは大事な話があると告げられました。
しかしヘブンに告げられた「大事な話」をトキは家族に伝えることができずにいました。
タエと三之丞の存在
「大事な話」を家族に伝えることができないトキに対してヘブンは苛立ちを募らせていました。
そんな中、トキは今までヘブンに隠していた実母タエと実弟三之丞の存在をヘブンに知られてしまうのでした。
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今週の展開
66: 1/5(月)
67: 1/6(火)
68: 1/7(水)
69: 1/8(木)
70: 1/9(金)
予習レビューと史実のリアルエピソード
出雲への旅
セツがラフカディオ・ハーンの住み込みの女中となった年の夏にラフカディオ・ハーンは西田千太郎は「夏休みの漫遊」を計画。
明治24年(1891年)7月26日に、ラフカディオ・ハーンと西田千太郎は最初の逗留地である出雲大社の近く杵築(きづき)の稲佐の浜を訪問。
その二日後には手紙で呼び出されたセツも加わり、ラフカディオ・ハーンと西田千太郎、そしてセツの三人は8月10日まで杵築に滞在しました。
ところでセツの杵築訪問には次のようなエピソードが残されています。
セツが杵築の因幡屋別館に着いた頃、ラフカディオ・ハーンはセツの到着を知らずにいました。
ラフカディオ・ハーンが海岸から因幡屋別館に戻ると、セツは階上から「優しい清い微かな声」で「あなた」と呼びかけました。
ラフカディオ・ハーンはその時のセツの印象を「セツの魂が抜け出ている」ように見え「女神」と表現しました。
杵築訪問ではもう一つ次のようなエピソードも残されています。
セツが因幡屋別館に着いたその日、セツとラフカディオ・ハーンの二人は西田千太郎と離れて因幡屋本館に移動。
二人が人力車で因幡屋本館に到着した時のこと。
ラフカディオ・ハーンはセツを人力車から抱き抱えて降ろしました。
その二人の姿を見ていた因幡屋本館の当時17〜18歳になる養女は、当時の日本人には想像すらできない姿を晩年まで忘れることがなかったと述べています。
そして8月4日にはラフカディオ・ハーンは出雲大社の宮司による特別の計らいで神事の舞いを見学。
ラフカディオ・ハーンとセツはこの時の神事を「神前での結婚」と考えていたという説があります。
その三日後の8月7日、セツはラフカディオ・ハーンとともに、セツの親戚にあたる小野男爵家を訪問。
この訪問時にラフカディオ・ハーンはセツとの結婚を小野男爵家に報告したのではないかと考えられています。
かくして「夏休みの漫遊」は終了し、8月10日にセツとラフカディオ・ハーン、そして西田千太郎の三人は松江に帰還。
その翌日の8月11日、ラフカディオ・ハーンは手紙によって友人に結婚を報告しています。
そして8月14日、セツとラフカディオ・ハーンは「二人だけの初めての長旅」に出たのですが、これは新婚旅行のようなものと考えられています。
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