NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』
2026年1月12日 〜 1月16日放送

あらすじ

トキとヘブンの結婚

トキとヘブンの結婚が認められ二人は晴れて夫婦になりました。

そして松野家の一家ともども、トキは長年暮らした長屋を出て橋の向こうの城下町に転居することになりました。

転居の日

そして迎えたトキとヘブン、そして松野一家の転居の日。

トキはサワやなみに見送られて城下町の武家屋敷に向かいました。

武家屋敷での新生活

武家屋敷でヘブンを迎え入れた松野家の新たな暮らしが始まりました。

ヘブンは日本式に合わせるというものの、松野家と一緒に暮らしていけるのか面々は不安でした。

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今週の展開

71: 1/12(月)
72: 1/13(火)
73: 1/14(水)
74: 1/15(木)
75: 1/16(金)

予習レビューと史実のリアルエピソード

ヘブンさんの実在モデルであるラフカディオ・ハーンは松江をこよなく愛していました。

その一方で小泉セツさんとの結婚で大家族を養うことになり、松江での暮らしに不安も抱えていました。

ラフカディオ・ハーンが松江での暮らしにどのような不安を抱えていたのか。

下記にまとめてみました。

松江への愛情

ラフカディオ・ハーンは、松江という土地をとても気に入っていました。

松江の地に暮らす人々のあたたかさ、湖や街並みに広がる美しい風景、そして独自の文化。

そのどれもがラフカディオ・ハーンの心を強くとらえていたのです。

ラフカディオ・ハーンにとって松江は、単なる滞在先ではなく大切な場所になっていました。

そのため、できることならずっと松江で暮らしたいと考えていました。

ラフカディオ・ハーンはそれほど松江を愛していたのです。

しかし、どうしても避けられない問題がありました。

それは松江の冬でした。

ラフカディオ・ハーンはアメリカ南部など温暖な地域で長く暮らしてきており、寒さには慣れていませんでした。

松江の冬は厳しく、その寒さそのものもつらいものでした。

しかしそれ以上に堪えたのは、残っていた右目の調子が寒さによって悪くなってしまうことでした。

右目の視力だけが頼りのラフカディオ・ハーンにとってそれは深刻な問題でした。

一方で、ラフカディオ・ハーンは日々文章を書き続けていましたが、松江にいた頃にはまだ原稿料や印税収入はありませんでした。

学校からの給料は悪くなかったものの、これから家族を養っていくことを考えると不安がありました。

ちょうど結婚し、家族としての生活が安定してきた時期だったため、その責任や将来への思いも重なっていたのです。

松江を愛する一方で現実的な問題も存在しラフカディオ・ハーンは悩みました。

・美しい松江への深い愛情
・避けられない冬の厳しさ
・そして家族の生活と未来

この3つの間で、ハーンの心は揺れ動き続けていたのです。

そんな中で訪れたのが、ラフカディオ・ハーンの人生を大きく動かすことになる熊本からの知らせでした。

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