2026/1/6(火)第14週「カゾク、ナル、イイデスカ?」

あらすじ

出雲に呼び出されたトキがヘブンと婚約しました。幸せいっぱいのトキでしたが、大きな問題があることに気がつきました。ヘブンとの婚約を家族に報告するという問題です。この問題の大きさにトキは押しつぶされそうでした。

ヘブンの女中として働くことすら認めてもらうことにすら難儀したというのに、ヘブンとの結婚など簡単には受け入れてはもらえるはずがない。そう考えたトキはヘブンとの結婚を家族に言い出せずにいました。

家族にどう話を切り出すか悩んでいたトキは、もう一つ大きな問題があることに気がつきました。自分は女中だから月20円の給金がある。妻になったら給金がなくなるという問題です。トキはますます家族に報告しづらくなってしまいました。

一方のヘブンは、婚約を家族に言い出せずにいるトキに対していらだちを募らせていました。ヘブンはトキが家族に婚約を報告できずにいることを理解できなかったのです。そんな中、思い詰めたトキはついに家族に対して・・・

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感想

女中の給金と松野家の借金

妻になったら月20円の給金はなくなる。

盲点でした。

史実ではラフカディオ・ハーンは小泉セツさんと結婚してすぐ、小泉セツさんの生家と養家の両方を養うことになりました。

ごく自然な流れの中で。

なのでドラマの中でもそんな展開になるのだろうと予想していました。

しかしよくよく考えてみるとそんな展開にはなりにくい状況です。

仮に銀二郎くんのようにはじめから「婿として迎える」結婚であれば問題はありません。

婿の稼ぎがそのまま松野家の収入になるのわけなので。

しかしトキちゃんとヘブンさんの婚約は婿入りが前提の婚約ではありません。

実際にヘブンさんはトキちゃんに対して妻として自分の家に住むことを求めています。

これは婿入りではありません。

だから「婿の収入が松野家の収入になる」ということはあり得ない。

さらにトキちゃんが気がついたように女中としての給金が妻になっても継続されるわけがない。

錦織くんは松野家に多額の借金があることを知っています。

なので今のトキちゃんの状況がよくわかる。

しかしヘブンさんは松野家が多額の借金を抱えていることをまだ知らないはずです。

その借金返済のためにトキちゃんが女中になったことも知らない。

トキちゃんに与えている給金のほとんどが借金返済に消えてしまっていることもヘブンさんは知りません。

今週中のどこかでヘブンさんは松野家の現実を知ることになるのでしょうか。

ネタバレあり:トキちゃんはついに

今回の最後、ヘブンさんを不機嫌にさせてしまったことでトキちゃんは思い詰めていました。

そして思い詰めた挙句に松野家へ。

ついに婚約を報告?というところで今回は終了。

そして次回は・・・

次回の展開でわかっていることは次のとおりです。

トキちゃんはヘブンさんとの婚約を松野家の人々に報告する。

しかし、松野家の人々はトキちゃんの報告をはじめは冗談だと思い込む。

おそらく次回のアバンタイトルはこのあたりまでが描かれるものと思われます。

あるいは、トキちゃんがあまりにも真剣な様子を見て、これは冗談ではなく本当のことらしいと松野家の人々も気がつく。

ここまでがアバンタイトル。

そしてオープニング映像を経て、トキちゃん、司之介さん、そしてフミさんの3人が困惑する姿が描かれる。

何故なら勘右衛門さんは「ペルリ」が大嫌いの元攘夷派。

そんな人が「おじょ」と「ペルリ」の結婚を認めるはずがない。

というわけで次回の再注目ポイントは勘右衛門さんの反応です。

まだ恋をしているはずの勘右衛門さん、どのような反応を示すのでしょうか。

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物語前半の復習

今週から物語後半に入ります。

しかし今週は情報が極めて少ないため予習レビューが困難です。

そこで物語後半に入る前のこのタイミングで物語前半の復習を行いたいと思います。

物語前半を5つのパートに分けて月曜日から金曜日までの本欄を復習のためのダイジェストとさせていただきます。

月曜日:トキの幼少期
火曜日:18歳になったトキ(今回はここ)
水曜日:トキと銀二郎が結婚
木曜日:ヘブンの女中になる
金曜日:銀二郎とイライザ

18歳になったトキ

時が流れ、明治19年。

18歳になったトキは、父が背負った借金を返すため、雨清水傳が営む織物工場で織子として働いていました。

機織りの音が絶え間なく響く工場で、トキは黙々と手を動かし、日銭を稼いでいました。

しかし、借金は思うように減らず、先の見えない日々が続いていました。

そんな中、トキは織子仲間とともに縁結びで名高い八重垣神社を訪れ、恋占いをしました。

皆が将来への淡い期待を口にする中で、トキだけは厳しい結果を告げられました。

恋の成就は、まだ先だというものでした。

その結果に、トキは胸の奥で小さくため息をつきました。

落胆するトキを見て、母のフミは見合い話を持ってくると約束しました。

同じころ、雨清水家のタエもまた、トキの縁談を案じていました。

やがて最初の見合いが整い、相手は中村守道という青年でした。

互いに悪い印象は抱かなかったものの、縁談は相手方から断られてしまいました。

ほどなくして二度目の見合いが持ち上がりました。

相手は旧鳥取藩士の家柄で、父の鉄作、息子の銀二郎はいずれもまだまげを結っていました。

堅苦しい席でしたが、怪談好きという共通点から、トキと銀二郎は自然と打ち解けていきました。

言葉を交わすうちに、二人の間には不思議な親近感が芽生えていきました。

縁談は無事にまとまり、銀二郎はまげを落として松野家の婿となりました。

こうしてトキは、少女から妻へと、静かに立場を変えていったのです。

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