2026/1/5(月)第14週「カゾク、ナル、イイデスカ?」

あらすじ

ヘブンは錦織と二人で出雲を旅行しました。

ヘブンが好きな『古事記』の舞台となった土地をまわった二人は、旅の終わりに稲佐の浜に足を運びました。

ヘブンは出雲旅行の思い出を日本滞在記に書こうと意気込んでいました。

するとそこに松江にいるはずのトキが姿を現しました。

トキが出雲までやって来たことに驚く錦織に対してトキは言いました。

ヘブンから出雲に来るように突然呼び出されたのだと。

しかし、錦織にそう答えながらもトキは自分がヘブンに呼び出された理由を知らされていませんでした。

するとヘブンは、戸惑うトキに対して大事な話があると語り始めました。

参考:Yahoo!テレビ

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鑑賞後の感想

感想欄は放送後に追記します。

物語前半の復習

今週から物語後半に入ります。

しかし今週は情報が極めて少ないため予習レビューが困難です。

そこで物語後半に入る前のこのタイミングで物語前半の復習を行いたいと思います。

物語前半を5つのパートに分けて月曜日から金曜日までの本欄を復習のためのダイジェストとさせていただきます。

月曜日:トキの幼少期(今回はここ)
火曜日:18歳になったトキ
水曜日:トキと銀二郎が結婚
木曜日:ヘブンの女中になる
金曜日:銀二郎とイライザ

トキの幼少期

明治三十年代後半の東京市大久保。

夜も更け、家の中が静まり返るころ、トキは夫のヘブンに向かい、怪談『耳なし芳一』を語り終えました。

語り終えたあとも物語の余韻は部屋に残り、ヘブンは深く息を吐いて感嘆の声をあげました。

トキの語りは、ただ筋を追うだけのものではなく、声の調子や間合い、情景の描き方までもが生きており、聞く者を物語の中へ引きずり込む力を持っていました。

この物語の主人公・トキが生まれ育ったのは、明治初期のことでした。

武士の時代が終わり、世の中の仕組みが大きく変わる中で、士族であった松野家も例外ではありませんでした。

父の司之介、母のフミ、祖父の勘右衛門。

士族としての誇りだけが残り、暮らし向きは厳しいものでした。

着るものにも食べるものにも不自由しながら、トキは成長していきました。

松野家は、遠縁にあたる雨清水家とのつながりによって、かろうじて体面を保っていました。

雨清水家は松野家よりも家格が高く、トキはそこで茶の湯や三味線の稽古を受けていました。

雨清水家の当主は傳、その妻タエは姫君として育った女性でした。

トキはそこで礼儀作法や芸事を学びながら、自分とは違う世界の空気を肌で感じていました。

しかし、慎ましいながらも穏やかに見えた日々は長くは続きませんでした。

家計を支えようと、司之介はウサギを売る商いに手を出しましたが、ほどなく相場が崩れ、多額の借金を背負うことになりました。

その重荷は、静かに、しかし確実に一家の暮らしを圧迫していきました。

幼いながらもトキは、家に漂う重苦しい空気を敏感に感じ取っていました。

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