執筆に本腰入れるヘブン / ばけばけ 102回
2026/2/24(火)第21週「カク、ノ、ヒト。」
あらすじ
アメリカの出版社からヘブン宛に原稿料が送られてきました。原稿料が多額なことに驚く松野家の面々に対して、ヘブンはこれから執筆によって収入を得る。学校が閉鎖されても心配することはないと家族に告げました。
しかしヘブンは松江の中学校よりも受け持ちが増え教員の仕事で多忙を極めていました。そんな中、同僚の英語教師・作山が倒れてしまい、ヘブンは作山の代わりに教壇を立つことに。ヘブンはますます忙しくなってしまいました。
ヘブンは執筆の時間を満足にとることができず、その焦りから家族にあたり散らすなどするようになりました。そこでトキは松野家の面々に、ヘブンの執筆の題材探しの手伝いをしようと家族に提案しました。
明くる日、トキとフミな執筆の題材探しのために町中の古本屋に足を運びました。その帰り道、トキは陰気な雰囲気を漂わせた女性と出会いました。その女性は古い言い伝えをよく知っており、トキはその女性に興味を持ちました。
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感想
ヘブンさん
今回のアバンタイトルは80円の為替がヘブンさんに届いた前回の続きから。
前回は中学校が閉鎖される話が浮上し、そのことへの心配から重苦しい回となりました。
そんな前回から一転。
80円の為替によって松野家に希望の光が見えて来ました。
ところが・・・
ヘブンさんが「カク、ノ、ヒト。」になると宣言するその一方で、教員の仕事で超多忙。
生徒が書いた英文の添削の仕事を自宅に持ち帰るほどに。
松江の中学校での仕事はここまで忙しくはありませんでした。
それにしても皮肉な話です。
中学校は閉鎖されるかもしれない。
だから教員の仕事には未来が見えない状態です。
そのため物書きとして収入を得る準備を進めたいのに、未来が見えない仕事に忙殺される。
未来の準備をしたくても出来ない。
ただでさえ少し前までは創作意欲を喪失しかけていたヘブンさんです。
やっと創作意欲が戻ってきたこのタイミングで創作できないというのもつらい。
前回、ヘブンさんは熊本に来てからいいことがないみたいなことを口にして現状をぼやいていましたが、今もそんな気持ちでいっぱいなのでしょう。
否。
そんなことを考えているヒマもないようです。
トキちゃん
そんな中、トキちゃんが錦織くんのように「リテラシーアシスタント」をしようと松野家の面々に提案。
このトキちゃんの提案によって今更ながらに気がつきました。
錦織くんがヘブンさんにとってどれほど重要な存在だったのかということを。
単なる通訳でもない。
単なる同僚でもない。
ヘブンさんの松江での創作を支えていたのが錦織くん。
『日本滞在記』の完成に最大の貢献をしたのも錦織くん。
彼の偉大さが今になってわかりました。
さて、そんな錦織くんの代わりをしようとトキちゃんは考えるものの、そう簡単には錦織くんの代わりはつとまらないようです。
ちなみに史実では小泉セツさんが古本屋通いをして、ラフカディオ・ハーンの執筆の題材になるような本を見つけて来たのだそうです。
史実はさておき、町中に題材探しに出かけたトキちゃん。
ちょっと怖い女性と出会いました。
予告映像の中にあった「呪い」が次回あたり回収されるかもです。
最終週
これまで未発表だった『ばけばけ』の最後の2週の概要が発表されました。
これまで発表されていたのは第23週まで。
第23週ではヘブンさんが日本に帰化し、雨清水八雲という日本人名にまでが描かれます。
そしてこの度発表された第24週と最終週にあたる第25週。
第24週は前週より約十年スキップ。
住まいも熊本から東京に移っています。
そして最終週にあたる第25週は同じく東京。
最終週は悲しい場面が用意されているようです。
予習レビュー
第五高等中学校が閉鎖
今週は、ヘブンさんが勤務する第五高等中学校が閉鎖されるという噂で松野家の人々から動揺するところからスタート。
どうして閉鎖なのか?
そのころ、帝国議会で高等中学校を減らすことが審議中。
熊本の第五高等中学校も減らす対象になり早ければその年の6月には閉鎖なのだとか。
この話を真っ先に知るのはヘブンさん。
中学校で勤務中に同僚から初めて聞かされます。
その翌朝にはこのことが新聞でも報道されトキちゃんはじめ松野家の面々の知るところに。
もし仮に第五高等中学校が閉鎖されればヘブンさんは職を失います。
職を失えば松野家を養う収入がなくなる。
松野家にはすでに借金はありませんが、熊本に来てから松野家は大所帯になりました。
なので収入がなくなるのは死活問題。
そんな中で朗報が入ります。
ヘブンさんが熊本に来てから書いた作品の原稿料がアメリカの出版社から送られてくるのです。
その額、80円。
当時としては大金です。
さらにアメリカの出版社からの手紙には次の作品に期待しているというメッセージも添えられていました。
ヘブンさんは考えます。
もし教師の仕事がなくなっても作家としてやっていけると。
作家活動を本格化
ヘブンさんは作家としての活動を本格化。
しかし、その矢先にトラブルが発生します。
ヘブンさんが勤務する中学校の同僚の教師・作山先生が心労でダウン。
作山先生に代わってヘブンさんが教壇に立つことになり、ヘブンさんは多忙を極める日々を余儀なくされます。
その結果、執筆に集中できない。
そんな状況に陥ります。
失うかもしれない教師の仕事に追われっぱなしで、教師の仕事の代わりにするつもりの作家活動ができない。
なんとも苦しいジレンマです。
イライザからの手紙
作家活動に集中するのが困難な中、作家としての成功するチャンスが到来します。
ある日、イライザさんからの手紙が届きます。
その手紙には次のようなことが記されていました。
アメリカ国内で『日本滞在記』の評判がとてもよく、ヘブンさんへの講演や仕事の依頼が出版社に殺到している。
今、アメリカに戻ってくれば間違いなく売れっ子作家になれる。
アメリカに帰ってくるつもりはないか?
このイライザさんの呼びかけに対してヘブンさんは今週中は結論を出しません。
しかしアメリカに戻ることは真剣に考えるようで、トキちゃんに英語を再び勉強しないかと提案。
トキちゃんもアメリカに連れて行こうと考えるのでしょうか。
なお、『日本滞在記』の大ヒットを受けてのイライザさんの別の提案が次週描かれます。
次週のイライザさんの提案にはヘブンさんは大きく心を動かされます。
今週のイライザさんの提案は、次週の予告みたいなものかもしれません。
第五高等中学校はどうなるのか?
最終的に第五高等中学校の閉鎖は回避。
ヘブンさんは英語教師として仕事を続けられるようになります。
しかし今週、作家としての活動に本腰を入れると心を決め、さらに作家として成功するチャンスまでつかみかかっているヘブンさん。
次週は、そのチャンスをつかむかどうかとヘブンさんの心は大きく揺れ動くことになります。
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作山先生、心労で倒れ、ただでさえ忙しいヘブン氏に作山氏の負担がのしかかる。そりゃ書けない。「言うと思いました。」司乃介さん行動パターン読まれてる。家族で負担を分担。ネタ探し。やはり錦織さんがいないのは痛い。ここで家族、同居人、女中さん一致団結。おフミさん書店で謎の行動。あっ、お地蔵さんでなにやら霊能者らしい若い女性と巡り合い。なんか「ほんとにあった呪いのビデオ」みたいになったぞ。演じるのは芋生悠さん、おトキさん役の高石さんとは、映画「ある用務員」で共演してます。ただし絡むシーンは確か無かったと思うけど。間違ってたらごめんなさい。