怪談を書き始めるヘブン / ばけばけ 120回
2026/3/16(月)第24週「カイダン、カク、シマス。」
あらすじ
司之介と丈にだけ打ち明けていた秘密を、ついにヘブンはトキにも打ち明けました。
そしてヘブンはベストセラーを目指すことになりました。
そんなヘブンにトキがお願いしました。
英語の読めない自分でも読める絵本を書いてほしいと。
トキの願いを受け入れたヘブンは、トキの協力を得ながら怪談を書き始めるのでした。
参考:地上波番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
東京帝国大学を解雇された小泉八雲は、早稲田大学から講師として招聘されました。
そして早稲田大学の講師になったころ、小泉八雲の体調はますます悪化の一途をたどっていきます。
今回の本欄では早稲田大学時代の頃のエピソードをご紹介します。
早稲田大学での再出発
東京帝国大学を突然解雇された小泉八雲でしたが、明治37年(1904年)3月、早稲田大学から講師として招かれることになりました。
心身ともに疲弊していた小泉八雲にとって、早稲田大学からの誘いは再出発の機会でした。
早稲田大学は和服で通う学生が多く小泉八雲にとって親しみやすい雰囲気がありました。
西洋風に偏りすぎず日本の文化を色濃く残した校風は、小泉八雲にとって自然に馴染めるものでした。
学生たちの様子にも落ち着きを感じ、東京帝国大学とはまた違った気風の中で、小泉八雲は新しい日常を歩み始めました。
その年の夏も、小泉八雲は家族とともに焼津で過ごしました。
海辺での時間は、小泉八雲にとって大切な休息であり、これまでの重圧をほぐすようなひとときでした。
しかし、東京に戻ってしばらくすると小泉八雲の身体に小さな異変が訪れます。
9月半ばをすぎた頃から、胸の苦しさを訴えるようになったのです。
近所の医院で診察を受けたところ、心臓に問題があると診断されました。
日常生活では無理をせず、大好きだったウイスキーは控えるようにと注意され、代わりに少量のワインを飲むようにと勧められました。
胸の痛みは、不規則に、しかし確実に小泉八雲を蝕み始めていました。
9月19日の午後1時頃、再び激しい発作が起きました。
胸に手を当てながら書斎の中を歩き回る小泉八雲を見て、セツが「あなた、お悪いのですか」と声をかけました。
小泉八雲は「わたし、新しい病気を得ました」とだけ答えました。
医師が到着する前に痛みは引いたものの、不安の影は消えませんでした。
こうして早稲田大学での新しい生活が始まった一方で、小泉八雲の身体は静かに弱り始めていました。
そんな中で、家族と過ごす日常や学生たちとの触れあいは、小泉八雲にとってかけがえのないものでした。
しかし、この胸の痛みは小泉八雲の最後の時間へとつながっていくのです。
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