あんぱん

あんぱん 第15週「いざ!東京へ」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あんぱん』
2025年7月7日 〜 7月11日放送

あらすじ

嵩が高知新報の入社試験を受ける

廃品回収をしていた嵩はもっと文化的な仕事がしたくなり、そんな中で記者の募集をしていた高知新報の入社試験を受けることになりました。

入社試験を受けるために高知新報に足を運んだ嵩は、そこですでに記者として働いていたのぶと遭遇。

それは、のぶと嵩の二人にとって久しぶりの再会でした。

嵩が高知新報に採用

嵩が入社試験を受けた日、高知新報では翌日の新聞の紙面を埋めるはずの記事が不足するという事態が発生。

その日の夜遅く、嵩は高知新報の編集局に連れて来られ、言われるままに紙面を埋めるための挿絵を描きあげました。

その一週間後、嵩は高知新報に採用されることが決まりました。

「月刊くじら」創刊

一方ののぶは、新聞記者として採用されながら新たに創刊されることになった「月刊くじら」の編集室に異動。

「月刊くじら」創刊号の発刊に向けて多忙を極める日々を送っていました。

そして迎えた入稿日、誰もが想定していなかったトラブルが発生し・・・

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今週の展開

71: 7/7(月)
72: 7/8(火)
73: 7/9(水)
74: 7/10(木)
75: 7/11(金)

予習レビューと史実のリアルエピソード

【史実】リアル嵩くんが高知新聞社に就職

リアル嵩くんは、回収した廃品の中にあった米国の古雑誌などの美しい印刷物に目をうばわれました。

リアル嵩くんは元々はデザイナーです。

終戦直後の日本では極めて珍しかった上質な紙にカラー印刷された印刷物に目をうばわれて当然です。

そしてリアル嵩くんは、美しい印刷物を目にするうちに、もっと文化的な仕事をしたいと望むようになりました。

そしてリアルのぶちゃんの出会いのきっかけとなる高知新聞社の記者募集に応募することになります。

試験課題の作文で、リアル嵩くんは高知の日曜市について書くことを求められました。

そこでリアル嵩くんは、高知の日曜市で取材をしたら取材した全員が高知新聞の受験者だったというオチの作文を執筆。

応募者70名に対して採用は5名という競争率の高い試験を勝ち抜いて、リアル嵩くんは高知新聞社に採用されました。

27歳のときでした。

そして入社してすぐに、一足早く高知新聞に入社していたリアルのぶちゃんと出会うことになります。

【史実】リアル嵩くん、記者から編集者に

新聞記者として高知新聞社に入社したリアル嵩くんが最初に配属された部署は、のぶちゃんが最初に配属されたのと同じ社会部でした。

そして、入社から一ヶ月ほどで記者から編集者に異動になります。

高知新聞社では『月刊高知』という雑誌を刊行することが決まり、リアル嵩くんはその雑誌の編集者になったのです。

その際、リアルのぶちゃんも『月刊高知』の編集者となりました。

『月刊高知』編集部では、リアル嵩くんは絵の上手さが評価され、小説の挿絵や取材相手の似顔絵なども担当。

またこの仕事を通して学んだ雑誌の誌面レイアウトなどは、その後の仕事の役に立つことになりました。

リアル嵩くんは雑誌編集の仕事に没頭。

戦争によって失われてしまった青春を取り戻すかのように、リアルのぶちゃんなどの同僚たちと雑誌づくりに励みました。

【史実】GHQからの警告書事件

戦争は終わったものの日本は米国の占領下にあり、新聞や出版物、映画などはGHQの検閲を受けていました。

そんな中、リアル嵩くんの仕事がGHQから警告を受けたことがありました。

『月刊高知』の創刊号が無事に刊行されたころ、上質な紙でできた封筒が月刊高知の編集室に届きました。

それはGHQからの警告書でした。

警告されたのはリアル嵩くんが描いた6コマ漫画でした。

その漫画の内容なキュウリの好きな女の子が、研究に研究を重ねてキュウリの味噌漬けというそれまでにない食べ物を発明するという話。

政治的なメッセージなど微塵もない内容です。

ところがリアル嵩くんはその漫画のタイトルを「キュウリ夫人」としていました。

このタイトルがアメリカを代表する偉人の一人を侮辱しているとして警告を受けることになったのです。

当時、GHQからの警告は書店に出回った雑誌の回収や、最悪の場合は廃刊もあり得るほど厳しいものだったのだとか。

最終的にリアル嵩くんの漫画は警告だけで終わったそうですが、気の弱いリアル嵩くんがどれほど動揺したか、その慌てぶりが見えるようです。

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