あんぱん

ミュージカルの公演終了 / あんぱん 第125回

2025/9/19(金)第25週「怪傑アンパンマン」

あらすじ

ミュージカル『怪傑アンパンマン』の公演初日は盛況のうちに上演を終了。

上演が終わるのと同時に、草吉が大量のあんパンを会場に運び入れるためにやってきました。

蘭子が八木に頼み、八木の会社がスポンサーとなってこの日のために大量のあんパンを発注していたのです。

嵩は、会場の子供たちにあんパンを配る草吉を再会。

嵩が草吉との再会を喜ぶその一方で、のぶは公演を観に来ていたある人物も後を追って会場を飛び出しました。

参考:地デジ番組表

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鑑賞後の感想

感想欄は放送後に追記します。

予習レビューと史実のリアルエピソード

ばいきんまん

今週、第25週のサブタイトルは「怪傑アンパンマン」ですが、実は最初に発表されたサブタイトルは「ばいきんまん誕生」でした。

今週、あるいは翌週に「ばいきんまん」が誕生するようです。

「ばいきんまん」誕生のきっかけは次のとおり。

ミュージカル『怪傑アンパンマン』を観た嵩くんは、アンパンマンには何かが足りないと考える。

ある日、足りないものが悪役キャラクターだと気づいた嵩くん。

早速、生み出したのが「ばいきんまん」という展開です。

では「ばいきんまん」とはどのようなキャラなのか。

下記にまとめてみました。

ばいきんまんとは

ブログ主は本作『あんぱん』を観るまで「アンパンマン」に全く興味がありませんでした。

そのため「アンパンマン」に登場するキャラの知識が皆無です。

ばいきんまんも名前を知っている程度。

そこでブログ主の予習もかねて、ばいきんまんというキャラについてまとめてみました。

ばいきんまんの出身はバイキン星。

アンパンマンの宿命のライバルで自称「天才科学者」です。

ばいきんまんのモデルは蠅(はえ)。

そのため背中にハネが生えていて空を飛ぶことも可能です。

またモデルが蠅(はえ)だけに、不潔を好み、風呂や掃除が嫌いです。

ただし、多くの場面ではバイキンUFOで空を飛翔。

得意技は、ばいきんまんのセリフを借りるなら「卑怯はオレさまの得意技」。

一方でばいきんまんには悪事を働かない場面もあります。

それは女性の前。

女性の前では悪さを封印。

そんなばいきんまんはドキンちゃんが大好き。

そしてドキンに対しては何も言えなくなるというチャーミングな弱点を持っています。

【史実】ばいきんまん

ばいきんまんは『アンパンマン』の最初期から登場する極めて重要なキャラクターですが、史実では次のような経緯で誕生しました。

リアル嵩くんは常々「アンパンマンには何かが足りない」と考え続けていました。

その足りない何かが分かったのはリアルたくちゃんが演出したミュージカル『怪傑アンパンマン』が上演されたときのことでした。

観客席にいる子供たちの反応を観察していたリアル嵩くんは、アンパンマンに足りなかったのは悪役の存在だと気がつきました。

そして悪役「ばいきんまん」が誕生しました。

悪役であるばいきんまんは、自分の顔を食べさせる自己犠牲のアンパンマンに対して、自分の欲求を満たそうとする利己主義の考え方を持つ存在です。

しかしリアル嵩くんはばいきんまんを単なる悪役にはしませんでした。

ばいきんまんという悪役は排除すべき悪ではなく、人間が誰でも持っている良い面と悪い面の悪い面です。

そして悪役でありながら人気キャラになったばいきんまんについてリアル嵩くんは次のように語っています。

「怠けたい、いたずらをしたいなどという人間の欲求不満を表現している」

きっと「怠けたい、いたずらをしたい」というばいきんまんに、同じ気持ちの子供たちが共感したのでしょう。

なお、ばいきんまんは決して死なないキャラクターとしても描かれています。

これは、人が風邪をひいて薬で治しても再び風邪をひくように、一度やられてもまた出てくることを表現しているのだそうです。

ところで『あんぱん』の主要登場人物たちの衣装のカラーはアンパンマンのキャラのカラーを反映していると言われています。

ちなみにばいきんまんのカラーが反映されているのは登美子さん。

登美子さんの見栄っ張りなところは嵩くんと似ているという設定ですが、見栄っ張りという嵩くんの短所を登美子さんが表現しているのかもしれません。

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