2025/6/27(金)第13週「サラバ 涙」
あらすじ
闇市で渡された東海林の名刺を手に、のぶは新聞社「高知新報」に足を運びました。
のぶは「高知新報」で仕事を求めるつもりでした。
しかし、闇市で泥酔していた東海林はのぶのことを全く覚えていませんでした。
「高知新報」では採用されないと知ったのぶはすぐにその場を立ち去ろうとしました。
そんなのぶに対して東海林が提案しました。
近く行われる入社試験を受けてみてはどうかと。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
高知新報の東海林さん
次郎さんが亡くなる間際に見つけた「もっと大きな夢」をついに知ったのぶちゃん。
次郎さんの夢とは、のぶちゃんに全力で走ってほしいというものです。
その次郎さんの夢を叶えるために、のぶちゃんが再び全力で走り始めます。
のぶちゃんが走るのは速記の道。
次郎さんが生前に使っていた速記の本を使って速記の勉強を始めたのぶちゃんは、速記の練習をするために闇市へ。
どうして速記の練習が闇市なのか?
のぶちゃん、闇市の商売人と客のやりとりを速記で書き写すことで練習を積むらしい。
そしてのぶちゃんは、闇市である人物と出会います。
この出会い、のぶちゃんのこれからの人生の上で極めて重要な出会いです。
もしかすると、のぶちゃんと嵩くんの二人の今後の関係にとっても重要な出会いになるかもです。
さて、のぶちゃんが闇市で出会うのは酒に酔った二人の男です。
この二人、東海林さんと岩清水さんという名前で、二人はどうやら上司と部下の関係らしい。
酔っ払って機嫌が良くなった上司の東海林さんが、のぶちゃんががやっていることに興味を示します。
のぶちゃんがやっていることとは速記です。
のぶちゃんが東海林さんに説明します。
闇市でいろんな人の話を聞いて書き取っていると、戦後の混乱の中でもたくましく生きている人の会話に励まされているのだと。
のぶちゃんの話にすっかり感心した東海林さん、酔った勢いでのぶちゃんに言います。
新聞記者に必要なものをすべて持ち合わせている、君のような人を我が社は待っていた、君を我が社に採用する、と。
そしてのぶちゃんが東海林さんから手渡された名刺に印刷されていた社名は「高知新報」。
仕事を探していたのぶちゃんは、新聞社での仕事に賭けようと心に決める。
そんな出会いです。
ちなみにのぶちゃんが新聞社に就職するエピソードは史実がもとになっています。
このあたりから、のぶちゃんのストーリーは史実に近いものになっていくようです。
のぶちゃんが高知新報に就職試験を受ける
酔っ払った東海林さんに名刺をもらった翌日。
のぶちゃんは、もらったその名刺を持って高知新報の編集局へ。
ところが・・・
東海林さんは、前の晩に会ったばかりで名刺まで渡したのぶちゃんのことを全く覚えていません。
前の晩、東海林さんはかなり酔っ払っていたようです。
のぶちゃん、どうやら採用してもらえそうもないと悟り即座に退散。
しかし、そんなのぶちゃんに対して東海林さんは、近いうちに入社試験があるから受けてみてはどうかと提案します。
のぶちゃん、高知新報に就職できる可能性がちょっとだけ出てきました。
ほどなくしてのぶちゃんは同社の入社試験に挑戦。
筆記試験を経て、街に出て取材して記事を書く実地試験と順調に進むのぶちゃん。
しかし、戦時中ののぶちゃんのあるエピソードが思いがけない形で回収され、のぶちゃんはピンチに。
のぶちゃんを「愛国の鑑」として掲載した新聞社は、のぶちゃんが入社試験に挑戦中の高知新報でした。
そして、面接試験で試験官の一人がのぶちゃんのことを覚えていました。
面接官は、思想は簡単には変わらないはずだと言って、愛国の鑑だったのぶちゃんの採用に難色を示すようです。
かつて、誰もが讃えた新聞掲載。
それが、就職の際の足かせになるとは・・・
のぶちゃんが高知新報に就職
のぶちゃんの採用に難色を示したのは霧島さんという方。
その霧島さんに東海林さんが訴えます。
戦時中の仕事を過ちと感じ苦悩しているのぶちゃんは今の女性たちの代表だと。
そして、責任は自分が取るからのぶちゃんを採用したいと訴える東海林さん。
酔っ払うと色々と問題を起こしそうな方ですが、シラフのときはなかなかの人物のようです。
そんな素敵な人物の助けがあってのぶちゃんは晴れて採用。
のぶちゃんの高知新報への就職が決定。
のぶちゃんの新しい道が決まったところで物語の前半が終了です。
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