NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あんぱん』
2025年8月4日 〜 8月8日放送
あらすじ
のぶと嵩の生活
のぶと嵩が一緒に暮らすようになってからも、のぶはそれまでと同様に鉄子のもとで秘書として働き続けていました。
一方の嵩は、登美子にすすめられて挑んだ入社試験で採用され、三星百貨店の宣伝部で働いていました。
「いせたくや」という名の青年
ある日、嵩はカフェで仕事の打ち合わせをしていました。すると「いせたくや」と名乗る見知らぬ青年が、嵩に話しかけてきました。
その頃、嵩はある漫画を読んで焦りを感じていました。そんな嵩に、のぶは漫画の懸賞に応募してみてはどうかと励ましました。
蘭子とメイコが東京に移住
のぶに背中を押されて漫画の懸賞に挑むことを決めた嵩は、漫画への意欲を取り戻すことができました。
その二ヶ月後、蘭子とメイコが東京に引っ越してきました。
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今週の展開
91: 8/4(月)
92: 8/5(火)
93: 8/6(水)
94: 8/7(木)
95: 8/8(金)
予習レビューと史実のリアルエピソード
間借り生活を終える
リアル嵩くんが三越に入社したのを機に、リアルのぶちゃんとリアル嵩くんの二人は、ようやく間借り生活を卒業できるようになりました。
二人が暮らすことになったのは中目黒のボロアパート。
実はこのアパートは、空襲時の焼け残りだったこともありあまりにもひどい状態で、一度は入居を異わわっていました。
どれほどひどい状態だったかというと・・・
階段はところどころが抜けており、注意して上り下りしないと抜けたところを踏み抜いて転落しかねない。
手すりは今にも壊れそうでつかまることができない。
部屋は六畳一間と押し入れだけで風呂はなし。
共同トイレは天井に穴が空いていて、空が見える。
それほどひどい状態だったようです。
しかし三越の関係者からいい物件があると言って紹介されたのがよりによってこのボロアパートでした。
一度は入居を断ったアパートでしたが、紹介してくれた人の顔をつぶすわけにはいかない。
そう考えたリアル嵩くんは、やむなくそのアパートへの入居を決めました。
ボロアパートでの新生活
ボロアパートでの新生活がスタート。
階段はところどころが抜けていて、転落の恐れあり。
手すりはグラグラ揺れて使い物にならない。
そして、共同トイレは天井に穴が空いていて、空が見える。
そんなアパートでしたが、リアルのぶちゃんは意外にも楽しんでいたようです。
そのアポートに入居後、リアルのぶちゃんは次のようなことを言ったのだとか。
「晴れた夜には星がきれいよ。こんな暮らしがしてみたかったの」
本当にそんな暮らしをしてみたいと思っていたのかどうかは定かではありません。
しかし、問題のある環境を前向きにとらえることで生活を少しでも楽しくしようと考えたのかもしれません。
あるいは、ようやく手に入れた二人きりの生活で十分すぎるほど幸せだったので、アパートがボロいことも楽しめたのかもしれません。
ところで、上京当時のリアルのぶちゃんの全財産は大きなジャム缶一つでした。
リアルのぶちゃんとリアル嵩くんは、そのジャム缶を食べずに保管。
いざという時にそのジャム缶があれば、一週間は食べて行けるだろうと考え「非常食」として保管していたのだそうです。
しかし、世の中の物資も少しづつ豊かになり、ボロアパートに移り住んでから二人はようやくそのジャム缶を開けることができました。
そして昭和24年(1949年)、リアルのぶちゃんとリアル嵩くんは結婚しました。
独立を考え始めるリアル嵩くん
昭和28年(1953年)リアルのぶちゃんとリアル嵩くんが上京して6年。
そのころ二人は中目黒のボロアパートを退去し、四谷の土地を借りそこに家を建てて暮らしていました。
当時、リアル嵩くんは三越で仕事をしながら、その一方で「独立漫画派」という名のグループに所属していました。
「独立漫画派」はリアル嵩くんを含む若手漫画家によって結成。
銀座の雑居ビルの一室に事務所をかまえ、当時急増していた雑誌の挿絵やイラスト、漫画などの仕事を出版社から受注。
それら仕事を「独立漫画派」のメンバーで分担し、原稿料をもらう。
そのような活動を行っていました。
当時、娯楽を求める大衆のニーズにこたえる形で雑誌が次々に創刊されていました。
そして、それら雑誌には必ず漫画が掲載されていたため、漫画の仕事の注文が日を追うほどに増えていく状況でした。
リアル嵩くんはまた新聞や雑誌に漫画を投稿し、入選を繰り返す中で三越以外の仕事が増えていました。
そして気がつくと、漫画などの仕事で得られる収入が三越からのもらう給料の3倍に。
リアル嵩くんは、独立を考え始めるようになりました。
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高橋文哉イケメン