2025/7/29(火)第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」
あらすじ
嵩が上京することを手紙で知らされていた登美子が、突然のぶの部屋にやって来ました。
のぶと嵩は突然の登美子の来訪に困惑。
しかし、そんな二人にはおかまいなく登美子は買ってきた酒で乾杯を始めました。
のぶは登美子に言いました。
思い切り漫画を描くことが望みの嵩を応援したいと。
すると登美子は、漫画は大人がやるものではないと嵩に言いました。
その翌日、登美子が嵩に言いました。
就職してのぶを安心させるのが男の務めだ。
そのためにも三星百貨店の採用試験を受けよと。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週、ついにのぶちゃんと嵩くんの気持ちが一つになります。
この日が来るまで実に長かった。
では、のぶちゃんと嵩くんは、どのような経緯を経てお互いの気持ちを確かめ合うのか。
今の時点でわかっている情報を片っ端から集めて整理してみました。
のぶちゃんと嵩くんが気持ちを確かめ合う
のぶちゃんと嵩くんがお互いの気持ちを確かめ合うまで、嵩くん視線とのぶちゃん視線、両者の視点からまとめてみました。
嵩くん視点
のぶちゃんが高知新報を退社して上京すると決意。
ところで、のぶちゃんが高知新報を退社するタイミングで、すでに琴子ちゃんは嵩くんの気持ちをよく知っていました。
いつだったか嵩くんと健ちゃんが屋台でのぶちゃんの話をするのを琴子ちゃんは盗み聞き。
その時に琴子ちゃんは嵩くんがのぶちゃんのことを好きであることを知りました。
嵩くんの気持ちを知っている琴子ちゃんは、のぶちゃんの上京にあたり嵩くんに言いました。
気持ちを打ち明けられないままでいいのかと。
この琴子ちゃんの言葉に背中を押された嵩くん、戦時中に銀座で買った赤いハンドバッグを手に上京前夜ののぶちゃんのもとへ。
しかし嵩くん、またしても告白に失敗するらしい。
気持ちを打ち明けられないまま、のぶちゃんは東京に向かう汽車に乗ってしまいます。
告白に失敗した嵩くん。
深く落ち込みながら、のぶちゃんを忘れようとするらしい。
そんな嵩くんを羽多子さんと蘭子ちゃんが手料理を振る舞いながら励まします。
その食事の席で蘭子ちゃんが嵩くんに言うらしい。
「好きな気持ちをなかったことにしないでほしい」と。
この蘭子ちゃんの言葉でスイッチが入った嵩くん。
二日かけて上京し告白。
実はこの時、のぶちゃんも自分は嵩くんのことが好きだと自覚しているようです。
のぶちゃん視点
のぶちゃんが、自分の中の嵩くんの存在の大きさに気がついたのは東京に行ってからです。
のぶちゃんが上京後、高知で大地震が発生。
高知と連絡が取れなくなり、のぶちゃんは家族、そして嵩くんのことが心配でならない。
その二日後、嵩くんの安否が分からず不安でいっぱいののぶちゃんが、有楽町のガード下で子供たちと過ごしていると、そこへまさかの嵩くん。
ついにのぶちゃんと嵩くんはお互いの気持ちを確かめ合います。
嵩くんの告白失敗の振り返り
のぶちゃんと嵩くんがお互いの気持ちを確かめ合うのを機に、戦時中に嵩くんが告白を失敗した際のことを振り返ってみます。
嵩くんがのぶちゃんへの告白を決意したのは第8週(5月19日 〜 5月23日)でした。
昭和14年(1939年)12月。
東京の美術学校に通う嵩くんはすでに卒業後の就職先が決まっていました。
卒業までは卒業制作を仕上げるのみ。
卒業制作も仕上げの段階に入っていました。
嵩くんは卒業制作を最高傑作に仕上げ、完成したらのぶちゃんに告白するつもりでした。
そして、嵩くんが行動に移そうとしたのが第9週(5月26日 〜 5月30日)。
いよいよ卒業制作が完成というタイミングで寛先生が危篤におちいり、そのまま逝ってしまいました。
悲しみの底に沈む嵩くんは、それでものぶちゃんに気持ちを打ち明けようとするものの、その直前にのぶちゃんが言いました。
「うちは嵩の一番古い友達」
この一言で嵩くんは告白できなくなってしまうのですが、そもそもこの時点でのぶちゃんは次郎さんとの結婚が決まっていました。
そしてこの直後、嵩くんはのぶちゃんが結婚する予定であることを知りました。
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