本放送:2022年3月3日(木)
再放送:2025年3月24日(月)
第18週「1984−1992」

あらすじ

リメイク映画『妖怪七変化!隠れ里の決闘』が完成。映画館での上映が始まりました。ひなたは五十嵐と一緒に映画を観に行き、二人して興奮して帰ってきました。その頃から、ひなたと五十嵐は距離を縮めはじめていました。

それから7年の歳月が流れて平成4年(1992年)。弟の桃太郎が高校に入学しました。桃太郎が入学した高校は野球の名門校でした。一方のひなたは27歳。ひなたはその頃も、映画村の業務部に勤務していました。

時代は昭和から平成になり、時代劇が置かれた環境は大きく変わり、テレビ時代劇の制作本数は減少の一途をたどっていました。その頃、映画村の入場者数も減少し続け、ひなたは榊原から入場者数を増やすためのアイデアを求められていました。

一方、29歳になった五十嵐は、大部屋俳優のままでした。映画『妖怪七変化!隠れ里の決闘』の後は、役名やセリフのある役をもらえずにいました。それでも五十嵐は、時代劇にこだわり、現代劇の仕事を頑なに拒むのでした。

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予習レビュー

今週、ひなちゃんと五十嵐くんは急速に距離を縮めて行きます。

安子編の中でも、るい編の中でも描かれた、夏祭りの縁日の描写も今週のどこかのタイミングで登場することが確定です。

そして、ひなちゃんと五十嵐くんの距離がなくなった頃でしょうか、リメイク映画『妖怪七変化!隠れ里の決闘』が完成。

ひなちゃんと五十嵐くんは早速、その映画を観に映画館へ。

そしてなんと、時間が8年スキップして、平成4年。

ひなちゃんは27歳です。

年齢から言っても、五十嵐くんとすでに結婚していることも考えられます。

世は平成になり、時代劇や映画村を取り巻く環境は激変とのことですが、そんな状況下でひなちゃんは映画村勤務を続けることができるのでしょうか。

実際、この年の流行語の一つは「就職氷河期」です。

その頃のひなちゃんの日常はどうなっているのか。

また、算太くんに次ぐ新たな伏線回収ストーリーが次週あたりから始まるのでしょうか。

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感想

安子編でもるい編でも描かれた夏祭りの縁日。

その夏祭りの場面がついに登場し、五十嵐くんがひなちゃんに言いました。

「拙者について来てくれるか」

もしかしてこれはプロポーズ?と期待したのですが・・・

その7年後の、ひなちゃんと五十嵐くんの結婚生活の夢の場面を見て、二人は結婚から程遠いところにいることがすぐにわかりました。

ひなちゃんと五十嵐くんの間には微妙な気持ちのすれ違いがありそうです。

29歳の五十嵐くん

五十嵐くんは29歳。

30代を目前にした年齢でありながら、将来の展望が見えない。

役名とセリフがある役は、『妖怪七変化!隠れ里の決闘』が最初で最後。

その後も大部屋俳優のまま。

条映も『妖怪七変化!隠れ里の決闘』が最後のヒット時代劇となり、その後はテレビ時代劇の制作本数も減少の一途をたどる。

そんな状況で仕事も減り続けていることは間違いありません。

しかもストイックな五十嵐くんは、時代劇にこだわり続け、現代劇の仕事を取ろうとは決してしない。

かなり追い詰められています。

27歳のひなちゃん

そんな五十嵐くんの焦りを、ひなちゃんは十分に理解していないのかもしれません。

映画村の入場者数が減少し続けている現実を突きつけられるものの、7年前と同じ業務部に勤務し、五十嵐くんとは異なり収入は安定しているはず。

環境の変化を五十嵐くんほどには感じていないことが考えられます。

以下、ネタバレが含まれます。

次週の水曜日に、五十嵐くんがひなちゃんに別れを告げる場面が描かれます。

その後、二人がどうなるのかは今のところ不明です。

ただし・・・

次週の木曜日の回、五十嵐くんを演じる本郷奏多さんの名前がクレジットからはずれています。

本郷奏多の名前がクレジットに登場しているのは次週の水曜日まで。

その水曜日には、別れを告げられたひなちゃんがショックで寝込むほどに。

ひなちゃんと五十嵐くんの関係は終わってしまうのかもしれません。

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