2021年12月14日(火)第7週「1948−1951」
あらすじ
杵太郎と金太が守り続けた「たちばな」の味を再現した安子のおはぎを食べた算太は、ある決意を固めました。安子と一緒に「たちばな」を再建しようと思い立ったのです。算太のその気持ちを、安子は喜んで受け入れました。
同じ頃、雉真繊維では、勇が組織改革のために社内に野球部をつくることを提案。勇の提案に対して千吉は反対しましたが、勇は反対を押し切って野球部を創設。野球部は、雉真繊維の社員たちにも良い影響を与え、会社の業績も回復しはじめました。
千吉は勇の働きを認め、その千吉の言葉を受けて美都里は言いました。稔も勇も、自分にとって自慢の息子なのだ。そして昭和24年(1949年)のクリスマスが近づいた頃、美都里はこの世を去りました。
そして迎えたクリスマスの日。商店街で安子はロバートと遭遇。ロバートは安子に告げました。間もなく進駐軍は岡山から撤退すると。ロバートに別れの言葉を告げられた安子は、戦争が終わったことを実感するのでした。
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予習レビュー
前回の算太くんの生還に続き、今回も明るい話題に満ちた回になりそうです。
算太くんが、まさかの「たちばな」再建を決意。
杵太郎さんや金太さんが存命のときには、あれほど嫌がっていたお菓子づくり。
しかし、祖父と父が守った味を算太くんはしっかりと覚えていたようです。
今も金太さんが存命なら、算太くんの決意をどれほど喜んだことか。
でも、金太さんが存命なら、またしても金太さんへの甘えと反発心から、「たちばな」再建などということは思いつかなかったかもしれません。
一方、勇くんが雉真繊維の次期社長としての頭角をあらわしはじめます。
千吉さんの反対を押し切って創設した野球部が、雉真繊維に思いがけない良い影響を与えるのだとか。
今回はすべてが順調。
しかし・・・
順調は、その逆の状態のフラグでもあります。
順調な状況を素直に喜べない『カムカムエヴリバディ』第32回でした。
感想
美都里さんがまさかのナレ死
前回描かれた美都里さんのそれまでの評価を一変させてしまったまさかの行動。
鬼が仏になったかのような、あのまさかの行動は今回のフラグだったとは!
美都里さんがこのタイミングで亡くなるとは、夢にも思っていませんでした。
しかし、穏やかな心を取り戻し、孫娘と優しい時間を過ごすことができ、そして稔くんと勇くんの兄弟への等しい愛情を実感しての最期。
幸せな最期だったと思います。
ところで・・・
ブログ主はこんな予想をしていました。
雉真夫妻、先に逝くのは千吉さん。
ストッパー役の千吉さんが亡くなったことで、美都里さんの安子ちゃんに対するいけずがエスカレート。
そして、ついに安子ちゃんは雉真家にいられなくなる。
そんな展開です。
ブログ主の予想はまたしても外れました。
そして、ついに明日からは、安子ちゃんの時代編がクライマックスに向かう怒涛のストーリーが始まります。
ネタバレあり:安子ちゃんの時代編のカウントダウン
初代ヒロイン・安子ちゃんの時代編は、残り6回。
週6回放送の朝ドラであれば、最終週の一週間にあたる放送を残す飲みとなりました。
いよいよ安子ちゃんの時代編のカウントダウンが始まります。
カウントダウンに向けて、判明していること、判明していないことを整理してみました。
まずは判明していることから。
すでに先週の土曜日に放送された予告映像の中で、千吉さんが勇くんに安子ちゃんとの結婚を提案することが紹介されましたが、その場面は明日。
千吉さんの提案を受けて勇くんが安子ちゃんにプロポーズするのがおそらく金曜日の回。
千吉さんの提案と、勇くんのプロポーズの間には、安子ちゃんとるいちゃんの関係の崩壊を暗示するかのような「カムカム英語」の放送終了が描かれます。
また、「カムカム英語」の放送終了と前後して、自分の気持ちを外に出さないところが怖い雪衣ちゃんが、本心をさらけ出す(?)場面もあるようです。
そして、算太くんが失踪するということはすでに明かされていますが、算太くんの失踪がドラマにどのように関わってくるかについては、判明していません。
そして、まだ判明していないこと、徹底して伏せられている情報。
それは、安子ちゃんとるいちゃんの関係がどのように損なわれるのか。
ロバートとの出会いによって、安子ちゃんが迎える「人生の転機」とは一体何を意味するのか?
安子ちゃんとロバートの関係がどうなるのか?
そして、制作発表時にアナウンスされていた安子ちゃんの「渡米を余儀なくされる展開」は本当にあるのか?
あるとすれば、「渡米を余儀なくされるきっかけ」は何なのか?
これだけの謎を残り6回で回収することになります。
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ズレたコメントで申し訳ありませんが、定一さんの中の人…お誕生日おめでとうございます。
出番があって何よりです。
たった一日で怒濤の展開。ついていけない。
これも「さんた」のプレゼントなのかな。
え?え?え?
すっかり丸いおばあちゃんになった美都里さんにホッとしたのもつかの間、稔さんの所に行ってしまうとは…。
安子ちゃんとるいちゃんが離れ離れになるという情報を聞いて、るいちゃんは雉真家で美都里おばあちゃんに引き取られるとばかり思ってました。
るいちゃんの後ろ盾がないまま、安子ちゃんがるいちゃんから離れるシチュエーションが想像出来ません。どういう搦手が用意されているんでしょう。
でも、最後の最後に優しい母で祖母で逝ってしまった美都里さん、YOUさんも良かったですね。
昨日の、みどりさんハグシーンは、
録画を何度も見ちゃいました。
今日、孫のるいちゃんとの、
ほのぼのシーンを見ていて、
こっちもほのぼのしたけど、
どうも悪い予感がして、
でも、次は野球観戦のシーンだったので、
ほっ、としたら、
ああ! ナレ死でしたか!?
ご冥福をお祈りいたします
あなたは立派な母でした。
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
勇君、能力全開、野球部は会社の業績アップに繋がりました。稔さんばかり気に掛けていたと思われていた美都里さんですが、やはり勇君の事をたっぷり愛していた。でも人は穏やかになると旅立ってしまうのですね。ロバートさんとのひと時の別れ。戦争が終わって戦後が始まる。
昨日に続き予想外の展開。
登場人物が急に優しくなったり、クローズアップされれば退場がドラマの定番なのに、全く予想してませんでした
るいちゃんと安子ちゃんは3歳そこそこで生き別れ、その後、美都里さんに悪口を吹き込まれて母親を恨むようになるものと考えてましたが、記憶もしっかり残る6歳頃までは一緒のようだし、いよいよ先が読めなくなってきました。
やはり、雪衣さんがキーマンでしょうか?
唐突すぎる美都里さんのナレ死に動揺を隠せません…。
YOUさん曰く「最後まで嫌な人」と言っていましたが、そんなことは全然ありませんでしたね。
失った息子への気持ちを浄化させて逝ってくれたことは救いでしたね。
一方で美都里さんがいなくなったことで雪衣さんの影響力が高まるかもしれないと思うと気がかり。
野球脳の勇ちゃんが「ヒット」を打ちましたね。社会人野球チームも今はかなり少なくなってきていますからねぇ…。
そしてロバートの兼ねてからのフラグになり得るセリフが遂に出てきましたよ!
算太の帰還、美都里さんの死、勇ちゃんの成功というこのタイミングで。
いよいよ次世代へのバトンタッチが近づいてきているように感じます。