カムカムエヴリバディ

ノストラダムスの大予言 / カムカムエヴリバディ 第87回

2022年3月4日(金)第18週「1984−1992」

あらすじ

7年後にせまった1999年のノストラダムスの大予言をひなたは信じていました。そんなひなたの願いは、人類が滅亡する最後の瞬間まで五十嵐と一緒にいることでした。そして人類滅亡が心配なあまり、ひなたは仕事に身が入らなくなりました。

一方の桃太郎は、通っている高校の中で教師と生徒の関係になった今もなお、小夜子のことを一途に思い続けていました。そして小夜子からかけられる言葉の一つひとつに胸を躍らせる日々を送っていました。

そんなある日、ひなたは上司である榊原から、ある仕事を託されました。それは、映画村の来場者数を増やすアイデアを考えることでした。映画村の来場者数を増やし、五十嵐たち大部屋俳優の仕事につながる企画づくりがひなたが託された仕事でした。

ひなたはお化け屋敷を企画。監督の轟がお化け屋敷の演出を名乗り出たことで、ひなたの企画は採用が決定しました。ひなたの企画は当たり、大部屋俳優たちの仕事が増えるものの、不本意な仕事しかないことに五十嵐は不満を募らせるのでした。

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予習レビュー

チビひなちゃん時代、テレビでノストラダムスの大予言にビビるひなちゃんが描かれましたが、あの時のエピソードが回収されます。

ひなちゃん、27歳にしてノストラダムスの大予言を信じていました。(笑)

一方で弟の桃太郎くんは高校生。

桃太郎くんは、高校生になって野球に没頭するという設定ですが、これは若き日の勇くんのエピソードの回収でしょうか。

勇くんが野球に夢中になっていた頃、勇くんは安子ちゃんに一途な恋をしていました。

桃太郎くんもまた、小夜子ちゃんに一途な思いを抱き続けています。

ところで、勇くんは最後の最後まで安子ちゃんに振り向いてもらうことはありませんでした。

一方の桃太郎くんの恋はどんな展開が準備されているのか。

この頃には、桃太郎くんは青木柚さんが演じているはず。

高校生になった桃太郎くんのストーリー、次週あたりに始まるかもしれません。

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感想

人類が滅亡する最後の日まで「文ちゃんと一緒にいたい」と願うひなちゃんの描写。

それは、その願いが叶わなくなる状態への悲しいフラグなのでしょうか?

前回のひなちゃんと五十嵐くん

前回、ひなちゃんと五十嵐くんの二人の関係がピークだった頃が描かれました。

五十嵐くんが、初めての役名とセリフありの役を得て出演した映画を二人で一緒に観て、心から喜ぶ場面。

そして、夏祭りの縁日での五十嵐くんの愛情表現。

そんな二人の蜜月期を経て、7年が経過。

ひなちゃんと五十嵐くんの間の微妙な心のすれ違いが始まっていました。

大部屋俳優の立場から抜け出せない上に、時代劇の制作本数も減少の一途をたどり、チャンスがなくなってきたことに焦りを募らせる五十嵐くん。

一方のひなちゃんは、そんな五十嵐くんの焦る気持ちがわかっていないようでした。

今回のひなちゃんと五十嵐くん

そして今回。

映画村で扮装の仕事をしている五十嵐くんは明らかにストレスを抱えていました。

そして、五十嵐くんの気持ちにひなちゃんもしっかりと気がついていました。

五十嵐くんの気持ちに気がついているだけに、五十嵐くんに声をかけられないひなちゃん。

しかし、五十嵐くんを案じるひなちゃんの気持ちを察する余裕が、今の五十嵐くんにはなさそうです。

今回の最後の場面では、ひなちゃんと五十嵐くんのすれ違いがはっきりとわかるように描写されました。

そして次週へ・・・

次週のひなちゃんと五十嵐くん

次週は、ひなちゃんが五十嵐くんから別れを告げられます。

そして、次週の後半から五十嵐くんはクレジットされていません。

時代劇俳優の五十嵐くんを、ひなちゃんが妻として支え続ける展開をブログ主は期待していたのですが、どうやらその展開はなさそうです。

そんなわけで、翌々週以降のひなちゃんが、どんなことになっているのか、まったく見えなくなって来ました。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    またまた、名乗る程ではございません様。誠にありがとうございます。舛田利雄監督は石原裕次郎さん主演で「城取り」という戦国時代の時代劇を撮っていますが怖くてまだ見ていません。舛田監督といえば刑事ドラマの金字塔「大都会パート2」の第一話を手掛けられていましたが、これは前作「大都会」が倉本聰さん脚本によるシリアスな人間ドラマだったのを、メインライターが日活、東宝で数々の傑作アクション映画の脚本を手掛けた永原秀一さんに交代して、アメリカ映画を意識した大掛かりなアクションドラマへと路線変更したもので、見事に舛田利雄監督は大任を果たされました。これには刑事役に新しく松田優作さんが加わった事もプラスのに働いたようです。尚、松田優作さんの角川映画における代表作「蘇える金狼」の脚本は前述の永原秀一さん(原作は大藪春彦)。監督は長年、舛田利雄監督のもとでチーフ助監督を務め、優作さんとは「大都会パート2」映画「遊戯シリーズ」でタッグを組んだ村川透さんでした。このあたりの邦画はロードショー館や名画座で見たものが多いので印象深い作品多く、どうしても余分な事を書いてしまいます。すみませ。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様

    私も舛田監督の作品は好きなものが多いです、「嵐を呼ぶ男」「二百三高地」「大日本帝国」「この愛の物語」等々、特に「二百三高地」のラストで描かれた平和に戻った日常に流れる主題歌「防人の歌」を聴いて感動しそれまで苦手だったさだまさしさんのファンになったぐらいです
    「ノストラダムスの大予言」はフツーに見たら「???」な作品ですがツッコミ前提でみたら非常に面白いんですよね、最後も丹波さんの空想論に対して山村聡さん演じる首相が解決へ向けて何の具体策もない演説を国会(!)で実施するという破天荒過ぎるオチでしたし
    因みに私の好きなシーンは大気汚染で太陽がいくつにも重なって見える砂丘で西野バレイ団出身の由美かおるさんがよく分からないダンスをするトコですね、非常にシュールだなと

    あと話はそれますが、キングギドラが恐怖の大王と考えたひなたちゃんの発想には斬新だなと思ってしまいました
    この頃ですと核戦争によりという発想が主流を占め次点が隕石だったかと記憶しています

  3. 還暦のたつお より:

    名乗る程ではございません様。早速ありがとうございます。「ノストラダムスの大予言」、こう書くと「シベリア超特急」ばりのトンデモ映画と思われそうですが、(まあトンデモ映画には違いないけど)石原裕次郎映画など数多くの娯楽映画を手掛けた日本映画黄金期の巨匠、舛田利雄監督作品なので、ツッコミ入れながらも最後まで楽しく見れてしまうのが恐ろしい所です。流石、職人監督の鏡。私が好きなのは、ニューギニアで消息を絶った科学者達の捜索に赴いた丹波さん以下の捜査隊が、ミュータント化して食人ゾンビ化して襲ってきた現地の人達を、丹波さん以下捜査隊が、拳銃やライフルで皆殺しにするシーンです。まるでロメロのゾンビ映画みたい。よく文部省推薦したなあ。

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様、映画「ノストラダムスの大予言」は私もまた見たいですね

    中野特撮監督の爆破シーンは迫力あります
    由美かおるさんがめちゃめちゃキレイです
    詩の朗読する岸田今日子さんの声がめちゃめちゃハマっています(ムーミンと同じ方と忘れてしまうぐらい不気味にマッチしています)
    富田勲さんのテーマ曲はかなりいいです

    何はともあれ、ツッコミどころ満載のギャグ映画としては最高でした、一番のツッコミどころはこの作品が文部省(当時)推薦作品だったことですね🤣
    不思議なのは丹波哲郎さんが演じる主人公の想像を映像化しているのに「砂の器」があれだけ美しく胸を打つシーンなのに「ノストラダムスの大予言」ではツッコミどころ満載になるのかということでしょうかね🤣
    「砂の器」の父子が遍路するシーンはたまに見てジーンとするのですが、「ノストラダムスの大予言」はお酒でも呑みながらおいでやす小田さんのようなツッコミを画面に向かってしてみたいですね

    しかし、人類滅亡は予言できてもこの映画に出演なされていた丹波さんも黒沢年男さんも後年に「おもろいオジサマ」になるとは当時誰も予言できなかったでしょうね

  5. 名乗る程の者ではございません より:

    ひとつだけ不満・・・

    この年代表の朝ドラは「女は度胸」の方ではなく「ひらり」の方だと思う
    ヒロインの石田ひかりさん、音楽と主題歌担当のドリカム、若貴兄弟による相撲ブーム・・・なんと言うか勢いが確実にあった作品

  6. 重信六三郎 より:

     昨日の僕のコメントに誤りがありました…。

     美咲すみれさん主演のサスペンスドラマは、『茶道家水無月ぼたんの事件簿』です…。

     訂正とお詫び申し上げます…。

     しかし、“なつめ”なんてどこからから出て来たんだ?僕は何をやってたんだか…。

     ところで、ここにも裏設定があって、実は『茶道家水無月ぼたんの事件簿』の主人公、すみれさんが8年前に演じた、『京都茶道家殺人事件』の冒頭でいきなり殺された茶道家の娘だった…、とか…。

     何はともあれ、『茶道家水無月ぼたんの事件簿』、『黍之丞シリーズ』と共に本当に制作・放映して欲しいドラマですね…。

  7. よるは去った より:

    ひなた「七年後に地球は滅亡・・・・・・・・・・・。」

     思えば自分も真に受けていた人間の一人です。

  8. 秋桜おばさん より:

    五十嵐くんといい感じになって、時間がワープしてたから結婚してると思いきや、将来に不安が見えてきたじゃないですかぁ(泣)
    仕事がうまくいかず10年は長いですね。でも今更他の仕事っていうのもね。
    虚無様の20年もある意味辛いものだったから、方向転換もいいかもしれないけど。

  9. みや より:

    全然関係ないんですが、
    この時代は1992年。
    物語の始まりは1925年。
    67年が経ちました。
    100年の物語の67%、つまりここでちょうど2/3です。

  10. 丹善人 より:

    今から思えば、何であんなトンデモ話の大予言を日本中の多くの人が信じ込んだのでしょうね。
    本の書き方が上手かったこともあります。揚げ足取りのような細かい部分を捕まえて、
    ノストラダムスでも予言が外れることもあるんだ、と書くことで、いやいや、当たってるでしょ、
    と読者の関心を呼び込んだりして信じ込ませたり。まあ、1999年7月が過ぎてあの人は
    雲隠れしましたが。
    しかし、それ以降、明日人類が滅びるとわかって、今日、どう過ごしますか、といった内容の
    話が普通に問われるようになりましたね。まあ、そういう事態が現実に起きてはいますが。

  11. オペラ座の怪人 より:

    あの頃、ノストラダムスなんて、信じていたかなあ?
    まあ、ひなたは信じているってことで。
    文ちゃんとは、う~ん、結ばれないのかなあ?
    今日の最後は、ひなたからのプロポーズ、でしたよねえ?

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  12. ぱぽりん より:

    自分、産まれてこの方、劇場で新作時代劇を見たことがありません。
    再上映物をただ1回。
    学生の頃、確か中野の武蔵野館だったと思うのですが、

    <深夜に 「大菩薩峠」 全編、一挙上映>

    あの、「大菩薩峠」です、そもそも原作が未完です、クソ長いです。
    いったいなんで見る気になったのかは思い出せない。
    そして残ったのは、長時間の視聴でお尻が痛くなった記憶。
    残念。

    ノストラダムスの大予言は、娘に自転車を教える時にお世話になりました。

    「おまえは恐怖の大王から地球を救うために産まれてきたんだ」
    「その時、歩いて行ったら間に合わないだろう?」
    「走って行ったら戦う前に疲れちゃうじゃないか」

    などと訳の分からない理由をつけて練習。
    娘、自転車に乗れるようにはなったものの、以後、自転車に見向きもしなくなりました。

  13. 還暦のたつお より:

     「信じるか信じないかそれはあなた次第。」ひなたさん思いっきり信じて妄想膨らみ。榊原さん大人の意見。三つ首の龍。まさかキングギドラ違うか(BYものいい)?あっ「サラダ記念日」小夜子記念日、桃ちゃん浮かれ過ぎ。苦悩する五十嵐。この世界には「ピラニア軍団」は存在しない。五十嵐が入っていれば成瀬正さんくらいのポジションに行けた気がするけど時代劇しか出たくないんじゃあなあ。お化け屋敷。轟監督の助け舟(この人のモデルってこの前亡くなられた牧口雄二さんかな。又は山内鉄也さんか倉田準二さんか)

  14. H.Sakigake4th より:

    ひなたよ…。27にもなってノストラダムスの預言を本気で信じていたんかい(笑)
    しかしそれが呼び水で最後に実質的なプロポーズになりましたね。
    一方で文ちゃんは今後に向けての焦りがかなり出てきている様子。これは来週に向けてのフラグとなりそうです。

    いっちゃんは正式に茶道監修となったようですね。
    一時はどうなることやらでしたが(笑)
    すみれさんが従えているので大丈夫なようです。

    そして桃ちゃんの恋物語も本格スタート!
    同じ高校だったんですね。
    俵万智さんの「サラダ記念日」。懐かしいです!
    「小夜子記念日」「茂雄記念日」が誕生しましたが、今後桃ちゃんにはいろんな記念日を作って欲しいです。

    PS
    桃ちゃんは将来的に雉真繊維とつながりが出来そうです。雉真野球部に入部してプロ野球を目指し、ご無沙汰の勇ちゃん達との接点を作るのでは?と予想しています。

  15. 還暦のたつお より:

    「ノストラダムスの大予言」と言えば忘れられないのが、舛田利雄監督による映画化作品です。内容的には「日本沈没」に次ぐ、丹波哲郎世界を救う。笑い。といった感じなのですが、人類破滅のエピソードがいちいち悪夢に出て来そうなグロテスクさで、東宝特撮映画としてはその数年前に公開された「ゴジラ対へドラ」と並んで、いたいけな特撮大好き少年たちに深いトラウマを与えました。この映画、描写にいろいろ問題を含んでいた為.(おもにコンプライアンス上の)公の場での上映と放映ができなくなっています。そうなると逆にもう一度見たくなるのが人情。海外版のDVDを探すしかないのかなあ。

  16. ポン太 より:

    それにしても19週のネタばれはまだかい?現時点でまだな所をみるとNHKも重要な所は伏せつつも、かなり慎重に小出ししてる感がする。

  17. 名乗る程の者ではございません より:

    この時代、実際にアラサーぐらいでも大予言信じている人はまだいましたよ
    私の同僚がその一人でしたが、大予言について話始めたら私の返しは毎度同じでした

    「それは大変だ!オレ明日から北斗神拳の道場に行くわ、運良く生き延びたらラオウになって好き放題するわ!」

    因みにその同僚は妻帯者で子供もいました
    言っていることと現状がマッチしてないっちゅうの🤣

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