2024/1/16(火)第16週「ワテはワテだす」
あらすじ
スズ子はタナケンとの共演を受け入れるものの乗り気になれませんでした。しかし、スズ子とタナケンの共演が決まったことを聞かされた愛助は、大いに乗り気になりスズ子を応援すると言い出しました。
そんなある日、秋山美月が大阪から東京にやって来ました。秋山は大阪の人たちの近況をスズ子に聞かせました。一方、スズ子とタナケンの共演が決まったことを聞かされた秋山は心から驚き、スズ子を祝福しました。
スズ子が秋山と別れたその直後、スズ子は小夜がアメリカ兵と腕を組んで歩いている姿を目撃。スズ子は小夜を追いかけるもの姿を見失ってしまいました。それ以来、スズ子は小夜のことを心配し続けました。
そして迎えたタナケンとの稽古初日。スズ子は芝居への助言をタナケンに求めるものの、タナケンは何も言ってくれませんでした。その翌日、スズ子は小夜と遭遇。サムは恋人だと聞かされたはスズ子は、サムとの交際に猛反対しました。
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感想
タナケンとの共演の価値
タナケンの第一印象が悪すぎたせいで、タナケンとの共演が決まったことがどれほど価値あることなのかが今ひとつわかっていないスズ子ちゃん。
しかし、タナケンとの共演が決まったことをスズ子ちゃんから聞かされた愛助くんは腰を抜かすほどの驚きぶり。
興行の世界を知り尽くしている愛助くんは、それがどれほどのことなのかを、当事者であるスズ子ちゃん以上によくわかっているのでしょう。
同じく、タナケンとの共演が決まったことをスズ子ちゃんから聞かされた秋山美月もまた、思わず立ち上がって叫ぶほどの反応を見せる。
秋山美月もまた、当事者であるスズ子ちゃん以上に、タナケンとの共演にどれほどの価値があるのかを理解している様子。
愛助くんと秋山美月、二人ともタナケンとの共演がどれほどすごいことかをよくわかっている。
タナケンを冷めた目で見ているスズ子ちゃん。
今回は稽古初日が描かれました。
スズ子ちゃん視点からの稽古初日のタナケンの第二印象も非常に悪い。
さらに、タナケンはスズ子ちゃんに対して何も期待していないとまで言われてしまう。
愛助くんや秋山美月、さらに山下さんがノリノリになっているのに対して、ますますタナケンとの共演に対してやる気を失うスズ子ちゃん。
スズ子ちゃんがタナケンとの共演の価値を噛み締めることになるのはいつの日か。
秋山美月と大阪の人々
今回、秋山美月が久しぶりに登場するのはわかっていましたが、こんなに短時間の登場で終わってしまうとは・・・
大阪時代を経て上京直後は苦楽をともにした間柄なのに、あまりにも短い再登場。
こんな短時間で終わってしまう再登場に何か意味はあるのかな?
秋山美月は新しいダンスに挑戦すると言ってましたが、その「新しいダンス」によって再び上京しスズ子ちゃんと切磋琢磨することのフラグなのか?
秋山美月というキャラが好きなブログ主としては物足りなさの残る再登場。
今回の再登場がこの先の新展開へのフラグでありますように。
一方で大阪の人々の近況が聞けたのは何より。
スズ子ちゃんと同期の二人のうち、リリーは今も活躍中。
桜庭はお母さんを亡くして劇団をやめてしまったのか。
林部長は相変わらずお元気そう。
林部長もどこかで再登場させて欲しいものです。
ここまで書いて気がつきました。
大阪時代にはスズ子ちゃんの周囲には濃いキャラがたくさんいましたね。
劇団の濃い人々に加えてはな湯の常連客という濃いキャラもたくさんいました。
濃いことに加えて、スズ子ちゃんと切磋琢磨するキャラ、スズ子ちゃんを応援するキャラがたくさんいました。
一方、東京編になり、さらに一緒に上京した秋山美月が大阪に戻って以降、スズ子ちゃんと切磋琢磨するような存在がいなくなってしまったことに気がつきました。
それがスターの孤独というものなのでしょうか。
小夜ちゃん
小夜ちゃんが付き人をやめると言ってスズ子ちゃんのもとを去ってから3ヶ月。
スズ子ちゃんがついに小夜ちゃんの姿を目撃。
1度目の目撃ではその後に姿を見失ってしまうものの、1度目の目撃では小夜ちゃんをつかまえることができました。
小夜ちゃんが今は何をしているのかも小夜ちゃんの口から説明がありました。
しかし一つだけ謎が残ります。
小夜ちゃんがスズ子ちゃんのもとを去ったタイミングでは、小夜ちゃんはまだサムとは交際していなかったらしい。
だからサムを追いかけるためにスズ子ちゃんの付き人をやめたわけではないことは確定。
ということは、付き人をやめる直前の小夜ちゃんが早退を繰り返していたのも、サムとは無関係のものと思われます。
小夜ちゃんはどうして付き人をやめたのか。
付き人をやめる直前に早退を繰り返した理由は何か。
謎を残したまま小夜ちゃんのエピソードは次回以降へ続きます。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週、登場する新キャラ・タナケンの実在モデルは「日本の喜劇王」と呼ばれたエノケンこと榎本健一さんです。
榎本健一さんは明治37年(1904年)東京都港区青山で鞄屋を営んでいた榎本平作の長男として生まれました。
やがて生家の家業であった鞄屋の商売が傾き、せんべい屋に商売替え。
せんべい屋は大当たりし麻布十番にせんべい工場を建てたのを機に一家は麻生十番に移転。
榎本健一さんは少年時代を麻生十番で過ごしました。
少年時代の夢は、
・満州で馬賊になる
・外国航路の客船のボーイになる
・(活動写真の大スターの)尾上松之助に弟子入りする
そんな榎本健一さんは15歳のときに俳優・柳田貞一氏に弟子入りし東京浅草の金竜館で初舞台を経験。
その後「日本の喜劇王」とまで呼ばれた榎本健一さんですが、その晩年は苦難に満ちたものでした。
45歳のときに発症した脱疽(だっそ)という病気が悪化し57歳のときに右足を切断。
榎本健一さんの特徴である飛んだり跳ねたりなどの動きはできなくなったものの、義足をつけて仕事に復帰。
義足は役に応じて5種類のものを使い分けていたと言われています。
しかし肝硬変が悪化し昭和45年(1970年)死去、享年65歳。
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名乗る程の者様、早速のご返答ありがとうございます。確かに新田一郎さんの高音ボーカルはクセ強で好みが分かれるところですね。スペクトラムのあのコスチュームと音楽性はアースウインド&ファイアーの影響下にある気も。ただサウンド自体は独自の物でいまだに「トマトイッパツ」「インザスペース」のメロディーは耳から離れません。
タナケンとの共演、愛助さんは大乗り気。ただしスズ子さんはあまり乗り気でなく。秋山さん上京。桜庭さん辞めたの。部長健在。秋山さん意気軒昂。サムさんと小夜ちゃん見かけたけど見失い。「原節子みたいや。」(日本を代表する名女優)初稽古。タナケンさんはスズ子さんを素のままで勝負させる気?また原節子(笑い)。小夜ちゃんサムさん何処へ。
パンパン、朝ドラで避けられる時代背景
「おしん」の初子と「カーネーション」の奈津ぐらいかな?
「肉体の門」「人間の証明」「ゼロの焦点」ではメイン題材だったし「星の流れに」という名曲もあるんだけどね
さすが興行師の息子。お笑い芸人の表の顔と裏の顔を良く知っている。
表と裏の違いが無いのは「お笑い怪獣」くらいなものか。
迷っている感情が,昔の同僚と再会することで燃え上がった。
持つべき物は友人だ。
稽古初日。誰も台本なんか見ていない。そういうところに気がついて
いないのかな。mさあいっぱいいっぱいやから。
台本見ている段階ではアドバイスなどできないだろうに。