NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
2024年1月15日 〜 1月19日放送
あらすじ
小夜が付き人をやめる
小夜がスズ子の付き人をやめると言い出し、スズ子が引き止めるのも無視して出て行ってしまいました。
小夜が出て行った後もスズ子は小夜を心配するものの、小夜はスズ子のもとに戻ってこようとはしませんでした。
喜劇王・タナケンとの共演
そんなある日、スズ子に意外なオファーが入りました。
スズ子が受けたオフォーとは、喜劇王として人気を博している「タナケン」こと棚橋健二の舞台への出演でした。
女優業
喜劇王・タナケンの舞台への出演を仕組んだのは羽鳥でした。
羽鳥に背中を押されたスズ子は、初めての女優業に挑むことにしました。
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今週の展開
72: 1/15(月) タナケンとの共演の提案
73: 1/16(火) 喜劇王・タナケンと共演
74: 1/17(水) タナケンとの舞台の稽古
75: 1/18(木) 不安なまま稽古を続ける
76: 1/19(金) スズ子とタナケンの共演
予習レビューと史実のリアルエピソード
エノケンとの共演
実在人物・企業名 | 劇中人物・企業名 |
笠置シヅ子 | スズ子 |
エノケン(榎本健一) | タナケン(棚橋健二) |
史実で笠置シヅ子さんが初めての女優業に挑んだのは、昭和21年(1946)年3月のエノケン一座有楽座公演『舞台は廻る』でのことでした。
ドラマの中に登場する喜劇王・タナケン(棚橋健二)の実在モデルは、喜芸王・エノケン(榎本健一)。
笠置シヅ子さんのコメディエンヌとしての才能を見抜いたエノケンは、舞台の相手役として笠置シヅ子さんに出演をオファー。
『舞台は廻る』をきっかけに、
昭和21年『エノケンのターザン』
昭和23年『一日だけの花形』『愉快な相棒』
昭和24年『お染久松』
昭和25年『ブギウギ百貨店』『天保六花撰』
昭和27年『浮かれ源氏』
などの舞台で共演し、連日満員になるほどの人気を博しました。
また映画でも二人は共演し
昭和23年『エノケンのびっくりしゃっくり時代』『歌うエノケン捕物帖』
昭和24年『エノケン・笠置の極楽夫婦』『エノケン・笠置のお染久松』
などの作品を残しました。
女優業
笠置シヅ子さんは戦時中の昭和19年(1939年)にも映画『弥次喜多大陸道中』に出演しました。
しかし女優業を本格的に開始したのは昭和22年(1947年)以降。
エノケンと映画で共演するようになった頃には、黒澤明監督作品『酔いどれ天使』にブギを歌う歌手として出演。
まった昭和24年(1949年)にはヒット作『銀座カンカン娘』に出演。
羽鳥良一氏が作曲し、主演女優・高峰秀子さんが歌う映画と同名主題歌『銀座カンカン娘』も大ヒット。
同曲は今も東京メトロ銀座駅の発車ベルに採用されています。
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