NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
2024年3月4日 〜 3月8日放送
あらすじ
スズ子が渡米
昭和25年(1950年)6月、スズ子はアメリカ興行のチャンスを手に入れるものの、渡航許可が降りなかった愛子は、スズ子の渡米に反対しました。
スズ子は悩むものの麻理に背中を押され渡米を決意。4ヶ月かけてアメリカを回る中で、スズ子は貴重な体験をして帰国しました。
スズ子が香川へ
アメリカから帰国したスズ子は世田谷に家を新築。その翌年、ガンを患っている梅吉が危ないという知らせがスズ子のもとに入りました。
スズ子は愛子を連れて香川へ向かい梅吉と再会。スズ子は出生の秘密を知っていたことを梅吉に告げ、それを内緒にしていたスズ子に梅吉は感謝しました。
梅吉の葬儀
スズ子が香川に滞在中に梅吉は亡くなり葬儀が行われました。葬儀の席でスズ子は実母であるキヌと再会しました。
キヌのことを尋ねる愛子にスズ子は「マミーのマミー」と説明。その言葉を聞いたキヌは涙を流すのでした。
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今週の展開
107: 3/4(月) スズ子のアメリカの公演
108: 3/5(火) スズ子が渡米を決断する
109: 3/6(水) 梅吉が危篤の電報が届く
110: 3/7(木) 思い出話をスズ子が語る
111: 3/8(金) 梅吉の死/キヌとの再会
予習レビューと史実のリアルエピソード
梅吉さんが再登場
梅吉さんが再登場します。
しかし梅吉さんの再登場のエピソードは、史実のリアルなエピソードとは大きく異なります。
昭和24年(1949年)笠置シヅ子さんが生まれ故郷の香川県引田町で凱旋コンサートを行ったのですが、その公演実現のきっかけは養父の音吉さんでした。
音吉さんは仲間たちとともに「笠置シヅ子引田公演計画」を立ち上げました。
会場は朝日座。
その計画への協力することになった引田小学校の校長先生が学校のピアノを貸してくれることになりました。
前売り券もあっという間に完売。
そして昭和24年(1949年)4月15日、昼夜2回にわたって凱旋コンサートが開かれました。
凱旋コンサートが大ヒット
前売り券があっという間に完売した凱旋コンサートは言うまでもなく大ヒット。
会場となった朝日座のそれまでの入場者数の最多記録は700名。
ところが昼夜2回にわたって行われた凱旋コンサートに集まった観客数は2500名。
その様子は「駅前の歓迎は同町始まって以来のてんやわんや」と新聞に報じられたほどでした。
ところで笠置シヅ子さんの当時の人気ぶりは、東京財務局が発表した当時の著名人の高額納税者の納税額ランキングから伺い知ることができます。
1位:吉川英治(250万円)
2位:笠置シヅ子(200万円)
3位:上原謙(130万円)
3位:原節子(130万円)
なお、笠置シヅ子さんは生まれ故郷での凱旋公演の興行収入の全額を引田町に寄付しました。
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