2024/12/9(月)第11週「就職って何なん?」
あらすじ
こども防災訓練の打ち上げがヘアサロンヨネダで行われている中、歩の付き人をしていた佑馬がやって来ました。佑馬は歩に一緒にロサンジェルスに行ってほしいと懇願。歩は翌日に渡米することを決めました。
一方で歩は、孝雄に中古の靴を修理してもらうアイデアを諦めていました。そんな歩との会話の中で、結は真紀が亡くなる前に口にしていた言葉を思い出しました。そして結は、大量の中古の靴を持参し孝雄の店に足を運びました。
結は孝雄に言いました。真紀は孝雄が日本一の靴職人だと信じていたと。明くる日の朝、孝雄は一足だけ試作した靴を持って、真紀の墓参りをしている歩のもとに足を運びました。歩は孝雄の仕事を称え、その日、アメリカへと旅立ちました。
月日は流れ平成20年4月。結は専門学校の最終学年となり、就職活動が本格的に始まりました。一方、翔也は変化球を習得してスランプを脱出。エースの澤田と並んでプロのスカウトも注目するピッチャーになっていました。
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感想
真紀ちゃんを亡くした悲しみを共有していた歩ちゃんと孝雄さんのストーリーが一区切りつきました。
歩ちゃん
歩ちゃんがギャルになった理由を語ったのは結ちゃんに次いで二人目。
二人目が両親のどちらかではなく孝雄さんだったところに歩ちゃんの悲しみが見え隠れしているような気がします。
歩ちゃんが結ちゃんにギャルになった理由を語ったのも、今思えば結ちゃんの一言が理由だったのかもしれません。
糸島で結ちゃんと歩ちゃんが対立したときのこと。
結ちゃんは歩ちゃんに対して怒りをぶつける中で「真紀ちゃん」の名を口にしました。
あのタイミングでは、ドラマの中では真紀ちゃんが何者なのかは語られてはいませんでした。
しかし「真紀ちゃん」の名前に歩ちゃんが鋭く反応しました。
歩ちゃん、あの時に理解したのかも。
自分の悲しみの理解者が存在することを。
それまでの歩ちゃんは、おそらく真紀ちゃんを亡くした悲しみを抱えているのは自分一人だと思っていたに違いない。
そして、その悲しみを誰にも分かってはもらえないとも思っていたかと。
だから、ギャルになった理由を誰にも話しませんでした。
とりわけ聖人さんには話しませんでした。
一人で抱え込み、どれだけ苦しかった
結ちゃんが「真紀ちゃん」の名前を出したあと、歩ちゃんは言いました。
真紀ちゃんのことを覚えていてくれて嬉しかったと。
結ちゃんも真紀ちゃんの死を悲しんでいたことを知った歩ちゃん。
やっと、真紀ちゃんとの約束を果たすためにギャルになったことを打ち明けました。
そして今回、孝雄さんにも打ち明けました。
自分と同じかそれ以上に、孝雄さんは真紀ちゃんの死を悲しんでいるのだと分かったのでしょう。
真紀ちゃんを亡くした悲しみを孝雄さんと共有した上で、前に向くタイミングも共有できた歩ちゃん。
これで過去の悲しみは一区切りついたのでしょうか。
孝雄さん
孝雄さんもまた、真紀ちゃんを亡くした悲しみに一区切りついたのかもしれません。
結ちゃんが思い出した、生前の真紀ちゃんの言葉。
あの言葉が決め手になったのでしょうか。
「お父さんは日本一の靴職人」
「仕事している姿が一番かっこいい」
「真紀ちゃんはお父さんが仕事をしている姿を一番見たかった」
結ちゃんが教えてくれた真紀ちゃんのこの言葉で孝雄さんは救われました。
そして靴のカスタムを試作。
こんな派手な靴、誰が履くんや?の問いかけに、真紀ちゃんなら履くと歩ちゃんが即答。
生前の真紀ちゃんの言葉。
そして、真紀ちゃんなら履くという歩ちゃんの言葉。
この二つの言葉で、孝雄さんは靴職人としての復活が見えてきました。
真紀ちゃんの言葉を胸に、真紀ちゃんが履くに違いない靴を作り続けることで孝雄さんはきっと立ち直ることができるでしょう。
1年スキップ
歩ちゃんと孝雄さんが一区切りついたところで1年スキップ。
結ちゃんは就職活動を開始。
翔也くんはプロのスカウトも注目するピッチャーに。
明日から新展開です。
今週の主なトピック
今週の主なトピックは次の4つです。
1:結ちゃんの就職活動
2:歩ちゃんと孝雄さん
3:班員たちの卒業後の進路
4:結ちゃんの就職と翔也くん
【その1】結ちゃんの就職活動
今週は前週から時間がスキップして2008年。
結ちゃんの就職活動が始まります。
専門学校の仲間のうち沙智ちゃんと佳純ちゃんは早々に就職先が決まります。
森川さんは年齢が年齢だけに就職先の企業は見つからない。
それでなのか、それとも企業への就職は最初からあきらめていたのか。
森川さんが選択する進路はお弁当屋さんの開業です。
ということで3名は進路が早々に決定。
しかし結ちゃんだけは就職試験ですべり続ける。
そんな結ちゃんの専門学校卒業後の進路はどうなるのか?
というのが今週のメインのお題です。
【その2】歩ちゃんと孝雄さん
前週、孝雄さんの靴職人の腕前に、これは修理というよりカスタムだと感嘆。
カスタムとは商品を作り直して生まれ変わらせることを意味します。
そこで歩ちゃんは中古のレディースの革靴を仕入れ、孝雄さんにカスタムを請け負ってもらいそれを販売するというビジネスを発案。
早速、歩ちゃんは中古の靴を大量に仕入れて孝雄さんに相談するものの、孝雄さんは歩ちゃんの依頼を拒否。
ここまでが前週。
そして今週。
歩ちゃんは孝雄さんにカスタムしてもらうことをすでに諦めています。
自分に会うと真紀ちゃんを思い出してしまうのがつらいと言う孝雄さんの気持ちが、歩ちゃんにはよくわかるんです。
歩ちゃんもつらい思いを抱えているので。
しかし思いがけない展開が・・・
今週、歩ちゃんと孝雄さんのドラマがまた少し動きます。
【その3】班員たちの卒業後の進路
専門学校で同じ班の四人の仲間たちのうち、結ちゃんを除く三人は早々に進路が決まるのは上に記したとおりです。
三人それぞれの専門学校卒業後の進路はどうなるのか?
まずは佳純ちゃん。
東京の病院の就職試験を受験。
沙智ちゃん。
陸上部が強い企業の就職試験を受験。
そして森川さん。
森川さんの進路はすでに記しましたが、森川さんにはもう一つ意外な「進路」が・・・
それぞれの進路の詳細は木曜日の本欄で紹介します。
【その4】結ちゃんの就職と翔也くん
最終的に結ちゃんの就職先も決まります。
そして、専門学校卒業を経て就職した企業への出勤初日が今週の最後の場面。
結ちゃんの出勤初日、「朝ドラヒロインの天敵」が登場します。
今週は結ちゃんの就職活動と並行して、翔也くんの変化も描かれます。
そして二人の関係に大きな変化が・・・。
一方、翔也くんに関して不穏なフラグが立って今週は幕を閉じます。
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相変わらず一ノ瀬ワタル君いい仕事してる、いささかオーバーアクト気味だけと。
一ノ瀬さんとロバート秋山さん
ロン毛でサングラスなら見分けつかんわ
ハギャレンのパラパラ曲(ビアノver)をBGMに対峙する歩さんとナベさん、不覚にも泣きそうになったわ
ハギャレンの元総代役のみりちゃむちゃん、久々に錦鯉のナベさんと罵倒キャバクラがアップされてましたね
やっていることは基本的に同じなんだけどなんか愛を感じるんだよね、こちらも最後には泣きそうになったわ
森川さんって同じ班の女子たちの関係のバランスを取ったりムードメーカーだったり居酒屋バイトの経験から料理知識があるから的確なアドバイスもできる、ベテランがするべき役割をこなしていますね
佳奈ちゃんと並ぶシーンではいつも森川さんと平祐奈さんの義兄・長友選手が被る
長友選手、まだ日本代表に必要だぜ、ブラボー!
翔也くん、予告編で背番号17だった
大谷翔平・佐々木朗・菊地投手はこの時代はプロ入り前だから17番は平成唯一完全試合達成の槙原もしくは偉大なサブマリン投手だった山田リスペクトかな?個人的には南海ホークス時代の江夏豊なんだけどね