おむすび

永吉と佳代が神戸に来訪 / おむすび 第101回

2025/2/24(月)第21週「米田家の呪い」

あらすじ

永吉と佳代が神戸にやって来ました。久しぶりに祖父母と食卓を囲んだ結は、二人が神戸までやって来たのは聖人の病状を心配してのことだと考えていました。しかし永吉が神戸に来た目的は太陽の塔を見に行くことでした。

その翌日、永吉は美佐江たち商店街の面々に、昭和45年の大阪万博が開催できたのは自分のおかげだと自慢し始めました。アメリカンパークの食材を運搬したのは自分だと永吉は豪語するものの、聖人は信じませんでした。

永吉は家族揃って太陽の塔を見に行くことが望みでした。しかし、家族の休みを合わせるのが難しく永吉を落胆させました。一方で聖人は、永吉と一緒に太陽の塔を見に行くことを拒みました。聖人は万博を嫌っていたのです。

聖人は永吉に詰め寄りました。佳代が貯めてくれた大学の学費を何に使ったのだと。聖人のこの言葉が引き金となり聖人と永吉は大ゲンカを始めました。そして激怒した永吉は佳代を連れて結の家に行ってしまいました。

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感想

ついに永吉さんと聖人さんの関係の回収エピソード週が始まりました。

ブログ主はこの週を待ち侘びていました。

父と子の確執のストーリーが大好物なので。

そこで、今週のどこかで回収されるであろう、これまでの永吉さんと聖人さんの二つの確執エピソードをまとめてみました。

第1週「本物の農家やなか」

永吉さんと聖人さんの間に確執があることがはっきりとわかったのは第1週でした。

規格外野菜も売りさばくという永吉さん。

それに対して聖人さんは、そんなもの売っても金にはならないと言う。

その対立の中で永吉さんが聖人さんに言いました。

「やっぱりお前は本物の農家やなか」

そう言われた聖人さん、実は農家の自覚がないので永吉さんの言葉にそれほどこたえていない様子。

また、この対立の直後に聖人さんはひみこさんに言いました。

自分の本業は理容師なので神戸に戻ってもう一度理髪店をやりたいと。

そんな対立場面が第一週で描かれました。

この時に永吉さんが言い放った言葉は今週のどこかで回収されるはずです。

第3週

今週、永吉さんと聖人さんの間で喧嘩になる「大学進学のために貯めたお金の使い込み」が語られたのが第3週のことでした。

この週でも永吉さんと聖人さんの大ゲンカが勃発。

激怒した聖人さんはスナック「ひみこ」に出かけて、永吉さんの愚痴をこぼす。

一方、自宅に残った永吉さんは、そのとき米田家に来ていた陽太くんを相手に過去の自慢話を開始。

この二人のそれぞれの話から、「大学進学のために貯めたお金の使い込み」が浮上。

聖人さんは、佳代さんがコツコツと貯めてくれた大学進学のためのお金を永吉さんが使ってしまったことがどうしても許せませんでした。

そんな話を聖人さんがしている頃、永吉さんはトラックドライバーだった過去を語りました。

そして大阪万博に行ったきり家に帰ってこなかったのは遊んでいたわけではない。

困っている人を助けていたのだと。

永吉さんが助けたという「困った人」も今週のどこかで回収されるはずです。

そして今回・・・

聖人さんがガンで入院したことを「そげなこと」と言ってしまう永吉さん。

この永吉さんの失言が聖人の憎悪のスイッチをオンにしました。

聖人さんは言いました。

「ホラ話を聞かされて万博が心底嫌いになった」

心底嫌いになったのは万博ではなく永吉さんのことなのでしょう。

聖人さんが永吉さんに対してここまで感情むき出しの言葉を吐くのはこれが初めてかも。

続けて聖人さんは永吉さんに詰め寄りました。

大学の学費を何に使ったのかと。

聖人さんに詰め寄られ口ごもる永吉さん。

「覚えとらん、忘れたに決まってる」

この永吉さんの答えは明らかにホラです。

しかし、今週の一番のトピックは学費の使い道の秘密です。

ブログ主はすでに秘密を知ってはいるけれど、その秘密がどのような描写で明かされるのか。

楽しみでなりません。

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今週の主なトピック

第21週「米田家の呪い」の主なトピックは次の4つです。

1:永吉さんと佳代さんが神戸にやってくる
2:聖人さんさんと永吉が大ゲンカする
3:聖人さんと永吉さんが向き合う
4:永吉さん死去

【その1】永吉さんと佳代さんが神戸にやってくる

前週の最後に永吉さんと佳代さんが糸島から神戸にやってきます。

今週はその続きから。

糸島から永吉さんと佳代さんがやってきた理由は、大阪にある万博記念公園の太陽の塔を見るためです。

二人が神戸にやって来る前の年に2025年万博が大阪で開催されることが決定。

そのニュースを聞いた永吉さんは、思い出のある大阪万博のシンボルを見たくなるのだそうです。

永吉さんの大阪万博に関する思い出はドラマの前半で説明がありました。

当時、トラック野郎だった永吉さんは荷物を積んで糸島から博多までトラックを運転したことを。

ところで、大阪万博は永吉さんにとっては良き思い出です。

ところが、聖人さんにとっては悪夢のような思い出です。

何故なら、聖人さんが大学に進学するために貯めておいたお金を永吉さんが使ってしまったのがこのころのことだったからです。

今週、この「使い込み」が回収されます。

【その2】聖人さんと永吉さんが大ゲンカする

糸島編ではケンカを繰り返していた聖人さんと永吉さん。

神戸編になってから初(?)の大ゲンカが勃発します。

大ゲンカのきっかけは、今週のお題でもある聖人さんの大学進学のために貯めたお金を永吉さんが使ってしまった件です。

聖人さんは改めてお金の使い道を尋ねます。

しかし、そんなこと覚えていないとシラを切る永吉さん。

この大ゲンカの直後に、これまで謎に包まれた「お金の使い道」が明らかになります。

そして、その「お金の使い道」は今週のサブタイトル「米田家の呪い」とつながってきます。

【その3】聖人さんと永吉さんが向き合う

「お金の使い道」を知った聖人さんが永吉さんと向き合います。

「お金の使い道」は「米田家の呪い」の通りの使い方でした。

なので「呪われている」聖人さんは「お金の使い道」を受け入れるようです。

今回の本欄では「お金の使い道」についての詳細は伏せておきますが、聖人さんと永吉さんはようやく和解できます。

【その4】永吉さん死去

聖人さんと永吉さんが向き合い、そして和解することができた一ヶ月後に永吉さんは永眠します。

「米田家の呪い」の生き方を最後までつらぬいて。

そして、永吉さんの通夜で、使い込まれたお金が思いがけない形で戻ってきます。

しかし聖人さんは帰ってきたお金の受け取りを拒む。

お金の受け取りを聖人さんが拒んだことで、聖人さんが「米田家の呪い」を引き継いだことが表現され、今週は終了です。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    ラモス瑠偉のループシュート
    多分サンフレッチェとのチャンピオンシップで決めた決勝ゴールで、この試合で引退する加藤久選手に捧げたシュートのこと
    花ちゃんが生まれる前の試合

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