NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おむすび』
2024年12月16日 〜 12月20日放送
あらすじ
星河電器の社員食堂で働く日々
結が星河電器の社員食堂で働く日々が始まりました。そんな中、結は調理師の立川のメニューの栄養面に問題があることを指摘し立川を激怒させました。
若手調理師の原口もまた、過去に立川に意見をし怒らせたことがあると結に告げました。原口はまた、社員食堂のレシピは立川の頭の中にしかないことも結に告げました。
そこで結と原口は、調理している立川を盗み見して、レシピをノートに書き溜めることにするものの、そのことが立川をさらに怒らせてしまいました。
愛子と聖人が対立
ある日、店のホームページを作りたい愛子と、ホームページは不要と主張する聖人が対立。愛子は家を飛び出してしまいました。
しかし、愛子が家の外で作っていたホームページが多くの客を集めたことで、聖人は愛子に謝罪。聖人と愛子は仲直りしました。
一方、星河電器の社食では結が提案するメニューが採用。しかし調理に時間がかかり過ぎるトラブルを立川が回避。結が犯したミスの責任を立川は一手に引き受けました。
翔也が肩を壊す
そのころ、翔也は肩に違和感を感じていました。そして、投手として致命的な怪我を負っているのではないかと不安を抱えていました。
しかし翔也は怖くて病院に行くことができませんでした。そんなある日、翔也は結を呼び出しキャッチボールをしました。
緩い球しか投げない翔也に対して結は手加減は不要だと告げました。しかし翔也は言いました。肩を壊し、こんな球しか投げられなくなってしまったのだと。
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今週の展開
56: 12/16(月)
57: 12/17(火)
58: 12/18(水)
59: 12/19(木)
60: 12/20(金)
予習レビュー
ブログ主の中での今週の注目のトピックは、主人公の天敵の登場。
そして翔也くんの故障。
この二つです。
主人公の天敵
主人公の天敵とは、結ちゃんの職場の上司に当たる調理師・立川さんです。
立川さんが結ちゃんの天敵になるフラグは前週のうちに立っています。
前週、神戸栄養専門学校を卒業した結ちゃんは星河電器に就職。
同社の社員食堂の栄養士として勤務を始めます。
ところが結ちゃんの勤務初日に立川さんが結ちゃんに向かってこう言います。
「うちに栄養士はいらない」と。
どうやら栄養士を雇い入れたことが立川さんは気に入らないらしい。
気に入らないなら人事部に文句を言えば良さそうなものですが、そこがサラリーマンの悲しいところ。
結ちゃんに八つ当たりします。
ここまで書くと立川さんは悪役的なポジションにしか見えません。
実際に今週の前半は、ヒロインをいじめる天敵にしか見えないかもしれません。
ところでブログ主は天敵が悪役のままで終わる脚本は後味が悪いので嫌いです。
人間誰しも好かれる面と嫌われる面がある。
にもかかわらず嫌われる面だけ描く脚本が嫌いなんです。
本作の立川さんについても心配しました。
そんな、嫌われる面だけが強調される薄っぺらい人物造形だったらやだなと。
でも、立川さん、嫌われるだけの人ではないようです。
今週の後半の立川さん
立川さんは頑固一徹な職人です。
職人ゆえに、最初はとっつきにくいですが、頑固一徹の職人は自分の職業に愛情と誇りを持っています。
より良い仕事をしたい。
それが頑固一徹な職人・立川さんの仕事のスタンスです。
より良い仕事をするために、結ちゃんのアイデアも柔軟に取り入れるように。
そして、ついに結ちゃんのレシピを採用。
ところが、結ちゃんのレシピは調理に時間がかかり過ぎるため、社員の食事時間に制限がある社員食堂向きではなかった。
混乱する厨房。
その混乱状態を救ってくれるのが立川さん。
そして混乱状態を招いた全責任を引き受けるのもまた立川さんです。
立川さん、今週の前半には感じの悪いおじさんとして出てくるものと思われますが、後半には間違いなく男前キャラになっているものと思われます。
翔也くんの故障
翔也くんが肩を壊してしまいます。
ゆるい球しか投げられなくなるしい。
しかし翔也くんの故障の描写は、今週はゆるい球しか投げられなくなったと結ちゃんに打ち明けるところでおしまい。
翔也くんの試練は次週のメイントピックです。
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