2025/7/16(水)第16週「面白がって生きえ」
あらすじ
「月刊くじら」の最新号が発売された二日後に編集部にかかってきた電話は、鉄子からの電話でした。
その電話に出たのは東海林でした。
東海林は、鉄子からの電話に出てから考え込み続けていました。
東海林が考え込む様子を見たのぶは、自分が鉄子を怒らせてしまったと思い込み、東海林にあわてて謝罪しました。
のぶの謝罪に対して答えた東海林の言葉は意外なものでした。
その日の夜、嵩や岩清水を連れて屋台で飲んでいた東海林は打ち明けました。
鉄子がのぶを引き抜こうとしているようだ。
この事態にどうしたらいいのか考え続けているのだと。
そのころすでに帰宅していたのぶも、メイコに鉄子のことを話していました。
参考:地デジ番組表
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ
鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
薪鉄子の実在モデル?
前週から登場し、今週に入ってから本格登場となる薪鉄子という新キャラクター。
この薪鉄子に実在モデルはいるのか?
結論から言うと、人物像の設定はほぼほぼ創作と思われます。
しかし、のぶちゃんが上京するきっかけを作るという役割を薪鉄子が持っているという点のみ、薪鉄子の役割の参考になった人物はいます。
ドラマの中では、のぶちゃんは東京に取材旅行に行った際に薪鉄子と出会います。
そして、のぶちゃんの速記スキルに関心を持ったらしい薪鉄子は、自分の下で東京で働かないかとのぶちゃんにオファーするようです。
また、薪鉄子は高知出身なので、同じ高知出身ののぶちゃんに興味を持つことも考えられます。
史実でも、リアルのぶちゃんの上京のきっかけを作ったのは高知出身の代議士です。
ただし、その代議士はかねてよりリアルのぶちゃんの知り合いだったようです。
のぶちゃんの知り合いだった代議士は、速記のスキルを持った秘書を必要としていました。
そこで、その代議士はリアルのぶちゃんに秘書をやってもらえないかと打診。
リアルのぶちゃんはその依頼を引き受け、リアル嵩くんよりひと足先に上京しました。
【史実】リアル嵩くんが東京で取材した代議士
前週から今週にかけて、のぶちゃんや嵩くんたち「月刊くじら」編集部の面々は、取材のために東京に滞在。
高知出身の婦人代議士で「ガード下の女王」の異名を持つ薪鉄子の取材を行います。
一方、史実の中でリアルのぶちゃんやリアル嵩くんたち「月刊高知」編集部の面々は、東京への取材旅行では林譲治氏という代議士の取材を行なっています。
林譲治氏は高知県出身。
林譲治氏は当時、第一次吉田茂内閣の内閣書記官長をつとめていました。
林譲治氏はその後、官房長官、副総理、衆議院議長などを歴任。
高知県出身の大物代議士への取材記事は、「月刊高知」の特集「われらが代議士を訪う」で掲載されました。
なお、吉田茂氏のお父上の出身は、上記の林譲治氏と同じ高知県宿毛(すくも)村でした。
しかし吉田茂氏ご本人は東京生まれの横浜育ち。
さらに海外生活も長かったことから、高知県を郷里とは考えていないようだとの言葉も、その取材で林譲治氏から引き出しました。
なお、林譲治氏の取材の際のリアル嵩くんの役割は、林譲治氏を観察して似顔絵を描くことでした。
薪鉄子のキャラクターモデル?
今週から登場する新たな登場人物・薪鉄子は、のぶちゃんが上京するきっかけを作るという役割のみ実在の人物が由来。
人物像そのものは創作キャラクターであるらしいというのは上に述べたとおりです。
ただし、薪鉄子は「アンパンマン」に登場するあるキャラクターをモデルにしていることは明らかです。
あるキャラクターとは「てっかのマキちゃん」です。
「アンパンマン」公式サイトの情報によれば、「てっかのマキちゃん」は次のようなキャラクターです。
・短気だけどとても強い
・困っている人を助けずにはいられない
・ドキンちゃんが弟子入りしたこともある
のぶちゃんは「ドキンちゃん」を再現したキャラクターではないかとも言われています。
ドラマの中でのぶちゃんは薪鉄子に半ば弟子入りするような形で仕事をします。
なので、「アンパンマン」公式サイトにある「ドキンちゃんが弟子入りしたこともある」がそのままドラマの中で再現されるのかも知れません。
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ