2025/8/11(月)第20週「見上げてごらん夜の星を」
あらすじ
三星百貨店を退職し独立した嵩は独創漫画派という漫画家が集まる集団に所属。
その集団の中で割り振られた漫画の仕事を手がけるものの、決して順調と言える状態ではありませんでした。
一方、のぶは鉄子に秘書を続けさせて欲しいと頭を下げていました。
のぶは独立した嵩を支えるために必死でした。
そんなある日、八木の店に足を運んだ嵩は、自分の漫画は大衆受けしないと悩みを打ち明けました。
愚痴る嵩に対して八木は、大衆に媚びることなく自分らしい漫画を描けばいいと諭しました。
するとそこに鉄子が買い物にやってきました。
嵩がのぶの夫だと知った鉄子は、のぶについて聞きたいことがあると嵩に問いかけました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
嵩くんが三星百貨店を退職
前週、嵩くんは三星百貨店に退職届を提出。
念願かなってついに独立することができました。
今週は独立した状況からスタートです。
ところで嵩くんが高知新報をやめたのには理由が2つあったはずです。
1つ目の理由は上京するため。
2つ目の理由は会社勤めをやめ、東京で漫画を描くことに集中するためでした。
しかし登美子さんの強いすすめに押し切られて不本意な就職。
高知新報のときとは異なり三星百貨店では意外にも仕事ぶりが認められていました。
ポンコツ姿を次々とさらしていた高知新報のときとはえらい違いです。
しかし、ポンコツながらも楽しそうに仕事をしていた高知新報のときとは異なり、三星百貨店ではあまり楽しそうには見えない嵩くん。
やはり就職することは不本意な選択だったのでしょう。
そんな嵩くんの気持ちを察したらしい八木さんも嵩くんのことを心配していました。
上京してから5年も経ってしまいましたが、ようやく嵩くんは自分の好きな道を選ぶことができました。
独立はしたけれど
嵩くんが上京した一番の目的であった漫画に専念する環境は手に入りました。
しかし、漫画に専念はできても納得のいく漫画の仕事をすることができない嵩くん。
嵩くんの受難はまだまだ続きます。
三星百貨店を退職した嵩くんは独立漫画派という集団に所属しました。
この独立漫画派という集団は、雑誌や新聞の四コマ漫画などの単発の仕事を受注し、所属しているメンバーに対して仕事割り振る役割を持った集団です。
つまり独立漫画派に所属していれば定期的に仕事が入ってくるわけです。
なので漫画の仕事を取るために漫画家は営業する必要がなくなり漫画に専念できるというわけです。
嵩くんは割り振られた漫画の仕事で収入を得ながら、自分の好きな漫画を描いてそれをどこかで発表することを考えていたのでしょう。
しかし、どうやら漫画の仕事は思ったほどにはまわってこないらしい。
そんな状態が続いたまま今週中に7年がスキップ。
嵩くんは下請けの漫画の仕事はあるものの、漫画家として売れることはなく、独自の漫画作品を発表する機会がない状態のまま。
今週はそんな状況下で、漫画とは無関係な仕事が舞い込んでくる展開が描かれます。
【史実】リアル嵩くんが三越百貨店を退職
リアル嵩くんが三越百貨店を退職するまでの敬意はドラマとはかなり異なります。
リアル嵩くんは、漫画などの仕事で得られる収入が三越からのもらう給料の3倍に。
そして、いよいよ漫画家として独立を考え始めるものの踏み切ることができないリアル嵩くん。
ここまではドラマと同じ。
史実では、リアル嵩くんの退職に三越の労働争議がからんできます。
会社と組合が激しい対立を繰り広げる中、会社と組合が自分たちだけが正義とばかりの物言いで主張し合う姿にリアル嵩くんは幻滅。
そんな中でリアルのぶちゃんがリアル嵩くんに次のように言ったのだそうです。
「収入がなければ私が食べさせてあげる」
このリアルのぶちゃんの一言が決め手となり、リアル嵩くんは三越退社を決意しました。
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