2025/8/12(火)第20週「見上げてごらん夜の星を」
あらすじ
嵩はスケジュールを書く黒板を仕事の予定で埋め尽くし、それを見たのぶは心から喜びました。
しかし実際には嵩にそれほど仕事は入っておらず、のぶのいないところで嵩はため息をついてばかりいました。
そんなある日、のぶは鉄子から思いもよらないことを告げられました。
鉄子はのぶに解雇を言い渡したのです。
その数日後、落ち込むのぶは登美子の家を訪問。
自分が解雇されたことを登美子に打ち明けたのぶは、嵩には余計な心配をかけたくないと話しました。
のぶの言葉を聞かされた登美子から帰ってきた言葉は、のぶには意外なのものでした。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
のぶちゃんが薪事務所を解雇されるフラグ
今週、のぶちゃんが薪事務所を解雇されます。
唐突な解雇のようにも見えますが、実は解雇のフラグはかなり以前から立っていました。
いつだったか、のぶちゃんが薪先生に対してガード下の人々にたまに会いに行ってほしいと要請。
そののぶちゃんの要請を世良さんがきっぱりNOと言う場面がありました。
あれが最初の解雇のフラグと思われます。
のぶちゃんは戦時中に子供たちに間違ったことを教えてしまったことの罪滅ぼしをしたいと言う気持ちが強い。
嵩くんと同様に逆転しない正義を見つけたいと考えている。
のぶちゃんと出会った頃の薪先生も、のぶちゃんと同じような理想に燃えていました。
だからこそ、自分と同じ理想を追うのぶちゃんをスカウトしたのでしょう。
しかし、政治のリアルに巻き込まれるうちに理想よりもリアルを追わざるを得ない状況に。
世良さんの言葉を借りるなら、世の中を変えるには相応の地位が必要。
相応の地位を得るには、これまでと同じことはやってられないということです。
そして現実への対応を求められる薪先生と、理想を追うのぶちゃんの間のギャップが拡大。
薪先生は次のように判断したのでしょう。
のぶちゃんが自分のところにいては理想を追うことはこれ以上は出来ないだろうと。
解雇されたのぶちゃんのその後の行動
薪事務所を解雇されたのぶちゃんは、その後、どこかの会社に就職するようです。
嵩くんがもし三星百貨店を退職していなければ、もしかするとのぶちゃんは就職する必要はなかったのかもしれません。
しかし嵩くんが三星百貨店を辞めたことで柳井家は安定収入を失いました。
独立したばかりの嵩くんの収入はまだまだ不安定です。
なのでのぶちゃんは就職しないと家計が成り立たないという事情があったのでしょう。
嵩くんが三星百貨店を退職し、同じタイミングでのぶちゃんが解雇されるという想定外のトラブルに見舞われたところでドラマは7年スキップ。
7年後も状況は変わらないようです。
嵩くんには売れる気配がない。
売れないから収入もおぼつかない。
だからのぶちゃんも嵩くんを支えるために働かざるを得ない。
そんな状況ののぶちゃんは、会社勤めの後にもう一つ仕事をするようです。
このころ、八木さんは雑貨店の店長さんをしています。
のぶちゃんは八木さんのお店で手伝いをするのだとか。
そして、のぶちゃんのダブルワークでショックを受けた嵩くん。
そのショックから名曲が生まれるようです。
『手のひらを太陽に』
しばらく前から登場し始めていた作曲家・いせたくや。
カフェで打ち合わせをしている嵩くんに声をかけてきたり、「のど自慢」の予選にチャレンジするメイコちゃんの歌のレッスンに協力したり。
何かと嵩くんとその周辺の人々に近寄ってきたいせたくやが、今週は嵩くんの仕事に深く関わることになります。
嵩くんはミュージカル『見上げてごらん夜の星を』の舞台美術を引き受けることに。
このミュージカル『見上げてごらん夜の星を』の作曲を手掛けていたのがいせたくやです。
ミュージカル『見上げてごらん夜の星を』の仕事を通して嵩くんと親しくなったいせたくやが嵩くんにお願いします。
自分が曲をつけるので作詞してもらえないかと。
ところが、自分は漫画家であり作詞家ではないと考える嵩くんはこれを拒否。
そんな中で、のぶちゃんが八木さんのお店の手伝いをするというダブルワークをしてまで嵩くんを支えている事実が発覚。
ショックを受けた嵩くんは、依頼のあった仕事はすべて引き受けようと気持ちを改めるのでしょうか。
いせたくやの依頼を引き受けようと考え始めたその時に降りてきた詩。
それが名曲『手のひらを太陽に』だったというところで今週は幕を閉じるようです。
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